this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
そうだ、下着を買おう!
<< もどる
1
…
2
3
4
5
6
…
10
つぎへ >>
【下着屋さんに挑戦】
「うわぁ、きれい……」
【attitude ~petit~】に足を踏み入れた
北原 みゆき
は、感嘆のため息をもらした。
かすかに流れるBGM、光沢のある床、飾られた花を照らすクラシックな照明。
やわらかな香水の香りもただよい、高級感に軽くめまいがした。
「私なんかがこんな所にいていいの?」
怖じ気づいてしまいそうだったが、よく見ると店内には同じ学校の生徒の姿もある。
(大丈夫……、だよね)
自分と同じようにおろおろしている姿に勇気づけられたみゆきは、
後木 真央
に話しかけた。
「こんにちは、真央ちゃん」
「はわわわわ、みゆきちゃんー!」
星ヶ丘は魔窟だと、ぶつぶつつぶやいていた真央は、みゆきにすがりついた。
「聞いてほしいのだ、みゆきちゃん! 割引してあっても、スポーツブラの三倍のお値段なのだっ。おへそも隠れない小さなパンツも、こんなお値段……っ」
「お、落ち着いて、真央ちゃん。大丈夫だよっ」
真央は混乱していた。
寮費は900円の猫鳴館。普段はほとんどジャージ姿だ。
ジャージはいい。猫とたわむれるのに最適だ。
女子力なんて聞いたこともないも同然。
真央の下着は、機能重視のベージュのスポーツブラ。
ベージュはいい。下着選びに気をつかわなくても、透けることがない。
日用衣料のお店で買うパンツも、もちろんベージュだ。
おへそまでカバーする綿100%。
温かくって最高だ。
「パンツもブラも作れなくても、六尺褌も越中褌も自作できるのだ。自分では着られないだけなのだっ……うわーん!」
そんなことをつらつらと訴えかける真央を、みゆきはなだめた。
「じゃあ、私も真央ちゃんも下着購入初心者だね。一緒に選ぼう?」
「みゆきちゃん、頼もしいのだ。慣れてるっぽいのだー……」
そこへ、店員が遠慮がちに声をかけてきた。
「女性でもふんどしを着用される方はいらっしゃいますよ」
少し論点がずれていた。
「けれどまずは、よろしければお体のサイズを計測してみましょうか」
「お、おねがいするのだ……」
みゆきと隣り合わせの計測室におそるおそる入った真央は、自主申告をした。
「ま、真央ちゃん、A寄りのBなのだ」
「下着次第で、ふっくらとした胸元になりますよ」
「ふ、ふっくら……なのだ!?」
メジャーであちこちを計られて、サンプルのカップや下着をあててみると、不思議といつもの自分の体型とは異なって見えた。
目を丸くしながら、真央はつぶやいた。
「やっぱり……。星ヶ丘は魔窟なのだぁ……」
並んでカウンターに座り、みゆきは自分でデザインしてきた絵を真央に見せた。
「真央ちゃんはどんな下着にするか決まった? 私は、いろいろ描いてきたの……」
「うわぁ、みゆきちゃんすごいのだ、上手いのだー!」
「ありがとう。どれが似合うかなぁ?」
「レースとリボン、かわいいのだ……」
「真央ちゃん、このデザイン気に入ったの?」
「はわわ、何でもないのだ! 真央ちゃんは安くて初心者向けなら何でもいいのだっ。ちょっとだけかわいかったら嬉しいけど……」
「うん、きっと真央ちゃんに似合うと思うよ」
「そ、そうかななのだ。……みゆきちゃんは、やわらかい色のやつが似合いそうなのだ」
真央はカウンターに並んだ見本の中から、繊細なレースのついた淡いグリーンの下着を指さした。
「みゆきちゃんの目の色に似てて、きれいだって真央ちゃん思う!」
「そっかぁ、ありがとう」
少し照れくさくなって、みゆきははにかんだ。
「デザインも、きっとこの、紐がひらひらしてるやつが似合うと思うのだっ」
「真央ちゃんは、こういうのはどうかなぁ?」
ペンを出して、みゆきはさらさらと真央をイメージしたデザインを紙に描いた。
「みゆきちゃん……! もしかして天才なのだ!?」
先ほど真央が気に入ったというデザインの、リボンの部分を猫の首輪に見立てた下着のイラストを見て、真央は興奮した。
「すごい、すごいのだっ。とってもかわいいのだー!」
「真央ちゃんもきっと、明るい色が似合うよね」
そこからは店員をまじえて相談し、二人は初めての下着のオーダーを終えた。
「カルチャーショックで頭がくらくらするのだ~」
「素敵な下着がたくさんあったね」
真央とみゆきが店を出ると、そこでばったり
逆巻 天野
と
八神 修
に出くわした。
「あれ、君たちも買い物に来たの?」
意外だとでも言いたげに、天野は真央を見て話しかけた。
「こ、こんにちは……」
「修ちゃん、天野ちゃん。……もしかして男性用のパンツにもレースがつくのだ? ふりふりなのだ?」
「そんなわけないでしょ」
あきれた様子の天野に、真央がはっとする。
「あっ、そうか、ふんどしなのだ。ふんどしもレースとリボンでバリバリなのだ!?」
「ふんどしは買ってないよ」
「お店の中、レースとリボンとひらひらとキラキラでゴージャスだったのだ~」
修が取り乱し気味の真央の頭をよしよしとなでる。
「後木はどんなものを頼んだんだ?」
「みゆきちゃんが一緒に考えてくれたのだ。かっ、かわっ……かわいくてお高い下着なのだ~!」
「かわいいならよかったじゃないか」
「ああううぅ……」
「そうだ、これから一階のカフェに行くんだけど、一緒にどうかな」
天野と修に誘われて、真央とみゆきはうなずいた。
「えっと、そうだね、行こうか真央ちゃん」
「うん……。真央ちゃん、少し疲れたのだ。ほっとひといきつきたいのだ~」
【おみやげ】
自分たちの下着の注文を終えた
神野 マキナ
と
神無月 ひふみ
は、帰りに男性用の下着売り場に立ち寄った。
日頃迷惑をかけている舎弟に、ふんどしをプレゼントしたいのだというひふみに、マキナが笑顔を向ける。
「いいね、きっと驚くだろうな。ちょうどいい、ぼくも男性用のコーナーに興味があったんだ」
「いらっしゃいませ」
「贈り物を注文したいんですけど」
「かしこまりました。こちらへどうぞ」
きょろきょろと店内を見回すマキナを連れて、ひふみはカウンターに腰かけた。
「ねえ、ひふみ見て。斬新なデザインのブリーフがある!」
「……ブラジャーが置いてあることに驚きなさいよ」
「えっ、あ、本当だ!」
ステテコもあるし、ふんどしもある。
男性用の下着も意外と種類は豊富なようだ。
「ええと、これなんだけど」
ひふみは自分のところの鯉の写真を店員に渡した。
「この子たちをモデルにして、赤と黒の鯉の刺繍を入れてほしいの」
布地は木綿の白だ。
「あとこれ。この真っ赤なカンナも入れてちょうだい」
代紋の、赤いカンナも示す。
「うわ、派手だな~」
間違いなく喜ぶと、ここでもマキナは太鼓判を押してくれた。
「承りました」
「ええ、よろしくね」
<< もどる
1
…
2
3
4
5
6
…
10
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
そうだ、下着を買おう!
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
瀬野 とうこ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年09月12日
参加申し込みの期限
2013年09月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年09月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!