this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
決戦絶神! 分かれ合わさる運命、絶望、未来
<< もどる
1
…
36
37
38
39
40
…
41
つぎへ >>
●決戦絶神!(3)
志波 武道
と
呉井 陽太
は、本体同士、分離した影同士に分かれて共闘中だった。
――武道君の分身かぁ。あっちの分身と一緒に戦う方が面白そうだなぁ。じゃ、そーいうことで。
――え、ちょ!? 武道君、オレの分身が勝手なことしてごめん……!
――いやなんか、こっちの眼鏡ない方の俺も分身同士の方がやりやすいって……
――本体は本体同士組んだらいいだろ眼鏡の俺。
――ああもうっ! そうやって卑屈に笑うとこ、俺だけどキライっ!
――自分の中のダークさを体現した相手ってお互いやりづらいねぇ。ともかく、この状況なら武道君のろっこんで暗黒ののこちゃんを止めるのが吉でしょ。サポートするよぅ。
などというやり取りがあって、攻撃的な分身たちは最前線で怪我も厭わず戦いに身を投じている。
暗黒ののこは氷柱を砕こうとする者たちには目もくれず、サキリやまどみ、武道や陽太の分身たちと戦っている。敢えて氷柱が砕かれるのも善しと考えているのだろう。何故ならば、そうすることで解放されるのは絶神の望みでもあるからだ。――これは賭けだ。どちらにとっても。
氷の柱は絶神にとって封印であり、強力な盾でもある。
ののこを助け、氷の守りを失った絶神を倒せるか。
それとも封印が解けた絶神の力がもれいびたちを上回り、ののこもろともうち滅ぼされるか。
暗黒ののこは氷柱の周りを駆け抜け、砕け落ちた氷片を次々と蹴り出した。
タガーのように先の尖った複数の氷片が、まっすぐ武道と陽太の本体へと向かってきた!
「ぼーっとしてんな」
駆けつけた分身武道が本体武道を蹴っ飛ばして助ける。
「戻るべき場所が傷つく位なら、仮初の肉体が消えた方がマシだ――」
どうせ俺の存在は本体から消えることはない……そんな卑屈な笑みが、分身の顔には浮かんでいる。
陽太の分身は真逆の反応で、本体に決起を促すものだった。
「あのさー。オレはお前に構ってる暇ないの。自力で迎え撃て!!」
「言われなくとも」
陽太は<CCC>で粘土人形たちを展開し、ぶつからせることで氷の軌道をかえる。
しかし氷のタガーはそのふたつだけではなかった。続く氷片群が武道と陽太へ襲い来る。
「安心して! 氷はこっちで引き受けるよ!」
間に入ったのは最前線で回避盾を買って出たまどみであった。円がボクシングで鍛えたステップで氷片を避けたかと思うと、繰り出す右ストレートで打ち落としていく。
「反撃してあげるんだから」
海は<アクセラレイトライン>で氷片の軌道を変え、逆に暗黒ののこへと打ち出して行った。
「こうして私たちが攻撃を引き付けている分皆に被害を抑えられるから頑張らないとね、円ちゃん」
「じゃぁ、ぼくは回避脳中心で、今までの経験からの回避技術を総動員するよ! そして、海ちゃんライン、反撃脳に合わせ動きを調節する」
ふたりが役割分担したことで、まどみの動きのキレがいっそう良くなる。
氷片の攻撃が効かないどころか逆効果だと悟った暗黒ののこは、ふたたび体術での攻撃に切り替えた。
その前に降下してきた鷲が、美緒佳奈(
伊藤 美緒
+
伊藤 佳奈
)となって立ちはだかる。
「美緒ちゃん。あたしたち一人ずつならまだ無理だけど、体が一つになった今なら。心も一つにすればきっと出来るよ」
「そうよね、きっと出来る!」
美緒佳奈は目を閉じ木刀をだらりと下げる。
互いに心を同調させつつ、無にしてゆく。
無でありながら同時にその感覚は、無限――。
一見無防備に見える美緒佳奈に向かって暗黒ののこは拳を繰り出す。
その拳が届く瞬間、美緒佳奈は目を閉じたまま瞬時に反応して木刀を振るった!
「
一刀流最高奥義・夢想剣!!
」
打ち付けられた暗黒ののこが衝撃で後方に吹き飛ばされた。
辛うじて踏ん張っているが衝撃で軸がブレている。
「武道君、今だよ! 背後に回り込んで打ち込んで!」
<CCC>による視覚共有で広く戦況確認できる陽太が合図した。
武道は躊躇なく手刀で暗黒ののこの頸椎を打った!
「フツウを守るために……ごめん、俺たちも退けないんだ!」
突いた部分の神経、感覚を麻痺させるろっこん<スイ・マー>。
武道はろっこんの効き具合を直感的に感じ取る。
「効いたのは効いたよ。でも長くは保たない。せいぜい10秒か、20秒……」
「「充分ですよ!」」
頭上からの声はW
屋敷野 梢
!
蝶化して飛んでいた梢たちは空中で人間に戻ったかと思うと、ハニーバニーから奪い取った巨大ハンマーを振りかぶっていた。ピンクの髪の梢が元の梢の足を掴んだかと思うと、蝶化と実体化を交互に繰り返し錐揉み回転しながら暗黒ののこに突っ込んでいく。
「必殺技! 位置エネルギーハンマー!!!」
説明し……きれないが、位置エネルギーとは物体が「ある位置」にあることで物体にたくわえられるエネルギーのことだ。重力がある場合、物体が高い位置にあればあるほど威力、すなわち、位置エネルギーは大きくなる。梢が高みから攻撃を繰り出したのは、位置エネルギーを利用するためだったということだ。理系な梢らしい攻撃といえるだろう。
とにかく巨大ハンマーに蓄えられたエネルギーは凄まじく暗黒ののこは氷床ごと抉られた。
ドォン!!!
轟音がして、暗黒ののこの身体が宙を舞う。
弧を描いて落ちたのは
音海 なぎさ
の目の前。
人間であれば当然息絶えていただろう衝撃にも暗黒ののこはまだ耐えていた。
彼女が生きている、ということに少しほっとして。
なぎさは、仰向けになったまま体を動かそうとしている暗黒ののこに語り掛ける。
「本当は誰にも傷ついては欲しくないんだよ。だけど、世の中には一緒に生きることができない存在も、どうしても生まれてしまうものなんだ。だから、一度別れて、分かれて。一緒に暮らすことのできる存在になれたら、また、一緒になれれればいいと、ボクは思うんだよ」
『くだ……らない……』
暗黒ののこは冷え冷えとした目でなぎさを見る。
なぎさの言っていることは、どこを切っても絶神の考えとは相反している。
なぎさは視線を受け止めた。もう気持ちはぶれない。
「――きっと、いつか」
拳を固める。
ここまでの戦いで治療をしてきたことで<オーバーヒーリング>が発動できる条件は整っていた。
「可愛い女の子に治療された」と感じた量に比例して強化されるその腕力で。
愛と勇気をもってなぎさはまっすぐに!
――暗黒ののこをぶん殴った!
<< もどる
1
…
36
37
38
39
40
…
41
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
決戦絶神! 分かれ合わさる運命、絶望、未来
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
ホワイトシナリオ(100)
グループ参加
5人まで
シナリオジャンル
冒険
バトル
神話・伝説
定員
1000人
参加キャラクター数
72人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2020年11月01日
参加申し込みの期限
2020年11月08日 11時00分
アクション投稿の期限
2020年11月08日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!