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決戦絶神! 分かれ合わさる運命、絶望、未来
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●鈴島、遺跡内部へ
「ふぅっ、なんとか」
ヒヨコの群れから逃れてきたモデルのようなスタイルの美女が、遺跡の入り口近く、崩れていない広間に飛び込んで来た。肩で息をして呼吸を整える。最後にひとつ息を吐いてゆっくりと髪をかき上げた彼女は、恋人同士の
城山 水樹
と
ヒュー・ヒューバート
が合体した『
ミズヒ
』であった。
先に述べたように、ベースとなっているのは女子大生モデルとしても活躍中の水樹だ。水樹がもつ弾けるような明るい瞳のあたりは、どことなくヒューの穏やかさが感じられるが、もともと身長も髪の色も似たふたりだからあまり違和感はない。
「僕は女の子の身体は違和感だけれどね」
自分が女体化(?)したのは、
以前神魂のせいでバニー化したとき
以来のことだな、なんて漠然と考えていると、水樹に釘をさされた。
「今回はバニーの恰好はしないわよ」
「分かっているよ。それにしてもどうしてこんなことになったんだろうね」
「なぜ、なんて考えても仕方ないんじゃない? 私はノープロブレム。愛する人と一緒になれたのだから」
その点でいえばヒューだってノープロブレムだ。
あたりを見回すと、同じように合体したり分離した仲間が幾人かいる。
「あなたのことを信頼できるとは思えないのですが」
「あァ!? そりゃあこっちの台詞だ」
口論を始めているのは
深縹 露草
と分離したもう一人。といっても、どちらも元の自分通りではないようで、一人は魔王風の威厳を備えているし、もう一人はヤンキー風にやさぐれている。
もともとが長い黒髪の美形な青年なものだから、どちらも様になっている。
「敵は俺がぶっ潰す。邪魔すんなよ」
「貴方のことはむかつきますが、共闘するしかないのでしょうね」
見た目からはさほど変化を感じられない
愛猫 萌々子
はしかし、母親との死別から父親に怯えて過ごした悲しみの記憶が人の姿をした不思議な存在『
ももこ
』と合体していた。
「月での戦闘が有利に進むよう、ここ鈴島でサポートしますよ」
「そんなことに意味があるとは思えませんが」
ももこの発言はどこまでもネガティブだ。
「もうっ。なんでそんなに後向きなんですか」
「……それが私です」
暖簾に腕押し、というか。
ひとつの身体に相反する心が入っているみたいで、萌々子は正直やりづらい。
そこに、遺跡の奥へ続く通路のほうからひょいと現れたのは見た目も雰囲気もほとんど同じふたりの
綾辻 綾花
である。彼女たちは手に手に本を持っていた。
「文字の書いてある瓦礫があったので、本に変えて運んできました」
「この方が軽くなりますし、移動しやすいですからね」
文字や記号のある物を本に変える能力は、綾花のろっこん<読破>の進化能力だ。
よいしょ、と入り口近くに本を置くと、今度はろっこんを解除して本を瓦礫に戻す。
「ヒヨコが入って来ないように瓦礫で出入り口を塞いでおきましょう」
「みなさん手伝っていただけますか」
綾花たちが皆に協力を仰いだおかげで、まとまりのなかった仲間たちがようやく協力してうごきはじめた。
「よっ、と」
「これでいいかな」
ふたりの
鴻上 彰尋
が瓦礫を入り口の前に運ぶと<分解>のろっこんを持つ
八神 修
と、<カジバオトメ>という怪力のろっこんを持つ
七夜 あおい
が仕上げをし、入り口は完全にふさがれる。ひとまずこれで、この入り口からヒヨコが侵入してきて背後から襲われるという事態は防げそうだ。
「地図を作って来た」
夏の戦いの際に一度来ていて構造に詳しくなっていた修は、遺跡内部の大まかな地図を描きコピーしてきていた。崩落があったとしても装置があるおおよその位置は同じだろう。それを配って、遺跡の起動所要時間を短縮しようという狙いだ。
「連絡は、共同通話(ニャカイプ)を使おう。遺跡の装置を同時に起動するなら合図が必要なはずだから」
修の提案に従って連絡先を交換し合った一同は、それぞれどこへ向かうかを調整した。
「赤、青、緑で道が分かれているのね」
「三つの塔へ分かれて向かうには――」
水樹とヒューは相談しあった末、青に向かうことにした。
魔王露草
と
グレ露草
も青を志願する。
「外の糞ひよこ共や月のあんちくしょうをぶちのめせねぇのは癪だが仕方ねぇ!」
「ですね。さぁ、私達は遺跡内部で役を為しましょう……ふふ」
「青は二組いれば十分そうだ。残るは赤と緑か……なら俺は赤に行くよ」
修も決断し、できればあおいにも着いてきてほしいんだけどというと、あおいの片方が頷いた。
あおいの<カジバオトメ>はこの状況では強力なので、チームにいてくれたら心強い。
もちろんそれだけじゃあないけれど。
萌々子も赤へ行くことにすると、残るW綾花とW彰尋が緑を選んだ。
もう一人のあおいが緑チームに合流する。
「私も緑に行くよ。私みたいな力持ちさんも必要でしょ?」
これでチーム分けは出来た。バランスも悪くない。
「では出発しましょう」と魔王露草。
「気を付けて」と萌々子。
「また後で」と彰尋も。
声を掛け合って互いの道へ進んでいく。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
ホワイトシナリオ(100)
グループ参加
5人まで
シナリオジャンル
冒険
バトル
神話・伝説
定員
1000人
参加キャラクター数
72人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2020年11月01日
参加申し込みの期限
2020年11月08日 11時00分
アクション投稿の期限
2020年11月08日 11時00分
参加キャラクター一覧
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