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決戦絶神! 分かれ合わさる運命、絶望、未来
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●決戦絶神!(2)
――かのようにみえた。
実際には、まうの群れに突っ込んだと思った稀跡たちの姿は幻のように消え失せていた。星幽塔から歌に乗って届いた
雪寄 愛唯
のろっこん<ボイスミラージュ>の力が、暗黒ののこに幻の稀跡たちを見せていたのだ。
実際の稀跡たちは、
音海 なぎさ
によって別の場所に連れ出されていて無事だ。
「後方支援とか言ってられないよね。僕も力を惜しまずガンバるから」
回復役であるなぎさを画板の盾で隠して守っているのは、
日々野 結衣香
と結以美だ。
「ござるさんたち!!」
「Wござるさん攻撃!!」
カザミ戦での戦いでコツを掴んだ二人のござるさんによる刀の攻撃が暗黒ののこを襲う。
暗黒ののこは両腕を頭上で交差してござるさんの刃を防いだ。
「なんという堅さ……でござる!」
「まるで鋼のよう……でござる!」
暗黒ののこが身をかがめて蹴りに転じたため、ござるさんたちは飛び退る。
入れ替わるように切りかかったのは、分離した自らを<絆の刀>として携えた
響 蒼留人
!
「女子を攻撃したくはないが、姉だと思えば戦えるぜ!」
姉――
響 タルト
には腐女子知識を植えつけられた恨み(?)がある。
そも、剣道をはじめたのも姉の趣味への反抗心からのこと。
暗黒ののこに姉のチェシャ猫めいたニヤニヤ笑いを重ね合わせ、蒼留人は打ち込む。
ギンッ、ギンッと暗黒ののこの鋼鉄じみた堅さの腕に幾度も、幾度も。
「絶神だろうが何だろうが、蹴散らしてやる!」
踏み込み、打ち込み、踏み込み、打ち込み。
「……っ!」
腕の痺れとともに刀が宙に弾かれた。
蒼留人は無意識に飛んだ刀の方を見た。
しまった、と思った。敵から視線を逸らすなんて。
次の瞬間に吹っ飛ぶのは自分だと頭のどこかで認識する。
――その刹那、刀が急に軌道を変え、暗黒ののこの頬を掠るように飛んだのだ。
「あー、外しちゃった」
呑気な声でそう言ったのは、緑の髪をサイドテールに結ったまどみ(
桜庭 円
+
小山内 海
)だった。
海の<アクセラレイトライン>で刀の軌道を変え、加速して暗黒ののこに向け、蒼留人の窮地を救ったのだ。
「息、上がってる。休んでてよ」
まどみが蒼留人を守るように暗黒ののこの前に立ちはだかる。
「記憶なくす前のののこちゃんも日常守りたいって言ってたよなぁ、頑張ってみますかぁ」と円。
「私は今、想いが実って幸せの真っただ中なの。だからこの幸せを壊させたりはしないよ!」と海。
動機はそれぞれだが、戦う意思に迷いはない。
◇
戦闘組が暗黒ののこと対峙する間に氷柱のののこを助け出そうとしている者たちもいた。
絶神の本体は氷によって守られている。
物理攻撃を通すためには、あの氷を何とかしなければならないだろう。
一方でそれは絶神の封印がもろくなるという諸刃の剣でもある。
嵐の大洋での戦いで入手したカザミのハサミを肩に担いだ
曖浜 鴻
は口の端を上げた。もう一人の自分は、大勢のまうや幻といった星幽塔からの力も利用しながら、暗黒ののこに邪魔されないよう同じ意図の仲間が通過するのを支援している。
「このでっけぇハサミで、氷柱の一部に穴開けてそこから攻撃できねぇか?」
「その作戦、乗らせてもらうよ」
転移してきたのは現在の
サキリ・デイジーカッター
だ。過去のサキリは、高速連続転移による縦横無尽の機動力と赤光化させたナイフの二刀流で暗黒ののこを押さえている。
「この隙に野々の救出に向かおう。僕の武器は最強の刃たるダマスカスブレード。こいつで氷を削ぎ落す」
言うや否や、氷の柱の前に<斬空赤刃>で転移する。
ダマスカスブレードが赤く輝くけば、鋼鉄をも破壊する威力を発揮する。氷ごとき、削げぬはずがない。
「みみみみーーーーん!!」
支援中の鴻Aに協力してもらって、投げてもらってジャンプし、氷の柱にぶつかってきたのはみみみん(
狗民 きとり
+
狗星 みみみ
)だった。ぶつかる瞬間、先の戦いでウサギから奪い取った杵を振り上げ、除夜の鐘でも搗くみたいに思い切りゴオンと氷を抉る!
「みみみんはみんなの神様を救い出すことを第一目標にするよ! 敵を倒すのはほかのみんなにお任せ! いいよね、みみみちゃん?」
いぬみん星人(だときとりは信じている)みみみからはなんの返答もない。
喋れないのはみみみがいぬみん星人のお姫様だからだろうと、きとりは勝手に勇気をもらう。
「みみみちゃんは何も言わないけれど、一緒にいるのはすごく伝わってくるから頼もしいね。さすがいぬみん星人! ――さあ、いくよ、みみみん! お姫様の救出だ!」
白と黒の
薄野 五月
が<天水分>で出現させた自動販売機からエンドレスにミネラルウォーターを買い続け、それを中距離から手榴弾のように暗黒ののこへ投げ続けている。
「ふっふ、私たち前線ではあまりお役に立てませんが」
「ダメージは少なくても行動の邪魔はできるでしょう」
そのいくつかが暗黒ののこと戦う過去サキリの刃に切り裂かれ、絶神の氷柱を濡らしていた。
杵で氷を打ち砕こうとしていたみみみんは、その水で少しでも氷が解ければより早くののこを助け出せる可能性に気付き、五月たちに向かって手を振る。
「みみみん!! その水、こっちに投げ続けてー」
「? ……ああ、そういう……」
「わかりました。協力しましょう」
意図を解した五月が、今度は敢えてペットボトルの蓋を開けて、立て続けに水を投げつける。
まどみも敵の攻撃の隙を見て、<アクセラレイトライン>で皆が打ち崩そうとしているポイントへ目掛け、持ってきたくぎを氷に打ち込んでいた。
こうして砕かれてきたポイントに、カザミのハサミを持った鴻が取りついて仕上げにかかった。
「みんなどいてろ! 最後の仕上げだッ!!」
自分で口内噛み切りろっこん<例え己が血を流せども>を発動!
全身の筋力を増強すると、カザミのハサミをドリルのように回転させ氷に穴を開けてゆく。
「もう少し。もう少しだ――どんなに絶神がでかかろうが……絶対に返してもらう! ののこも平穏も!」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
ホワイトシナリオ(100)
グループ参加
5人まで
シナリオジャンル
冒険
バトル
神話・伝説
定員
1000人
参加キャラクター数
72人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2020年11月01日
参加申し込みの期限
2020年11月08日 11時00分
アクション投稿の期限
2020年11月08日 11時00分
参加キャラクター一覧
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