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Afternoon on a rainy day
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【一四時 歌よ響け】
白浜 渚
は九夜山の比較的に街に近い位置……だが、人の少なそうな場所まで雨の中を歩いてきていた。
しばらく歩いて見れば、いくつか雨を避けれそうな木があり、人に聞かれる心配も無い場所を上手く見つける事が出来たようだ。
「あー、あー、あーいーうーえーおー」
準備を整え、姿勢もしっかりと直して声を出してみる。
渚は、ここで歌の練習をするようだ。
(こういう日だから、歌える歌もありますからね)
雨はどんどん降ってきていて、どこかでだれかも同じ空を見上げているのだろう。
だが、渚はここで渚の世界を作るのだ。
(ジャンル的にはバラードでしょうか?)
そう悩みつつ、脳内でいくつかの曲をピックアップする。
しばらく、考えたら、一曲一曲を歌う。
歌声が、周囲に響き渡り、雨が地面に溶け込むように周囲へと拡散していく。
そこには確かな力が宿り、周囲の緑がほんの少しだけ凪ぐ。
ろっこんでは無くとも、渚は十分な歌の力を持っているようだ。
(以前、自分なりにネットで調べてみたら、歌の上達方法、直ぐに見つかりました。今までなぜ、やってなかったのか分かりませんが、なるほど、こうやってやるのですね)
自分なりに努力をしつつ、技術の向上を考える渚。
(体を楽器にするとありましたし、身体全体で歌うようにすればいいでしょうか?)
少し体を揺するように、声を出す。
そうしてしばらく歌い続ける。
気がついたら、いい時間となっていた。
「風邪を引かないよう、雨が強くなったら切り上げて帰らないといけませんね」
十分に手応えを感じつつ、渚は来た道を引き返していくのであった。
……まだ、雨は降り続いている。
【一五時 ナマズ釣り】
猫又川の中流……その周辺にナマズの釣れる絶好の場所があった。
今日は雨で水かさは増し、土が流れ込んだのか、釣り場の水はやや濁っている。
ここまでくれば流れも停滞しており、濁り具合からそれ分かるといったところか。
水温はやや低めだが、ナマズは活性化している……。
水中の様子を周囲の様子から想像してみると、探していた『流れが穏やかで水深は浅く、水中に植物が茂って流れ込みがある場所』を発見したと言ったところか。
そこでナマズを釣ろうというのが
亜魚隈 猯利
のやりたいことであった。
レインウェアを着込み、釣り具も用意してきた。
あとは、釣るだけである。
猯利はルアーを釣り竿に取り付けると、軽快に水中へと投げ入れた。
つけているルアーは、水の音と動くときの震動で魚に獲物がいることをアピールするものだ。
それを一定のスピードで巻いていくことを繰り返す。
ゆっくりとリールを巻くその仕草は、釣りになれている事がよく分かる。
やがて、何回目かの投入の時、手元にかすかな手応えを感じる。
(ナマズがルアーに食らいついたら重みをしっかり感じてからアワセる。バレやすい魚なので取り込みは慎重に)
そう思考した瞬間、バポッという捕食音とともにナマズがルアーに食らいついた。
ある程度やって反応がなければ場所を変えることも猯利は考えていたが、どうやらその必要は無いようだ。
いつもの釣り場では無かったが、どうやらここは当たりのようだ。
バシャバシャとナマズは、水面で暴れて、ルアーをはずそうとするが、なかなか外れようとはしない。
ヘッドシェイクと呼ばれるそれは、頭を振るようにして針をバラしにかかる。
そして、体をきりもみ状態で回転させるローリングをするのだ。
そう言う意味では、ナマズ釣りはナマズとの駆け引き割と面白い。
やがて、ナマズとの駆け引きを終えると一匹のナマズが釣り上がる。
やや大きめ、50センチ強のナマズである。
猯利は鑑賞した後、リリースをした。
そして、再び雨の日の釣りを続けるのであった。
【一五時 お散歩】
桜花寮近辺で、猫デザインのレインコートが揺れていた。
その正体は
恵御納 夏朝
である。
猫マークのついた長靴を履き、防水加工の猫リュックに折り畳み傘や必要なモノを入れて、猫模様のついた雨傘さして、外へでて散歩をする。
宿題はすでに済ませており、心置きなく散歩へ。
(この春来たばかりの寝子島……。風景は少しだけ見慣れたけど、雨の日はまた少し違う雰囲気がする)
そんな事を思いつつ、歩き始める。
雨の雫の音がさまざまな音楽を奏で、周囲を見回すといつもと違った風景が見える。
どこへ向かうか決めず、のんびり、ゆったりと歩いて行く。
猫模様の傘がくるくる揺れて、やがて、景色が変わっていく。
ぶらりと猫又川の方へ行けば、かすかに蛙の鳴く音が聞こえてきた。
「……寝子島だとかえるさん、あんまりいないかなぁ」
どうやら、夏朝の出身地ではもっと蛙がいるらしい。
「あちこちから、けろけろ鳴く声、よく聞こえたんだけど……」
そう言いつつ、蛙を探してみる。
そうして見つけた蛙は、自分のいたところよりちょっと小さかった。
蛙は夏朝の方を見てけろりと鳴くと、川の方へと消えていった。
次に、夏朝は猫を探し始めた。
もともと、のんびり散歩をするのである。
「猫さんは……残念だけど、今日はあんまり見れないかも?」
そう言いつつ、今度は旧市街方面へと足を向ける。
(雨の日は、家の中か、雨宿りできそうな場所にいそうだから、探してみようかな? 会えると良いなぁ)
そうで無くても、また晴れの日に会えば良い。
結果的に、夏朝は軒下やいろんなところにいる猫を発見する。
(今日は、雨の日を楽しむ日。ざあざあ降る雨と、音と、風景を楽しむ日)
猫たちと時折戯れながら、街の中を歩いて行く。
(いずれ雨が上がったら、虹が見れるといいけれど……今は気の向くまま、散歩を続けていようかな)
そうして、夏朝は雨の日の散歩を楽しんだ。
後日、雨の日で知り合った猫がたまたまにゃぁと挨拶をしてくれたとかしてくれなかったとか。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
じんの
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
動物・自然
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年10月29日
参加申し込みの期限
2013年11月05日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年11月05日 11時00分
参加キャラクター一覧
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