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プールびらきはサニーデイ
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学校指定の水着だというのに、どうしてこう窮屈なのでしょう。
標準的な女子高生の体型に合わせているはずなのに……?
つまり、それは標準を上回っているということ。
北条 冬華
、彼女のある部分……まあ要するに胸ですが、はとてつもなく規格外ということ。
「いつものことだけど、胸が大きくて少し着替えにくいです……」
言いながら颯爽、更衣室より出て行かんとする冬華のスクール水着、その、一部だけ超ぱっつんぱっつんになった素材が丈夫であることを、どうか皆さんも祈って下さい。
「それでは円さん、お先に」
「冬華ちゃん、すっごーい」
目の前に二つ、バレーボールを置いた状態で着替え中なのは
桜庭 円
です。彼女はタオルを巻いたりしてもそもそしております。
ふと円は思います。
――僕があのバレーボールを胸に押し込んだら同じくらいになるかな……って。
首を左右に振って円は、その妄想を追い払うのでした。いけないいけない、今は着替えに集中しましょう。
「そういえば部長、今日のメンバーは……?」
問うのは
笠原 ひびき
です。彼女もやはり、恥ずかしそうにタオルを巻いて水着を着ているのでした。だから動きが小さいのでした。
「ああ、遊ぶメンバーね? 海ちゃんは知ってるよね? さきに着替え終えてプールで待ってるはず」
「うん、小山内は友達だ」
言いながらひびきは思い出します。小さいけれど柔らかみのある海を……。
――やっぱ小さくて可愛いんだろうな。
そもそも、です。小さくて可愛い生徒はこの更衣室にもたくさんいます。
それにひきかえ、なんて言うとみじめになるだけですが、どうしても考えずにはおれないのです。
――あたしなんて、骨ばってたり変に筋肉ついたりしてるし……ちぇっ。
あえて気が楽なところを点を挙げるとすれば、それは現在、一緒に着替えている部長(つまり円)が、わりと平らな体つきということでしょうか。このことについては部長に親近感を抱いている――なんて言ったら失礼でしょうか。
このとき、その
小山内 海
が、学校指定の水着姿で更衣室に入ってきたのです。
「小山内、忘れ物か?」
うん、とうなずいて彼女は、キャップを手にして戻っていきました。
――いいなぁ。
とこのとき思ったのは笠原ひびきだけではありませんでした。
その小山内海も、「いいなぁ」と思っていたのです。ひびきのことを。
――ひびきちゃんもそうだけど、みんなどことなくたくましいというか凛々しい感じがするというか……あ、そっか、みんなは運動系の部活だったもんね。
すごいなぁ、いいなぁ、私も少しは鍛えた方がいいのかな? ――こう海は感じていたのでした。
やがてプールサイドまで出てくると、
「さあみんな、最初は準備体操だー! ひびきちゃんも、冬華ちゃんもがんばろーね!」
えいさほいさとリズミカルに、円は体操を始めました。
「普段からあんまり運動してない奴は足吊るから、きちんとやっときなよ」
と言ってひびきも続きます。
『うん。わかってるよ、ひびきちゃん、けがはしたくないもんね』
楽しげに海も、アキレス腱を伸ばしたりしはじめるのでした。
このとき体操しながら、ひびきはちらっと
御剣 刀
の姿を見ました。
――今日のメンバーに、彼も含まれていたのか……。
学校指定の水着ですが、彼は男性ですから上半身は太陽にさらされています。
精悍な顔つきの二枚目です。広い胸、締まった筋肉質の体、がっしりした二の腕、それでいて妙に色っぽい鎖骨のあたり……なるほど彼が、複数の女子とつきあっているドン・ファンという噂も、根拠のないものではないと思わせるものがありました。
「なにか……?」
彼女の視線に気づいて、刀はふっと顔を上げました。慌ててひびきは目を逸らせます。
「刀君」
体操するふりをして、コツッと
橘 千歳
が、彼の脇を肘でつつきました。
「どこ見てるの?」
千歳も学校指定の水着です。髪はキャップの中に入れ、黙々と準備体操に精を出していました。ところが、密かに(?)刀にご執心の彼女のこと、体操しつつも彼の言動には常に警戒しているのでした。
「別に……どこを見ていたというわけでも……」
「本当?」
「ほら、泳ごう」
ここは深入りは禁物、刀はさっさと歩き出しました。
しかし、真実は……。
――笠原って肌きれいだよな。
なんて思っていたりするのです。これ、ひびきにバレたらぶっ飛ばされてしまうかもしれませんね。
ところでそんな刀たちのやりとりを、一歩離れて見ていたのは
稲場 舞
でした。
――今日のグループ、女の子がいっぱいな中で、一人だけ御剣君が混ざってるんですよね。
だからでしょうか、彼がずっと、なんかデレデレしているように見えるのです。
――やっぱり変態なのかしら。
しかし舞のそれは早とちりかもしれません。
「ねーねー、バレーごっこやろうバレー」
と言いながら持参のボールを、
「へーいトース!」
と打ち上げた円に対して、
「よし、任せろ!」
応じながら刀は、ある記憶にとらわれていました。
それは少し前、プールを使う準備のために、豆腐にまみれて頑張ったあの日の思い出……そのときに起きたハプニングについてです。
それまではもっとストイックなイメージがあった(はずの)彼が、あの日以来、『ラッキースケベ☆ボーイ』なるありがたくない伝説の人となってしまったのでした。
刀は顔が熱くなります。これを舞が『なんかデレデレしている』と判断したものでしょう。
彼の目がついつい女子の肢体、特に動く胸にいってしまうのも、あの悲喜劇がもたらしたものゆえ仕方がないこと……かもしれません。
――ほら北条の胸とかすごいし、うん。
……やっぱり、舞の考察したように彼はデレデレしているのかもしれません。
それでも、冬華のバストに、目を引きつける『引力』があるのは事実でしょう。
海もいまはプールに入って、バレーに興じているわけですが、
『ふゆかちゃん、すごいゆれてる』
レシーブし終えるや、思わずそんなことをつぶやくのでした。スケッチブックに。
「北条さん? いったいどうしたらそんなに大きく……?」
舞もつい、素直な問いを発してしまいます。
ところが当の冬華としては、そういう質問には困ってしまうのです。とても。
だから顔を真っ赤にし、うつむき加減で、
「え? そ、そうですか……あんまりジロジロ見ないで下さい。ここが揺れるのは仕方がないじゃないですか……」
と言いながら、両手で胸をくいっともちあげるのですが、この仕草が逆に、恥じらいのエッセンスを含めたあまりになまめかしいポーズとなり、刀までもが、
「いや、別に大きければ良いというわけじゃない」
などとうわごとのようにつぶやきながら、魂を奪われたようにガン見してしまいました。
『あ』
このとき、海は見ました。
「まったく御剣君は、つくづく変態ですね!」
と言って舞がビート板を手にし、
「刀君、やっぱり鼻の下が伸びているし……まぁ、わからなくもないけど……あ、ボール来た……」
と千歳が、上がってきた絶好球をとらえたかと思いきや、
「その性根を叩き直してあげましょうか!?」舞がビート板をシュートし、
「バレーしてたんだ……バレーだけに……アターック!」千歳がボールを撲つのを!
ざくっ。
ばすっ。
『あぁっ、かたなくんっ! だ、だいじょうぶ?』
大丈夫かどうかはわかりませんが、刀は顔面にたてつづけに強烈な攻撃を浴び、もんどりうってプールに沈みました。
自分も場合によっては……と、拳を固めて乗り出しかけていた笠原ひびきは、肩に置かれた手に気づきました。
円でした。
「刀くん……、不純なことやってると相応の天罰が落ちるんだよ」
にっこりと円は微笑んだのです。
「青春って、感じだよね」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
桂木京介
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
学校生活
恋愛
スポーツ
定員
1000人
参加キャラクター数
108人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年09月26日
参加申し込みの期限
2013年10月03日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年10月03日 11時00分
参加キャラクター一覧
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