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にゃんぴーす!2~宝を手に入れよ!~
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佐藤 瀬莉
は星ヶ丘の自宅にある物置を開けた。
ここは季節柄、使わないものが仕舞われている。たとえばキャンプやバーベキューの道具、海水浴のパラソルといった類だ。
瀬莉はそこから、必要そうなものをピックアップしていった。それらをリュック――分厚い、登山用のものだ――に入れていく。
瀬莉自身も、登山用ブーニーハット、ウィンドブレーカー、シャツ、クラスファイブショーツにタイツ、足元は登山用ブーツと完璧な装いだ。
親には、友達とハイキングに行くと言ってある。まさか謎の蔓退治だなんて言ったら、反対されるに決まっている。
「行ってきます!」
瀬莉は、両親に心配かけないよう元気よく出かけた。
「えーっと」
白石 龍樹
は押入れを開け、リュックを引っ張り出した。
瀬莉と違い、学校の遠足で使うものだが、龍樹自身の気分もそれに近かった。
母親に作ってもらった弁当を一番下に入れ、おやつとしてチョコと飴も放り込む。ちょっと迷って、バナナも突っ込んだ。痛むから早く食べるように、と母には言われた。
母には瀬利と同様、友達とハイキングだと伝えてある。あながち間違いじゃないよな、と龍樹は考えた。同じ目的で動く同士だが、もはや友人と呼んで差し支えないだろう。
龍樹の服装は、Tシャツにウィンドブレーカー、下はジーパン、それにいつもの運動靴だ。リュックの上から麦茶の入った水筒を下げる。
最後に母がキャップを被せてくれて、気を付けて早く帰るように、と言った。
母の声を背に、龍樹は玄関を飛び出した。
「やあ、久しぶりだねぇ」
東門 巧
は、目の前でにこにこと挨拶する男に眉を寄せた。
似たような体格と年齢、それに見たことがあるような気がするから、おそらく同学年なのだろう。しかし、一年時に不登校気味だった上、今も授業の後は真っ直ぐ帰る巧にとって、現二年五組のクラスメイト以外で顔と名前が一致する者は少ない。
第一、ハイキングに行くようなアクティブな人間と知り合いのわけがない。
上がってもらったら? と下宿の大家である
城之内 小百合(じょうのうち・さゆり)
が中から声をかけるが、知らない相手と膝を交えて話すのは無理だった。
ウィンドブレーカーにブーニーハット、それにジーパン姿の
万条 幸次
は、巧の疑わしげな視線に気付き、ああと呟いた。
「そっかそっか、俺のこと分からない?」
こくん、と巧。
「この前、一緒に黒猫たちと戦った……」
幸次はちらりと家の中に目をやった。幸い、大家は引っ込んだようだ。目を閉じ、帽子を取った。その頭に猫の耳を見つけ、巧はあっと声を上げた。
「分かる?」
「この前の、化け猫!?」
「……酷い言いよう」
先日、幸次がニャッドと戦った際、巧もその場にいた。その時、【缶詰】が解けずに膠着したままだった彼を、幸次がここまで送り届けたのである。
恩に着せるわけではないが、あんまりな物言いじゃないかと幸次はちょっと思った。
が、巧にも言い分はある。
【缶詰】は、ダメージを受けづらいという利点があるが、必ずしも意識を失うわけではない。巧は全く動けない状態のまま、【猫チェンジ】で獣人化した幸次とニャッドたちとの戦いを見ていたのだ。
黒猫たちも恐ろしいが、正体不明の獣人も恐ろしい。それが巧の偽らざる感想だった。
「……ああ、なるほど。俺のこと、ニャッドたちの仲間だと思ったのかぁ」
こくこくと巧は頷いた。
「だって、猫だしさ。猫の仲間かもって思って、ゴメンなさい……」
「いいよ。そりゃあ、勘違いもするよね。その代わりと言ったら何だけど、協力してほしいんだけど」
「協力?」
「ちょっと怪しいものが見つかったら、千年杉まで行くことになったんだ。この前の白石君と佐藤さんと一緒にね。仲間が小学生二人だけだと、やっぱりちょっと心配でさ。といって、他に当てもなくて」
「怪しいって……どう怪しいんです?」
「それについては、道々。それはともかく、同い年なんだから、そんな敬語使わないでよ。タメ口でいいよ」
「えー……あ、はい」
本音は断りたかったが、幸次に対して失礼な態度を取った弱み、小学生二人に何かあったらという心配から、巧は渋々引き受けたのだった。
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担当ゲームマスター
泉 楽
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にゃんぴーす!~黒猫海賊団が現れた!~
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
バトル
動物・自然
定員
10人
参加キャラクター数
3人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2021年01月08日
参加申し込みの期限
2021年01月15日 11時00分
アクション投稿の期限
2021年01月15日 11時00分
参加キャラクター一覧
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