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寝子島電鉄霊界線 銀朱駅(2)
化神 小次郎
。名前はいかついがまぎれもなく恋する乙女である。
「あたし、荒っぽいことには首突っ込まない主義なんだぜ?」
「おお、そうか。化神だって女子だもんな。付き合わせちまって悪いなあ」
のしのし、ずしん。ただでさえ巨漢なのが今やビルと見紛うばかりの巨人、おばけのだいだらぼっちと化した
吉田 熊吉
先生こそが、小次郎の想い人だ。
その肩に乗り、太くてみっしりとした首筋に手を添え立っていると、何だか昂揚してしまう。
(荒事はもうやめたけど……熊センセーのためとあらば、話は別だぜ)
口ぶりではちょっぴり渋るフリをしながら、その実小次郎はやる気十分、気合も十分であった。
「おし! ちょっと行ってくるぜ!」
「気を付けろよ!」
熊吉先生の肩を蹴って飛び立つ。
今の小次郎は、鴉天狗だ。黒くて大きな翼はどうにも可愛くない、似合わないと思ってしまったが、熊センセーなどはひと目見るなり、
「おお、化神は天狗か? 似合うじゃねえか。はっはっは」
などと気に入ってくれたようなので、小次郎も悪い気はしなかった。
「おわっ!?」
がらがらぴしゃんと稲妻が轟き思わず身を縮めたが、熊吉先生が大きな手のひらで光をさえぎり庇ってくれた。なんて生徒思いだろう。
「へへっ、ありがとなセンセー! こりゃああたしも頑張らないとだぜ!」
作戦は決まっている。空を飛ぶ鵺を誘導し、熊吉先生のもとへ導くのだ。どうやら仲間たちも同じ考えのもと行動しているようだし、小次郎もそこへ同調することとする。
気合一発、脳裏に強くイメージする。
「あたしの幻に惑いな!」
小次郎のろっこんは、幻影を作り出す。多数の小次郎自身が鵺を取り囲むイメージが、ろっこんにまさしく小次郎の像を再現させた。
たくさんの小次郎たちが、鵺を翻弄する……と。
「I'll be back」
どうやらそこへ、新たな仲間が到着したようだ。
「君が人類抵抗軍のリーダーか」
「はあ?」
小次郎は思わず眉をひそめる。
/ ででんでんででん \
サングラスをかけている。サングラスをかけているが、服は着ていない。かろうじてタオルを腰に巻いてはいるが、有り体に言ってほぼ全裸である。
田峰 貞八
。彼の風貌を端的に言葉で表すなら、『容疑者は男性、190cm、髪は茶、筋肉モリモリマッチョマンの変態』といったところだ。
小脇に抱えたピヨチャンの風呂桶は何だろう。
「寝子歴1371年。鵺……人呼んでスカイ鵺ットの攻撃が始まった。それを破壊するためにやってきたのが私だ」
「何言ってんの!? つーか服着ろよー!?」
乙女な小次郎などは思わず顔を赤らめたが、彼はどこ吹く風。くわっと天を仰げば、グラサンの奥でLED電球のように赤い光がぎらりと灯る。
「来いよスカイ鵺ット、雷なんて捨ててかかってこい!」
「ちょ、おい、おっさん何を始めようってんだ!?」
その言葉を待っていた、とばかりに彼は言ってのけた。
「第三次大戦だ」
みょんみょんみょんみょん。その時貞八の筋骨隆々が更なるパンプアップを始めた。否、彼もまた熊吉先生のごとくだいだらぼっちとして巨大化し始めたのだ。
それを一瞥した鵺がぴしゃりと雷を落としたが、鋼鉄のごとき彼の肉体には通じない。
一緒に大きくなったエナジードリンクをグレネードに見立てて投げつけたり、ピヨチャン桶をフリスビーめいてブン投げたり、戦闘行動を開始した巨大マッチョマンを呆然と見つめ、小次郎は思わずつぶやいたという。
「今日は厄日だぜ」
何言ってんだか分かんないという人は、日本語吹き替え版『独楽ン堂』を観よう。全力で観よう。
轟音響かせ降る雷は言わずもがな脅威だ。おばけとなった身であっても、ひとたび浴びれば真っ黒こげ、ひとたまりもないだろう。
「勇者の心得その12、危険にあえて飛びこむべし!」
いつもの口上をぶち上げた
ルーク・ポーラスター
だったが、鴉天狗の翼を得ても飛行には慎重にならざるを得ない。
「なんて強力なモンスターだ! あの雷を食らったらやばいな……うわあっ!?」
「ルーク、あぶなーい!」
竜の顎のごとく天地を繋いだ稲妻に飲まれようとしたルークを横からかっさらうようにして救ったのは、
アリス・ミーティア
だった。
翼は自前だが、美しい青い髪には何やら雪の結晶らしきものがちらちらと散っている。どうやら彼女は雪女となったようだ。
「サンキュー、アリス! 助かったぜ」
「ルークはカラステング? 一緒に飛べるなんて、ちょっと楽しいかも♪」
「おう、一緒にあいつをやっつけてやろうぜ!」
星幽塔では相棒のように数々のクエストをこなしてきた二人のこと。共に空を翔ける身となったならば、その連携は息もぴったりだ。
「行くよ、ルーク!」
かけ声一つ、雷を避けながら左右へ散る。
「そっちが雷なら、こっちは氷の雨を降らせるよ!」
弧を描いて旋回しつつ両手をかざすと、鵺をめがけて、天から雹が降り注ぐ。硬い氷塊がいくつも直撃し、鵺の猿顔を怯ませたところへ追撃、両手に構えた銃からは氷の弾丸をつるべ撃ち。
そのさなかにもルークと視線を結び、うなずき合う。
「食らえっ!」
アリスの射線を縫うようにして飛ぶルークは鵺へ肉薄し、得意の剣戟をお見舞いする。
直接攻撃を敢行されるとは思わなかったのか、鵺はぎゃんと驚いた声を上げ、距離を離すように身を翻した。
「よしよし、効いてるね♪」
「このまま押し切るぜ、アリス!」
「うんっ、いこう!」
アリスとルークの猛攻が鵺を防戦に回らせ始めた頃、
山田 勘三郎
はさらにその上空から眼下を睥睨していた。
「こんにゃろう、俺んちの上空で好き勝手しやがって!」
旧市街は彼のホームだ。家族は今頃すっかり寝入っているか、あるいはこの騒ぎに目を白黒させているかもしれない。
「家族には指一本触らせねえ……!」
そんな気合が形を成したものか。彼は鳴き真似を発してろっこんを使い、カラスへと変ずる……のみならず、その身体はいつもの十数倍も巨大化していた。
だいだらぼっちの体躯をもつ巨大カラスの誕生だ。
(どうせなら、もっとカッコイイもんになりたかったけどな……こいつをぶっとばせるなら、この際なんてもいいか!)
ガァと上げたひと鳴きはもはや咆哮と言うべきか、巨鳥と化した勘三郎は翼を一打ち。豪風纏わせ飛翔する。
(うおっ、すごいスピードだけど小回り利かねえ!?)
砲弾めいて飛び出した巨鳥へ、容赦なく稲妻は降り落ちる。轟雷をまともに浴びて、勘三郎は腹の底から苦悶の声を絞り出した。
が、止まらない。
(でかすぎて雷避けきれねえ……けど関係ねえ、パワーでごり押してやる!)
今の勘三郎にはもはや電撃の痛みも痺れも、その勢いを止めるには至らない。
巨体が風に乗るに任せて、勘三郎は鵺へと突撃を敢行する。
夜空の月を震わせるほどの衝撃が、空飛ぶ怪異を貫いた。
「よいしょ。ちょっと休ませてね」
大ガラスの背に腰かけたアリスとルークを乗せたまま、勘三郎は大きく旋回する。
前方、よろめくように飛ぶ鵺にはここにきて、明らかなダメージの蓄積が見て取れる。
仲間たちの誘導・陽動作戦も功を奏し、鵺を囲い込む陣形が整いつつあるようだ。
「このまま一気に叩くぜ!」
ルークの気合に呼応するように、大ガラスも雄たけびめいた鳴き声を上げた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
ホワイトシナリオ(100)
グループ参加
5人まで
シナリオジャンル
コメディ
バトル
神話・伝説
定員
1000人
参加キャラクター数
67人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2021年03月14日
参加申し込みの期限
2021年03月21日 11時00分
アクション投稿の期限
2021年03月21日 11時00分
参加キャラクター一覧
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