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「へぇ、お前が最近この辺の吸血鬼を狩って回ってるハンターか、いい面構えしてやがるな!」
明らかな強敵を前にして
魚塚 源三
はニヤリと不敵な笑みを浮かべる。
その笑みはまるで待ち望んでいた獲物を前にした肉食獣のようだ。
「誰だ、お前は……?」
油断なく自らの武器である刀を構えるハンター。
彼は今構えている刀で多くの吸血鬼を屠ってきた若手ながらも名うてのハンターだった。
そんな彼がここにやってきたのはこの周辺に最近吸血鬼が多く存在しているという情報を聞きつけたからだ。そして、今日まで順調に吸血鬼を狩ってきたのだが、彼に引き付けられるようにして源三がやってきてしまった。
「まずは挨拶がわりだぜ!」
「っ!?」
地面を蹴った。そう、ハンターが知覚した時には直ぐ目の前に源三が迫っていた。力強く握られた拳がハンターのボディに突き刺さった――かのように見えたが、源三の拳は空ぶる。
空ぶった拳、そして、ハンターへと視線を移す源三。
「はは、この一撃に反応できるたぁやっぱりお前は見込みがあるぜ!」
「ふん……。吸血鬼に褒められたところで嬉しくはないな」
「どうだ? お前も吸血鬼にならねぇか?」
目の前のハンターの動きに、寧ろ嬉しそうにしている源三は続いてそう語りかける。
「……は?」
対してハンターの方は何を言われたのか分からないというように呆けた。
「吸血鬼になれば今よりもっと強い力も手に入る! お前もハンターなら分かる筈だ。人間よりも吸血鬼の方が強いとな!」
「……それで?」
「人間なら腕や足がもげたら致命傷になるが、吸血鬼ならそのくらいなら再生できる! 死を恐れずに戦いを重ねてもっともっと強くなることができるぜ! そう。今よりももっと強くなれ! そして、俺を愉しませる相手となれ!」
ハハハハと高らかに笑う源三。それに比例するようにハンターの視線は冷え切ったものとなる。
「話にならないな」
「むっ!?」
空間に閃く一筋の銀光。源三が気付いた時には自身の肉体に切り傷が入り、赤い血が吹き出ていた。
「俺は人を捨てるつもりはない。そうして得た強さは本当の強さではないからだ」
「クク、断るか。ならしかたねぇな、お前の武は俺の心に刻んでやる、だから安心して死ね!」
「俺は最初からお前を殺すつもりだ」
二人の高まる殺気と闘気。ぶつかり合うそれに木の葉が舞い散り次々に破裂する。
「オラァッ!」
「ハッ!」
源三の剛腕が全てを砕くように振るわれ、それをハンターが巧みな足運びで躱し頭から真っすぐに切り裂く。
「がははは! どうした? その程度の攻撃で俺を殺すつもりかッ!?」
しかし、ハンターの攻撃を物ともせずに直ぐに反撃へと転じる源三。
その言葉通りにハンターに負わされた傷は瞬く間に塞がっていった。
「俺は他の吸血鬼のように魅了や変身といった小細工はしねぇ! 極限まで鍛え上げたこの力! 再生能力! 鋼のごとく硬い筋肉! そして積み上げた武が俺の力だ!」
攻撃が当たる回数は源三よりもハンターの方が多い。寧ろ、源三の攻撃は未だにクリーンヒットには至っていない。しかし、戦況は源三に傾きつつあった。
源三の攻撃は凶悪であり、掠ったものでもハンターから血しぶきが舞う程だ。だが、源三はどれだけ攻撃を喰らおうともそれが致命のものでなければ回復してしまう。
「どうだ? 自分より強い力で真っ向から押しつぶされるのは! 吸血鬼にならなかったことを悔やんで死ぬがいいぜ! お前を喰らって俺は更に強くなる!」
そして、もう一つ戦況に差が出る原因があった。それは時間が経てば経つほどに上がり続ける源三の闘気。それこそが源三の吸血鬼としての能力<時の重ね>だ。
純粋な力のみを積み重ねる事を望んだ源三。その精神性によって取得したその能力は闘争中の間は常に強くなり続けるというものだ。
「これで、終わりだッ!」
上がり続けた源三の攻撃はただの拳でもはや暴風。それを避ける力はハンターの彼にはもうなかった。
「がぁっ!?」
「クハハ。それなりに愉しめたぞ」
血にまみれた拳を掲げ源三は笑う。こうして闘争を求める戦鬼は再び彷徨うのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
昂祈
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2020年12月07日
参加申し込みの期限
2020年12月14日 11時00分
アクション投稿の期限
2020年12月14日 11時00分
参加キャラクター一覧
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