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【お正月】賑やかで華やかな一時を
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「……ん……もしかして、寝ていた?」
志波 拓郎
は仰向けの姿で呟いた。生欠伸のあと、気だるげに目元を擦った。
ゆっくりと上体を起こす。首や肩を軽く回していると枕元のスマートフォンに目が留まった。
「起きている、かな」
優しい目となってスマートフォンを起動した。メールの相手を選び、手早く入力を済ませた。
『俺の最愛の人よ。あけましておめでとう。会いたくて仕方がない。今から初詣に行かないか?』
改行を入れたあと、待ち合わせ場所を参道商店街の入口に指定。時間も決めた。即座に送信しようとして手を止める。冷静な目で読み返すと瞬く間に頬が赤くなった。
「……いや、これは、ない」
最初の文章を全て消した。軽く目頭を揉んで、落ち着け、と自身に言い聞かせた。
再度、入力を試みる。
『あけましておめでとう、初詣、一緒に行かないか?』
再度、読み直した。厳しい表情を緩めて送信した。
「なんか、どっと疲れた」
拓郎は後ろに倒れた。
「時間はある、もう少し、寝るか……」
瞼を閉じて長々と息を吐いた。
雀の囀りで
高梨 彩葉
は目を覚ました。上体を起こすと掛け布団がずり落ちた。その姿のまま、ぼんやりと過ごす。
おもむろに自身の両頬に掌を当てる。
「なんでかな? あったかいんだけど」
不思議に思いながらも布団から抜け出し、服を着替えた。
「あとは……どうしよう」
立て掛けていたトランクに目がいく。
「実家に帰る用意は終わっているし」
彩葉は部屋の中で立ち尽くした。
軽快なメロディーが流れる。
「あ、この曲は」
机の上に置かれたスマートフォンを嬉々として掴み取る。
「やっぱり拓郎だよ」
メールの差出人を見て顔が綻ぶ。
「初詣かー。そうだ!」
彩葉はメールの文章を手早く入れる。
『兄貴、しばっちから初詣のお誘いメールがきたんだけど、午前中なら時間はあるよね。よかったら、兄貴も一緒に初詣に行こうよ』
諸々の情報を付け足して送信した。
彩葉は陽気に鼻歌を歌う。黒い縦縞のセーターを着た。クローゼットからはコートを取り出した。
「楽しい初詣になりそう」
小躍りしそうな勢いで彩葉はメールを待った。
早々と服を着替えた
高梨 煉
は窓から空を眺める。朝陽に照らされた青は爽快で表情まで明るくした。
「良い日になりそうだ」
吉報とばかりにメールの着信音が鳴り響く。煉は机上のスマートフォンを手にした。
「初詣か」
時間を見るとかなりの余裕があった。
「行くか」
返信の内容も似たようなもので『行く』と一言で済ませた。
煉は椅子の背に引っ掛けていたエバーグリーンのジャケットを羽織る。その足で玄関に向かう。
部屋を出る間際、再びスマートフォンを手に取った。慣れた手付きでメールの文章を入れる。
『ブドー、ヒマなら初詣に付き合わないか。拓郎と彩葉も一緒だ』
細々とした情報を加えて送った。
「ま、ゆっくり行くか」
黒い革靴を履いてのんびりと出ていった。
空が明るい青に染まる頃、
志波 武道
は旧市街の参道商店街にある下宿先、
米屋『美咲』
に帰ってきた。
家主の若夫婦を起こさないようにして宛がわれた部屋に向かう。中に入るとドアに耳を近づけた。
瞬時に安堵の表情となった。持ち物を机の上に置いた。ぎっしりと詰め込まれた教科書や参考書を取り出す。
「大晦日のテンションで勉強したけど、さすがに疲れたな」
成果であるノートの頁をぱらぱらと捲る。黒塗りに思える程、隙間なく書き込まれていた。
「おいおい、がんばり過ぎだろ、俺」
程よい疲れと徹夜で欠伸を連発した。
「ちょっと寝るかなーって時に、れんちゃんからメール?」
スマートフォンを起動させてメールの内容を表示させる。眠そうな目が一気に開いた。
「まじか! いくいく! みんなで初詣ひゃっほい!」
一気に盛り上がった直後に、しー、と自身の唇に指を立てる。メールの続きを読み始めると、またしても興奮の度合いが強まった。
「近い! すぐ、そこ! もう、いっちゃう!」
少し赤い目を物ともせず、スカジャンに着替えた。胸の左右に描かれたカワウソは後ろ脚で立ち、武道を見詰めているようだった。
「眠気を置き去りにしちゃうぞ!」
よくわからないテンションで部屋を飛び出していった。
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担当ゲームマスター
黒羽カラス
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
NPC交流
オールジャンル
定員
1000人
参加キャラクター数
41人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2020年06月14日
参加申し込みの期限
2020年06月21日 11時00分
アクション投稿の期限
2020年06月21日 11時00分
参加キャラクター一覧
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