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Afternoon on a rainy day
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【一五時 本日二度目の遭遇】
圭花はシーサイドタウン方面の繁華街へと買い物に来ていた。
自分の買い出しを日曜日にすべて済ませてしまおうという魂胆だ。
先ほどは、妙な男にぶつかられたのだが、それはもう気にしていない。
今度は何が起こるのか……まこと、雨の日情勢は複雑怪奇である。
警戒するように動く圭花に対し、ある人物が声を掛けた。
「そんなところでキョロキョロしていると、不審人物に間違えられるよ?」
愛用のミドリ色のカエルさんレインコートを丁寧に脇に持っている。
どうやら、カフェテラスから出てきたばかりのようだ。
その声の主は
鰐淵 碧緒
という。
碧緒はファーストフード店で、コーヒー飲んだり軽食を取りつつ、分厚い本を読みながら人間観察をしていたのだが、あまりにも挙動不審な圭花を見て、思わず声を掛けた。
「いきなり声を掛けてきて……はっ、まーさーかー! あなたの名前ってミスお人よしさん?」
「残念ながら、私には
鰐淵 碧緒
という立派な名前があるよ、ミス挙動不審さん」
碧緒は大げさに驚いてみせる圭花に、にやりと笑ってそう返した。
「私にだって、
桃川 圭花
という立派な名前があるわよ!」
が、圭花だって負けじと返す。
カップルや一人の人、いろんな人の会話、行動、果ては注文した内容までいろいろと観察したりメモを取ったりして、自分の専門分野のプロファイリングの資料を作っている碧緒にとって、なかなか新鮮な会話だったのか、実に楽しそうである。
「ところで、その挙動不審の理由を聞いても差し支えないかい?」
「あなた、わりと容赦が無いのね……」
そう言いつつも、圭花もなんだかんだで会話を楽しんでいるようだ。
結局のところ、先ほどの倉庫群の事は胸に秘めつつ、圭花はこれからの会話を楽しんだ。
碧緒も碧緒で、人物に関する資料がやや厚くなったのは言うまでも無い。
【一五時 Tシャツは素晴らしい】
猫鳴館から傘をさして、うきうきとした様子で楽しそうに歩いている女子がいた。
その女子、
藤堂 月乃
は、シーサイドタウンのお気に入りのTシャツの店へと向かっていた。
理由は、そのメルマガが届いているのを思い出し、見れば雨の日の来店と新作の商品の購入特典があるというのだ。
「新しいTシャツが出たみたいだし、ちょっと行ってみようっと♪」
月乃は新作のTシャツに思いをはせつつ、やがてその店へと到着するのであった。
店に入ると、早速新作のTシャツを確認する。
周りは、文字Tシャツの山、山、山……どうやらこの店は、文字Tシャツを扱うコーナーがあるようだ。
「このお店の商品は楽しいから大好き! これが新作ね!」
テンションを上げつつ、月乃は表に『油断大敵!!』と書かれたTシャツを取り上げる。
くるりと背中のイラストを見れば、般若からゆらゆらと青い炎がでているプリントがなされている。
「これを来てトレーニングしたいわ」
そう言いつつ、サイズを確認し、かごに入れる。
そして、次に月乃の目に映ったのが表には左胸に当たる部分に猫の可愛いイラストがプリントされているTシャツであった。
こちらの背中のイラストには『私は猫派です』という文字が躍っている。
その隣には、犬のデザインのものがあったが、月乃は迷わず猫のデザインの方をかごに入れた。
他にもいくつかのTシャツを購入し、会計を済ませる。
「あ、これお願いします」
そう言って、店員にメルマガの新品の新作の購入で入手できる特典のチケットをプリントした部分を渡す。
そうすると、店員から特典グッズがプレゼントされた。
『油断大敵!!』と書かれたペン立てに、『なめんなよ?』のロゴが入っているティッシュであった。
帰り道、月乃は行きと同じようにうきうきとしながら傘をさして帰る。
また晴れの日が楽しみだとそんなことを思いながら、もらった特典をどうしようかと思い浮かべる。
「ん~、ペン立ては自室の机の上に置き、Tシャツは次の友引の日におろすことにしようかな」
そんな事をつぶやきつつ、また月乃は歩いて行くのであった。
【一五時 行ったり、戻ったり。そして……】
雨の日のセールといえば、お菓子屋もまた雨の日にセールをしているところがある。
神野 マキナ
もそんな輸入系のお菓子屋でマイナーな輸入菓子を大箱買いした帰り道であった。
途中、寄ったコンビニで当たり棒つきのアイスを買い、その新作のポルシチの味を楽しみつつ、マキナはシーサイドタウン駅の付近を歩く。
今日は日曜で、時間が出来て、買い物も出来た。
お菓子を買って、いい買い物ができたな、と満足して、というそんなマキナの前に、ちょっとアダルトでピンク色な施設が現れる。
シーサイドタウン駅から少し外れたあたりに間違って行ってしまったのだ。
「おや、間違ったかな? 傘をさして食べながらはまずかったか」
慌てて回れ右をして、帰ろうとしたところ、入れ替わるようにして入ってきた男にどんっとぶつかり、バランスを崩す。
「……大丈夫か?」
「あ、はい」
「とっとと、帰れ」
言うだけ言って歩き出したその男は
本田 宗次
という。
思わず、敬語になるマキナ。
どうやら、傘を持っていないようだが……。
(帰る途中で傘を持ってない人に会ったりした場合は、予備の傘はないけれど、良かったらぼくの傘に入って行く? そんな風に聞こうと思っていた時期がぼくにもあった)
少なくとも、この場で聞いて良い雰囲気ではない。
そして、マキナが顔を上げたとき、宗次はさっさと行ってしまっていたので、言葉が掛けられるわけないのだが……この場から離れたいマキナは慌てて帰り道に着いた。
「ボルシチ味でお近づきに誰かとなれたらなぁ」
そんなことを言いつつ、帰り道を行く。
「うん、面白い味だ」
シーサイドタウンのショッピング街へと戻ってきたマキナ。
そうしたら、やたら騒がしい一角がある。
圭花と碧緒の舌戦はまだ続いているようだが、圭花はどうやら傘を持っていないようだ。
「こんにちは」
二人に近づきつつ、マキナは声を掛ける。
(相合い傘、できるといいな)
そんなことを、考えながら。
圭花は、その好意を受けただろうか? それは、圭花次第である。
ともかくも、舌戦はおしゃべりになった。
これもまた雨の日の奇縁がなせる技だろう。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
じんの
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
動物・自然
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年10月29日
参加申し込みの期限
2013年11月05日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年11月05日 11時00分
参加キャラクター一覧
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