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今日も愛すべき『フツウ』の日。
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「空か」
舌打ち。
明日くらいに崩れ落ちそうなビルの一室で
ジニー・劉
は空になった煙草の箱を投げ捨てる。
もう朝とは言えない時間に差し掛かっていたが、曰く「低血圧のため辛い」そうだ。
渋々立ち上がり、近くのコンビニを目指す。
(うっとーしーな)
雨にケチをつけて、傘もささずに劉が歩いていると、見覚えのある横顔が。
「……あ、」
鹿嶋 洋美
。
ぼんやりと考え事をしながら歩いているらしい。
前が見えていなさそうな彼女を見て、劉は渋々声をかける。
「おい」
鹿嶋は気がつかないのかそのまま歩いていく。
その進行方向にはお約束の電柱。
「おいっ!」
さきより大きな声を出して、劉は彼女に急いで駆け寄り、腕を掴んだ。
その瞬間、傘が彼女の腕を離れて道路に飛ぶ。
「危ないぞ」
「え?」
声をかけられてはじめて、電柱と劉の存在に気がついた鹿嶋は「え? え?」慌てて周囲を見渡した。
「あ、劉さんこんにちは」
「こんにちはじゃねーよ。ぶつかるところだったぞ」
「助けてくれてありがとうございます」
「いや……ああ。どーいたしまして」
バツが悪そうに劉は掴んでいた腕をそっと放す。
鹿嶋は気にしていないようで、ニコニコと微笑んでいる。
「奇遇ですね!」
「……ああ」
劉は鹿嶋から目をそらすようにして返事をした。
(女は苦手なんだが、)
なにか胸に引っかかるような息苦しさを感じて、それを振り払うべく劉が会話を振る。
「傘、ダメになっちまったな」
飛ばされてすぐに車に轢かれてしまったソレは見るも無残な姿になっている。
「あちゃー。新しいの買わないと……」
「コンビニはあっちだ」
もともと劉が向かおうとしていたコンビニに二人で向かった。
コンビニにはすぐにたどり着いた。が。
「あ、一本しかないですね」
俺はいいよと劉が断るが、鹿嶋は困ったようにうつむく。
「仕事があるんじゃないのか?」
劉の物言いは、まるで早く立ち去ればいいんだというようなものだったが、鹿嶋はパッと笑顔になった。
「ふふ、実は今日お休みなんです」
嬉しそうに笑う姿を見て、劉は「ああ、暇なのか」納得するようにひとりごちた。
「そ、そうなんです。予定も決めてなくて暇なんですよ」
「そうか」
「映画でも見ようかなーと思うんですけど、いい映画知りませんか?」
「ああ、それなら――」
劉が気がついたときには、鹿嶋と一緒に映画館に向かうことになっていた。
あちこちから胃を刺激する音がちらちらと聞こえてくる。
こちらうさぎ屋。「安い・でかい・腹一杯」を信条に営まれているお好み焼き店である。
「飲み物を頂いてもいいかい?」
円城 徹
はガラスケースに入った飲み物を指差して、若き店主・
宇佐見 満月
に尋ねる。
「好きなのをご自由にどうぞー。ポットの麦茶以外は有料だけどね」
「どうも。それでは烏龍茶を頂こう。お代は?」
「食事とまとめてお願いします」
「ありがとう」
円城は軽く会釈をしてから、有名メーカーのパック飲料を手に取って、カウンター席に座った。
「ご注文は?」
「そうだね、ミックスを頂こう」
「まいどあり」
午前十一時。
まだ本格的に混み始める前だったが、既に半分の席が埋まっていた。
(なるほど。会社員や学生に人気なんだろうなぁ)
円城はぼんやりそのようなことを考える。
「あのーすみません、」
ガラリと戸を開け、雨の中を走り回りあちこちびしょ濡れになった
芽守 健作
が現れた。
「この猫見かけませんでした?」
宇佐見をはじめ、店のお客に写真を見せて聞いて回る。
「いや、見かけていないな」
円城も同じように尋ねられたので、知らないことを伝えた。
疲労のにじむ笑顔で芽守はお礼を述べて、店の戸に手をかける。
「ちょっといいかな」
「は、い。なんでしょう」
「お昼、まだなんじゃないか?」
宇佐見に指摘されてはじめて空腹に気がついたのか、芽守の腹がぐるると鳴る。
ぎらりと宇佐見の瞳が光る。
「……せっかくなので頂きます」
弱々しく笑って芽守がカウンター席に座り込もうとすると、宇佐見の待ったが入った。
宇佐見が店の奥へ消えていくと、一枚タオルを持って戻ってくる。
「とりあえず体を拭いて。あと温かい飲み物が必要だったら声をかけてくれ」
もちろんお代は頂くけどな。
宇佐見はカラッと笑う。
(なるほど)
円城はひとつ、この店の魅力を知った。
「お疲れ様でしたー!」
運動部並みの挨拶で授業が終わる。
「あー……今日もボロクソに言われたー」
「そんなの全員一緒だよ。でもおかげで欠点がわかるんだから、むしろ嬉しいことだと思って頑張ろ?」
落ち込む級友を慰めてから、
檜扇 舞華
は教室を後にする。
(さてと、)
舞華は近くのコンビニでサンドイッチを買って昼食を済ます。
そして演劇脳からメイド脳に頭の中を切り替えて、買い物メモを取り出した。
(ここからがあたしのメイド業)
細かいメモを流し読みして、携帯を取り出した。
ツーコールきっちりで相手が出る。
「もしもし、姉さん?」
「お疲れ様でした、舞華ちゃん」
「ありがとー。いまから買い出しに行くんだけど、追加はある?」
「ええ。じゃあ言うわよ?」
「うん」
舞華は追加注文をメモにとり、どういう順序で買い物をするか唱華に告げてから、電話を切る。
(今日も、多いわね)
まとめ買いをする場合や配達サービスのあるところは発注すればいいのだが、寮にはいろんな人間がいる。
寮にはいろんな種類のお金持ちがいる。
となれば、求める嗜好品も様々。
『これは何処の店でないとイヤだ』というようなこだわりも多くなってくるのだ。
『こだわり』と言えば主人たちは怒るため、舞華は『お気に入り』と呼ぶことにしているが。
(ああ。これはあの方のお気に入りね)
舞華は最初の目的地に向かった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
つるこ。
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年09月25日
参加申し込みの期限
2013年10月02日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年10月02日 11時00分
参加キャラクター一覧
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