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決戦絶神! 分かれ合わさる運命、絶望、未来
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●決戦絶神!(1)
「まうまう」「まう」「まうまう」「まう」「まうまう」「まう」「まうまう」「まう」「まうまう」「まう」「まうまう」「まう」「まうまう」「まう」「まうまう」「まう」「まうまう」「まう」「まうまう」「まう」「まうまう」「まう」「まうまう」……
「……ここどこー?」
虹の入江での酒が抜けきっていないふたりの
三夜 深夜子
は、胡乱げにあたりを見回す。
どういうわけかあたりには、同じ顔をした猫っぽい女の子が溢れていて、まうまう言っている。
「……なんだろ、女の子が何重にも見える……」
いくら目を擦ってもまう達は消えない。星幽塔から送られた
穂現 まう
の<まうまう只今増殖中>の力が仲間一人一人に届いたおかげで、一人に一まう。まさしく増殖中である。
その向こうに聳える巨大な氷の柱。その中に黒く巨大な狼の姿を認め、深夜子は吼える。
「「……その奥のくそでっかいあんたがタナカの糞上司かぁぁぁぁ!!」」
おそらくそれは、絶神に対する怒りというより、普段から溜め込んだ仕事上の怒りが9割だったろう。
「そういうリーダーシップは横暴だわ!」
「ブラックに働かせて部下潰したら本末転倒だと思わないの!?」
絶神は虫でも見るような目つきで深夜子たちを一瞥しただけで、まるで会話にならない。
「ちょっとぉ! だんまりとかやめて。対話はチームワークの基本でしょ~が!」
深夜子たちは拳を振り上げ千鳥足で絶神に向かってゆく。
絶神が目を閉じると、黒い影がぬるりと氷柱から流れ出て人型を取り、真っ黒な
暗黒ののこ
となった。暗黒ののこは、氷床を蹴って高く跳ぶと、深夜子に向かって上段から蹴りかかる。
深夜子1は深夜子2の陰に隠れてそれを避けた。ぎょっとしたのは深夜子2だ。
「私を囮にしたぁ!? すいけんーすいかいひー(酔拳、酔回避)、後で覚えてなさいよ私ぃぃ!」
深夜子2は寸でのところで避け、しかし次の蹴りを喰らって深夜子1を巻き添えにして吹っ飛ぶ。
「甘ちゃんと桃ちゃんWろっこんで超でっかいアマデトになーれ!」
百岳 甘桃
たちの声が響いたかと思うと<ちっちゃく&おっきく!>がWで発動し、手乗りサイズの角と翼をもつ馬型カプセルギア『アマデト』が、人が乗れるサイズまで大きくなった。
アマデトは宙を飛んで深夜子たちを確保する。
「アマデト! 黒いのの攻撃が来ないようになるべく遠くまで運んで」
甘ちゃんの声にしたがいアマデトは深夜子たちを後方まで運ぶ。
それを追おうとする暗黒ののこを、まう達が取り囲んで阻んだ。
そのスキを見て、大人と子どもの
ハルキ・イエハナ
が逸る仲間たちに呼びかけた。
「落ち着いて役割分担するよ。戦う人、守る人、回復役に分かれて」
「それぞれ得意な持ち場があるだろ?」
すると、ふたりの
宮祀 智瑜
が進み出た。
「私たちのろっこんが、何か役に立てるかもしれません」
「戦う前に、私にやらせてください。絶神さんの心を救う方法がないか探したいんです」
倒さなくちゃいけない相手と分かっていても、ほんの少しでも心を救えれば――。
元から悪い神じゃないと信じたい。ののこを取り込んだ真の狙いは何なのか、知りたい。
「「貴方の本当の想いを教えて」」
ふたりの智瑜は両手を組んで絶神のことを想い、<想い見る>を発動させる。
間違っている間違っている間違っている間違っている間違っている間違っている
「「きゃあっ!!」」
ふたりは叫び声をあげると、弾かれるようにして倒れ込んだ。
「大丈夫?」
大人ハルキに支えられ身を起こした智瑜たちはがくがくと震えている。
「闇が……見えました。深淵と言ってもいい底知れない闇が……」
「間違っていると――繰り返し繰り返し」
「間違っている、って何が?」
少年ハルキの問いかけに、わからない、と智瑜たちは首を横に振る。
「封じられていたことに対する恨みかもしれませんし、世界すべてに対する呪詛のようにも……」
「この世界は絶神を封じ、拒絶しました。つまり絶神は、今の世界のままでいいなんてこれっぽっちも思っていないんです」
「闇は永遠……絶神の望みは、真の永遠」
「真の永遠は死よりなお、静寂……。私たちが負け、絶神が完全に自由になった暁には、この世界は在り続けられないかもしれない、です……」
それだけ言って倒れてしまった智瑜たちをアマデトの背にのせて甘桃たちに託すと、ハルキは眦を鋭くする。
「融合なり分離なり。向かい合える機会を願うよ、それぞれの女神と上手く行くように」
「つまり、当初の予定通り絶神を倒せばいいのね」
嘉渡洲 稀跡
がろっこんで複製した石をスリングショットで絶神へ発射したのが攻撃開始の狼煙となった。
「ののこ先輩、返してもらうわ」
「ついでに絶神――あなたも力を失って『元絶神先輩』になってもらうわ。普通の日々を壊さず壊せず幸せに過ごすのよ。罰ゲームよ」
「……えっ、つまり……懲らしめて寝子高生にすると?」
「ええ」
困惑した蒼玉稀跡が、紅玉稀跡を見ると彼女は真顔だ。本気で絶神を人間にして寝子高生にしたらいいと考えているらしい。それが叶うかはわからない。わからないが、少なくとも元絶神先輩がいてののこ先輩がいない世界は嫌だと思った蒼玉稀跡は、絶神の胸に埋もれてぐったりしているののこを見た。
「ののこ先輩、聞いて。これは悪い夢よ」
もちろんスリングショットはののこに当たらないよう注意しての発射だ。
かつん、かつん!
氷が石を弾くが、それでも稀跡たちはやめない。
ののこに声が届くことを信じて、複製した石を打ち出し続ける。
かつん、かつっ、かつん!
「今は耐えて……皆で助けるから。良い夢になるから。悪夢に勝つには先輩の意思と力も必要なの!」
『うる……さい』
ぞっとするような声がした。
暗黒ののこが繰り出す拳の圧で、稀跡たちの身体は吹き飛ばされ、まうの群れの中に突っ込んだ――。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
ホワイトシナリオ(100)
グループ参加
5人まで
シナリオジャンル
冒険
バトル
神話・伝説
定員
1000人
参加キャラクター数
72人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2020年11月01日
参加申し込みの期限
2020年11月08日 11時00分
アクション投稿の期限
2020年11月08日 11時00分
参加キャラクター一覧
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