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そうだ、下着を買おう!
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【あなたの下着はわたしにおまかせ】
「とーくばいー、とーくばいーっと……、んー?」
鼻歌まじりに店を訪れた
大山田 団十郎
は、【attitude ~petit~】の雰囲気が想像とまるで違うことに気づいておののいた。
「なんだこの店は……」
ピカピカの店内はムダにキラキラしていて色鮮やかだ。
ジーンズにTシャツ姿の自分には、あまり似つかわしくないように思える。
「いらっしゃいませ。ようこそお越しくださいました」
きれいなお辞儀を披露する店員が、ここはオーダーメイドの下着の店だと教えてくれる。
「オーダーメイド……」
これといった目的もなく、安く下着のまとめ買いができるかと思って立ち寄っただけなのだが。
(動きやすいように、ボクサーパンツを買おうと思ったんだけどな)
しかしオーダーメイドだというのなら、ボクシング部の試合用に、格好の良いパンツを購入するのも悪くない。
「えーっとそれじゃあ、俺は普段、こういうのをはいてるんだけど」
ジーンズのウエスト部分をずらして、中身を見せた。
「試合のときにはけるようなやつで、ボクサーみたいにファイアーパターンを乗せて……」
店員に要望を伝える団十郎の腕を、わしっとつかむ女子生徒がいた。
「ストップ!」
見かねて間に割って入ったのは、
弘明寺 能美子
だ。
能美子は店内に入るなり、団十郎の姿に気がついた。
顔の判別は難しい彼女だったが、引き締まった肉体を見間違えることはない。
(大山田さんの腹筋、服の上からでもわかるんだもの)
下着ならば教師に目をつけられることもなく、おしゃれを楽しむことができるだろう。
そう考えてやって来た能美子だったが、意外なところで目にした団十郎が普段どんな下着を着用しているのか興味がわいた。
それとなく近づいてみると、親切なことにウエストを下げて見せてくれたというわけなのだが。
(……って、単色! しかも男物!?)
能美子の顔がひきつった。
「だめよ、大山田さんったら! 女たるもの常に一級品を身につけないと!」
「……は?」
つかんだ腕の手応えに、相変わらずいい筋肉をしていると能美子は思った。
(どのくらい鍛えているのかしら……って、今はそんな場合じゃないわ!)
むくむくと、使命感がわいてくる。
この肉体美にふさわしい下着が必ずあるはず!
「店員さん、早速下着オーダーしたいから彼女と一緒に測定してください!」
「えっ、ぐみょーじ……?」
能美子は問答無用で団十郎の腕を引っ張り、計測室へと駆け込んだ。
「なんだってこんなことになってんだ……」
Tシャツを脱がされて、団十郎は頭を抱えたくなった。
なぜだろう、詰め寄ってくる能美子の鼻息が荒い。
(そういやこないだ、
授業中に熱が入って思わずキスしちゃった
けど)
能美子のこの熱意。ただごととは思えない。
「大山田さん、自分の体には自分で責任をもたないといけないのよ」
「どういう意味だ?」
「せっかくいい素材なんだから、活かしなさいという意味よ!」
美しく見せるための下着についてレクチャーを始める能美子に、団十郎はたじたじになった。
「いや、俺、そういうのくわしくないし……」
「そんなの見ればわかるわよ。だから今説明してるんでしょ!」
その間にも手早く計測を済ませていく店員が、微笑ましげに声をかける。
「仲がよろしいんですね。お客様のアドバイスも的確で、感心いたします」
(たしかにぐみょーじ、やたらくわしそうだよな)
「次、デザインを選びに行くわよ。私にまかせて。いいわね」
「ん、おう、わかった」
そこから先は、もう口をはさむ隙もなかった。
「これにしましょう。間違いなく似合うわ」
能美子が団十郎に選んだのは、シルク素材の赤い下着だ。
(ああ、清々しいわ。やりきった気分ね)
「形はオーソドックスだけど、レースが大人っぽいでしょう」
「……そうなのか」
一方の団十郎は、少し疲れた顔をしている。
「大山田さんは活動的だから、赤にしたの。強そうでしょう」
「強いのはいいことだな」
(違うわ、強くて美しいのがいいことなのよ)
「ちゃんと使ってよね」
能美子は色違いの、黒い下着を選んだ。
(
この間着たドレス
は赤だったし、やっぱりここは思い切って黒ね)
注文を終え、昨日駅前でちらしを手渡してくれた店員がいたので挨拶をしてから店を出た。
「完成が楽しみだわ」
すると、気を取り直したらしい団十郎が、迫力のあるさわやかな笑顔を浮かべて能美子との距離をつめてきた。
「じゃあさ、この下着が届いたら、お前の家で試着して見せ合うことにしようか」
「……え」
「楽しみなんだろ? 最後まで見届けろよ」
(えっ、どうして? 不穏な雰囲気……?)
団十郎の笑顔に背筋がざわついた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
瀬野 とうこ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年09月12日
参加申し込みの期限
2013年09月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年09月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
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