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カビカビレイニーデイ
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「どこまで行っちゃうんだろう……」
風に乗って洋美はあっちへふらふらこっちへふらふら。
寝子島の空を飛んでいた彼女の前に桜花寮が近付いてきた。
風もだんだんと落ち着き、ゆっくりと高度が下がっていく。寮の屋上が見えてきた。
「あ、降りられそう……」
ところが、安心したのも束の間だった。
ドドドドド! と目の前の部屋から胞子が打ち上がったのである。
胞子の向かう先には洋美。洋美 meets 胞子。
対空砲火に晒された戦闘機さながら、胞子に撃墜された彼女はくるくる回転しながら落ちていく。
「きゃああああああっ!!」
男子寮B棟。
こちらの清掃に加わっていた英二、雅人、圭花、斗南がカビ雪崩れに巻き込まれていた。
「カビが来るよ!」
3階を掃除していた彼らは、突如襲いかかったカビから一目散に逃げ出した。
階段を駆け下り、2階に下ったところでようやく振り切ることが出来た。
「げほっげほっ!」
けど、流れ込んできた胞子で、せっかく掃除したこの階もまたふりだし戻ってしまった。
「あらあらまた掃除しなおさないといけませんね~」
2階の掃除をしていたアネモネはのんびりそう言った。
「呑気なこと言ってる場合じゃないわよ、先輩」
「これじゃ全然掃除が進まないよー」
圭花と雅人の言葉に、英二も唸った。
――うーん、発生源を止めないことには、幾ら掃除してもキリがなさそうだね。
――そう言えば、発生源とか言われてる人のところに誰か向かったみたいだけど、どうなったんだろう……。
「メンドイ……」
掃除をしてはカビ雪崩れ、掃除をしてはカビ雪崩れ。
この無駄サイクルを2回ほど繰り返したあたりから、斗南は一言も口を利かなくなっていた。
もう面倒臭さの限界だった。
胞子が舞って視界のきかない上の階にスタスタと入っていった。
「灯君、どこに……」
英二が追いかけようとした瞬間、上の階から炎が吹き上がった。
「うわああっ!?」
胞子の舞う中ならば、誰にも顔を見られることはない。
斗南はろっこんを発動させ、炎で空間ごと胞子を一気に焼き払う。
最大火力で炎を放った刹那、3階に充満していた胞子にあっという間に燃え広がり、全ては消し炭になった。
「ああ、すっきりした……」
斗南は清々しい気持ちで満たされた。
しかし、後ろから悲鳴が上がる。
「ぎゃーー!! 燃えてる燃えてる!! 寮が燃えてる!!」
「……ん?」
見れば、壁が燃えている!
圭花たちはひぃひぃ言いながら、炎をブラシや箒で叩きに叩いて、なんとか消火することに成功した。
「ええと……」
「何してくれてんのよ、このアホーー!!」
「……いや、だって面倒くさかったから」
皆から詰め寄られる。
ただ、斗南が火を点けたのはカビ胞子や寮の壁だけではなかった。
「なんだよ、ちくしょう! 学生の中にも見所のある奴いるんじゃねぇか! いいぜいいぜ!!」
ダメな大人の見本こと、皐月だ。
今の炎に触発された彼女は空になったハチアブ・オメガジェットを捨て、蚊と蠅に効果覿面のアルファジェットを取り出した。
こちらも負けじと炎を燃やす。
「燃えろ燃えろー! ひゃっはーっ!!」
今度は下の階から悲鳴ととも炎が吹き上がった。
圭花は見つからないよう身を隠し、暴れる皐月を見ている。
「
すっげぇ面倒臭いのに火が着いちゃった……
」
炎の吹き上がるB棟。
その光景をA棟から夏朝はじぐじぐと暗黒の混ざった表情で見つめていた。
「燃えろ燃えろ……カビは全部燃えろ……!」
斗南や皐月の炎とは勝るとも劣らない闇の炎がここで燃えている……!
その時、木の上から積もった雪が落ちるように、目の前の木の上からカビの塊がどしゃりと落ちた。
だが、ただ落ちただけではない。
なんと落ちたのち、カビの塊が立ち上がったのである!
「こ、ここはどこなの……?」
それは体中にカビが貼り付いてカビ人間と化した洋美だった。
撃墜されたものの、幸いカビのクッションに包まれたおかげで無事だったようだ。
ここでも右も左もわからずふらふらしていると、夏朝の黒い視線が突き刺さった。
「……え?」
「カビなんて、微塵も残さず殲滅してやる……!!」
夏朝の纏うオーラは絵にしたら、真っ黒な炎。
効果音にしたら、ゴゴゴゴゴゴゴ……と音がしそうなほどの威圧感である。
「わ、私、何もしてないよー!」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
梅村象山
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
動物・自然
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年09月11日
参加申し込みの期限
2013年09月18日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年09月18日 11時00分
参加キャラクター一覧
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