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Afternoon on a rainy day
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【一三時頃 追跡とぶつかって……?】
旧市街の魚市場と水処理センターあたりの倉庫群の一角を、
ジニー・劉
は、必死で駆けていた。
「畜生、ドジ踏んだ」
そうぼやきつつ、傘も差さずに市場を通り抜ける。
ジニーは情報屋としてミスをしたのか、あまり仲良くなりたくないおじさんやお兄さんたちに、追われている最中であった。
この付近は、朝は賑わうが、今はそうでもない。
あまり人もおらず、隠れるには不適格だが、余計なトラブルにはならない。
「こうしてると思い出すぜ 初めて寝子島に来た日を」
そうして、次の角を曲がって隠れるはずであった。
「きゃっ!?」
がらん、とジニーは誰かとぶつかり、その女性が持っていた買い出しの缶詰やらが転がっていく。
その女性は、
桃川 圭花
である。
彼女はたまたま、市場の知り合いから魚介類関係の缶詰を安く譲ってもらい、その帰り道であった。
ちなみに、圭花は受け取った帰りに傘を開こうとしたら、ぼろぼろと傘が崩れ落ちて、泣く泣く倉庫群から抜けてさっさと帰ろうとしていた時であった事を付け加えておく。
「ちっ」
ジニーは舌打ちすると、圭花を無視して走り去る。
「ちょっと! ぶつかった事ぐらい謝りなさいよ!」
そんな圭花の声を背景に、シーサイドタウン方面へと逃走を図るのであった。
「……って、こーいう展開アリ?」
戸惑った圭花であったが、幸いな事に怖いおじさんやお兄さんには会わずにすんだ。
缶詰を回収すると、別の買い物に向かうのであった。
【十三時 うさぎ屋にて】
お好み焼き屋「うさぎ屋」では、やや遅めの昼食会が開かれようとしていた。
少し早めに来ていた
後木 真央
は、先日の事を思い返す。
待ち人には事件やら何やらで色々と恩があるので食事で返そう、という趣旨だ。
「修ちゃん絶対仔ネコさま連れてくるのだ。今度は準備万端なのだ」
修ちゃんこと、
八神 修
が真央の待ち人である。
猫も食べられるよう豚平焼き二つ注文し、冷ましながら待つ。
「後木はいるか?」
待っていると、少し雨に濡れた修がうさぎ屋ののれんをくぐる。
「こっちなのだ!」
その修を見つけると、真央は声を上げて呼んだ。
「用事からの帰り道で雨が降ってな」
どうやらここへ向かう途中から雨が降り出したようだ。
ちょうど外からは雨音が聞こえてくる。
そして修の足下では、ぷるぷるとロシアンブルーの子猫がぶるりと震え、水を払い落とした。
「それが修ちゃんの仔ネコさまなのだ?」
「ブルーだ」
ブルーはそのまま店に入ってすぐのところでお座りをした。
「頭が良さそうなのだ」
そう言いつつも、冷ましていたお好み焼きを分ける。
真央の猫であるがおーとどうやら友達になれそうだ。
がおーも、ブルーと同じ場所でお好み焼きを分け合う。
それを見つつ、修と真央は席に着く。
そうすると名物であるお好み焼きの「全部入り」が程なくして運ばれてくる。
「この前のお詫びに真央ちゃんが奢るのだ任せるのだ!」
そう力んでいう真央。
修はあぁ、あの時のことかと頷いて言った。
「ありがと。じゃあ俺の分は後木が奢って、後木の分を俺が奢るのでどうだ?」
その提案に、真央はびっくりである。
「……ファッ? それじゃお礼にならないのだ」
「困ったときはお互い様って言うしな」
奢るつもりで軍資金をたっぷり用意してきた真央であったが、早くもその目論見は崩れそうである。
が、しかし、ここで真央はある事に思い至る。
(きゅぴーん! 修ちゃんカード派なのだうさぎ屋は現金オンリーなのだ先に払っちゃえばいいのだ!)
うさぎ屋が現金オンリーかどうかは分からないが、ともかく真央はそう思ったらしい。
そして、食事を挟みつつ、会話する。
「いつも修ちゃんに助けて貰ってるのだ、だから真央ちゃんもっと修ちゃんの役に立つよう頑張るのだ」
「役に立つとか、役に立たないとかじゃなくてだな……」
何はともあれ、真央は真央なりに必死なのであった。
それは修も分からないでも無いが、そういう存在を望んでいるわけでは無い。
「友達なんだから、助け合うのが当たり前だろ? いつか、困っているときに助けてくれればそれでいいんだ」
飲み物を頼みつつも、しっかりと答える。
「がおーをキャットロイドのモデルに使わせて貰ったこともあるし、お互い、出来る事で助け合えばいい」
何より、修の体力のない点に関して、修は真央に助けてもらえる部分もありそうなのだが、それは真央が気づく事だ。
「分かったのだ! 真央ちゃん今度は勝つのだ!」
謎のセリフと理解を得つつ、真央と修の二人は遅めの昼食を楽しんだ。
なお、支払いについてだが、修は自分がもらったバイト代を取りだして、結局は割り勘であった。
「親父の金じゃなく、自分で働いた金で払いたかったんだ」
「修ちゃん、それは反則なのだー!」
なんだかんだで、友情とはよいものである。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
じんの
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
動物・自然
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年10月29日
参加申し込みの期限
2013年11月05日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年11月05日 11時00分
参加キャラクター一覧
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