this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
プールびらきはサニーデイ
<< もどる
1
…
2
3
4
5
6
…
49
つぎへ >>
プールに続々と、生徒たちが集まってきます。
「晴天ですね、三人で水着買っていて良かったです……えへへ、二人ともとっても似合っていますよ」
朝海 瑠歌
はパステルカラーのビキニ、ピンク色で縁取りされたあたりもチャーミングです。
「サンキュ。瑠歌も可愛いよ! もちろんシオンもね!」
と言いつつ、
鴻上 優梨乃
は両腕を組んでいました。
「ん~、陽が出てるとはいえ、まだ冷えるわね」
多少肌寒いようです。優梨乃もビキニで、チョコミントカラーを基調とした横ストライプ柄のパンツタイプを着用していました。肌寒いのは露出が多いからでしょうか?
一方で
御影 シオン
は、持参した防水小型の携帯を一生懸命に操作していました。やがてメッセージを表示させて瑠歌と優梨乃に見せます。
『ありがとっ! 二人ともすっごくすっごく似合ってるんだよっ!』
かくいうシオンの水着はボーイッシュなデザインでした。青色生地に白のボーダー、もちろん一体型です。
今日もそろって仲良し三人組、先日一緒に買った水着を、一斉にお披露目となったのでした。三人横並びに歩くと、プールサイドに花が咲いたようです。
コースロープが撤去されたプール半分に、そろりそろりとつかります。
「ううっ、やっぱ冷たい!」
自分の両肩を、思わず抱いてしまう優梨乃です。シオンは携帯電話を打つほどではないと思ったのか、こくこくとうなずいて同意を示しました。
そういったときこそ体を動かさねば、と瑠歌は言いました。
「運動して暖まればすぐに平気になります。そうそう」
と彼女がプールサイドに取りに行ったのは、大型のビーチボールでした。
「これで遊びません? 私、作ってもらったんですよ」
きらっ、とシオンの目が輝きました。
「準備いいじゃない」
優梨乃は両手をあげます。そこに、「はーい」と瑠歌の投げたビーチボールが収まりました。
「きれいな柄……宝石をちりばめたような……」
とまで言ったところで、あることに優梨乃は気がついたのです。
――待って、いま『作ってもらったんですよ』って……?
「ってこれ特注!? 瑠歌のビーチボールって一体いくらするのよ……!」
以前遊びに行った瑠歌の家が、大邸宅だったことを優梨乃は思い出しました。間違いなく瑠歌は、超がつくほどのお嬢様です。とするとこのボールも、うっかり手を触れていい価格のものなのか不安になってきました。
――特注? やっぱり瑠歌ちゃんって、お金持ち?
シオンもキョトンとした目で、瑠歌とビーチボールをかわるがわる見比べています。
「あっ、そんなに気になさらなくて大丈夫ですよ、一万くらいだったので……」
「いや一万円くらいでも、結構なものだと思うけど……普通のってせいぜい五百円とかだし……」
これで遊んじゃっていいのかしらという気もしますが、ビーチボールは遊ぶためのもの、腹を決めて優梨乃はこれをポンと打ち上げました。
「じゃあ遠慮なく……! ほら、シオン!」
シオンも笑顔になって、飛んできたボールをポーンと打ち返すのです。
「あと防水のカメラ持ってきたんですよ、思い出、残しましょうね」
パシャっとそんな二人の姿をフレームに収めてから瑠歌が言いました。
「ところでゲームをしません?」
「ゲーム?」
「ボールを打ち合って、ボールを落とした人……つまり最後に触った人ですね……が負けとして、その負けた人二人が勝った人のいうことを一つだけ聞くっていうのはどうでしょう?」
「へー、まあ、ただ遊ぶだけより刺激があって面白そうじゃない」
シオンはどう思う? と、優梨乃が首を向けると、
『楽しそう! やろやろ!』
というメッセージが返ってきました。
「そうと決まれば!」
優梨乃はトビウオみたいにボールにとびつき、大きく大きく打ち上げました。
「負けませんよ?」
瑠歌はふふっと笑います。なにを聞いてもらおうか――と、もう考えているのです。
えーい、と口には出しませんが、本当に『えーい』と言っているような表情で、打ち上げたボールをシオンは追うのでした。
念入りにストレッチ。
とっても念入りに、ゆっくりと。
陸上ではあまり使わない筋肉は、特に念入りに。
エカテリーナ・クロキ
はまっさきに着替えを終えた者の一人でしたが、たくさんの生徒が泳ぎだしても、まだプールに降りていませんでした。
十分すぎるほどにストレッチを行って、それでようやくプールに向かったのです。
飛び込み台に立つと絵になります。構えただけでもう美しい。
なぜって彼女は水泳部、ここに立った回数はもう数え切れないほどです。
陸上部のアスリートとしても優秀な選手ですが、エカテリーナには見果てぬ夢、『トライアスロンで五輪出場』というものがあります。水泳にも情熱を燃やしているのです。
――「水泳部は毎日泳いでるだろ」って言われるかもしれないけど、長距離泳ぐのってめったにできないのよね。
いい機会です。今日は限界に挑戦する気の彼女なのでした。プールびらきの時間中、泳げる限り泳ごうかと思っているのです。
必然的にコースを占有することになるので、タイムを計測するような水泳部の練習ではできないことです。ですが今日なら、まず大半の人は1~4コースに行くでしょうし、仮に共有することになっても、計測があるわけでもないし邪魔にはならない。他の人にペースを合わせるトレーニングにもなることでしょう。
幸い、現在7コースは空いています。エカテリーナはその飛び込み台から、蒼い水面を見つめました。
一度だけ、深呼吸します。そして、
「さあがんばるわよ!」
彼女は飛び込みました。
<< もどる
1
…
2
3
4
5
6
…
49
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
プールびらきはサニーデイ
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
桂木京介
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
学校生活
恋愛
スポーツ
定員
1000人
参加キャラクター数
108人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年09月26日
参加申し込みの期限
2013年10月03日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年10月03日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!