this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
そうだ、下着を買おう!
<< もどる
1
…
5
6
7
8
9
…
10
つぎへ >>
【計って選んで注文しよう】
ブリジットは率先して、計測室へ入っていった。
『はずかしく ない?』
海の質問に、きっぱりと答える。
「平気よ。それに、身体のラインがわからないと、オーダーメイドの下着なんて作れないものね」
堂々としたブリジットとは対照的に、冬華は恥ずかしがりながら入っていった。
(下着一枚買うにも、測定しないといけないんですね……)
計っていない間は、つい両腕で胸元を隠してしまう。
「ウエストが引き締まっていて、めりはりがありますね。何かスポーツをされていらっしゃるのかしら」
「ええと、はい、一応。運動はするようにしています」
「次、お胸計りますね」
横から、上から、下から、店員がメジャーをあてていく。
「91センチですね。Gカップで合わせてみましょうか」
店員がカップのパターンをあてて、細かい部分を修正していく。
(
以前
より、大きくなっているかもしれません……)
はたしてどこまで育つのだろうか。
胸を押さえて計測室から出てきた冬華を、ブリジットが見てうなった。
「相変わらず、容姿とボディのギャップがすごいわね」
「うぅ……、そんなことないです……」
「冬華もやっぱり勝負下着を買うのかしら?」
「いえっ、まだ相手がいませんので……」
「あらそう?」
勝負下着と聞きつけて、冬華と同じボクシング部の円が訊ねた。
「冬華ちゃんも勝負下着買うの!? わー、一緒だね!」
「い、いえ、私は違います! もうっ、円さんったら……」
勘違いはやめてほしいと言いながら、冬華も次第に気になってきた。
「皆さんは勝負下着を買うのでしょうか?」
ブリジットが否定する。
「私は違うわ。そうね、今日着てきた服に合いそうなのをデザインしてもらおうかしら」
「なるほど。そういう決め方も素敵ですね」
打ち合わせカウンターに腰かけて、ブリジットは店員に告げた。
「レースのついた下着をお願い。素材は化繊じゃなくて、シルクでね」
ブリジットの隣では、
桜 月
が店員にデッサンを見せていた。
ノートには、以前考えたドレスの絵が描いてある。
今着用しているのは、シンプルな黒い下着だが、このドレスにはもう少し手の込んだ下着が合うはずだ。
「これに合うような下着をお願いしたいのだけれど」
「では、一緒に考えてまいりましょうか」
素材やレースのパターンを選び、色や形を決めていく。
「黒のレースに、白いフリルをつけてみてはどうだろう」
「まあ、素敵ですね。ドレスによくお似合いになると思いますよ」
「ストッキングは、ガーターベルトで吊るタイプのにしてみようかな」
「それぞれレースのパターンを合わせておくと素敵ですね」
「なるほど、確かに」
月は小柄だが、身長と体つきのバランスが良い。
衣服や下着を決めるときに、余分な気遣いを必要としないのがありがたかった。
「わあ、月ちゃんのはとってもおしゃれだね!」
ノートを覗いて、円が褒めた。
「デザインの勉強をしているって言ってたものね」
ブリジットも同意する。
「円はデザイン決まったの?」
「うーん……、デザイン、どうしよう」
困り果てる円に、店員が申し出た。
「ご相談ください。ひとつずつ決めてまいりましょう」
「う、うん! えっとね、なるべく軽くて、動きやすくて」
なんといっても、アスリートとして勝負下着に求めるものは機能性だ。
「はいてても気にならない感じがいいな! 激しい運動しても、大丈夫そうなやつ!」
「では、体にフィットする素材で、動きをサポートするような形を選びましょう」
「うん、ありがとう! あとは、やる気が出そうなやつ! なんといっても、勝負下着だから!」
「でしたら、色はビタミンカラーがいいかもしれませんね。お似合いになりますよ」
「わあ、出来る大人な感じ? デザインとかは、お姉さんのセンスにお任せするよ!」
「動きやすさ優先で、元気がでるもの、ですね。かしこまりました」
店員は、いくつかサンプルを並べて、ずれにくい肩紐の形や、伸縮性に優れた素材について円に説明した。
「よろしくねー!」
(清楚なだけではなくて、色気も両立するようなものがいいのですが)
北条 冬華
も、カウンターでサンプルを見ながら相談していた。
「レースは欲しいです。素材は、肌触りと見た目の良い、シルクとか」
「こちらの素材の中で、お気に召した肌触りのものはございますか?」
「ええと、そうですね……。あ、これ……」
「この素材は吸水性にも優れていますし、裏地はこちらで統一しましょうか」
「はい。あと、レースは……、白が基調のものがいいかと思うんですけど」
「白にもいろいろございますが、お客様の雰囲気からすると、やわらかな色合いのものが良いかもしれませんね」
レースも、形や配置によって随分仕上がりに差が出るようだ。
(清潔感も欲しいですし、こんなところでしょうか)
相談する中で考えもまとまって、冬華はほっと一息ついた。
(あら、月さん、ガーターベルト頼んでますね。いいな、私もそうしましょう)
ブラジャーとショーツと、それに合うようなガーターとストッキングを注文する。
(なんだかんだで、ドレスに合いそうな下着になったような……)
結果的には、勝負下着と呼んでもかまわないほど、見栄えのする下着となった。
真剣に勝負下着を求めている少女、
小山内 海
も、着々と打ち合わせを進めていた。
(こっちのほうがかわいいなぁ。やっぱりかわいいやつがいいと思う)
けれど勝負下着なんだから、かわいいだけじゃなくて、色気も必要なはず。
(……紐パンにしてみるとか?)
『この、フリルのついたセットで、むねのちゅうしんに、こっちのリボンをつけてください』
海はフリルで飾られたブラとショーツを選んだ。
胸元にはワンポイントのリボンがついている。
『ヒモのかたちは、これがいい かな?』
「そうですね。しっかり結べて安心です。細いので、邪魔にもなりませんし」
『じゃあ、それにします』
紐パンにもフリルが使われていてかわいらしいが、面積は少なめだ。
(柄はどうしようかなぁ)
普段なら、海は白と青系統のものを選びがちだ。
(けど、せっかくの勝負下着だし……、よし)
『くろと、みずいろのストライプで、フリルは、しろにします』
「ストライプとフリルの対比が素敵ですね。ストライプの太さと色を決めましょう」
はっきりとした色を選んだほうがかわいいと思う。
『これ、と、これ』
「かしこまりました。良い色ですね、若々しくて」
海の年齢や体型に、ふさわしい下着になったはずだ。
(……気に入って、くれるかなぁ)
いつか使う日のことを考えて、海はドキドキしながら最終確認を行った。
それぞれの注文を終えて、店を出るときにブリジットが言った。
「できあがりが楽しみね。取りに来たら、そのあと皆で見せっこしましょうよ、ね?」
月もうなずく。
「私もお願いしたいな。デザイン画の参考になりそうだ」
「いいわよね、決まりね! ……あら、そういえば刀はどうしたのかしら?」
「あっ、いた! 外で待ってるよ。なんでだろー?」
店を出たところで立って待つ刀は、不思議と少し疲れた顔をしている。
「あれ、買い物待たせすぎちゃった? レストランは今度にしよっか?」
円に気遣われた刀は、誰にも聞き取れないほどの小声でぽつりとつぶやいた。
「……買えたのか、勝負下着。いやいや、だめだ。もう忘れよう……」
結局、レストランは後日にあらためることとなり、帰路につくこととなったのだった。
<< もどる
1
…
5
6
7
8
9
…
10
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
そうだ、下着を買おう!
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
瀬野 とうこ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年09月12日
参加申し込みの期限
2013年09月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年09月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!