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せんせいといっしょ：鷲尾先生編
●相談は終わったけれど……
掃除用具入れからようやく出られた雨崎 荒太郎と八十八旗 信彦。
添木 牡丹の３人が引き起こした騒動が終り、静かになった保健室に宇佐見 望月が来た。
「いやあ、今日は雨で部活無かったから、上半身の筋トレだけやってこっちに来たんですよ。これ付けて校内を動き回るのは、じっみーな筋トレになるんすよ」
足にウエイトを付けて歩き回る地味な筋トレと言うが、それもれっきとしたトレーニングだ。
「えっと、今日の手当ての記録はっと……」
保健室にある記録帳に目を通し、読み上げる。
「擦過傷６名、打撲５名、脱臼は……指が１名。発熱３名、うち１名早退。腹痛４名、頭痛３名、と」
最後の二行も読むべきかな？ と報告を。
「それと……アイアンクロー２名、と。これ、何すか？」
こんなことで保健室に運ばれた生徒がいるのか……と呆れた。それを書いたのは、アイアンクローをかました牡丹だった。
「何で、今日はこんなに多いんですかね？ 気分不快？ 食中毒とか、そういうことじゃないっすよね？」
「梅雨時で冷え込んでいるから、それで体調を崩しやすいのと、気分が滅入るのもあるのでしょう」
「……っと、これで、保健委員の仕事はおしまいです、れみちゃんセンセー！」
雨で部活が休みなので、校内で筋トレの続きをしに行こうとした望月を尾鎌 蛇那伊が引き止めた。
「足の筋肉の負担軽減と、柔軟になりやすいマッサージをして、負担がかかり難くしてあげるわ」
「良いのか？ それじゃあ、お言葉に甘えて」
制服のズボンを捲り上げ、足のマッサージをしてもらうことに。
（トレーニングしてるだけあって、筋肉の付き具合が良いわね。刀ちゃんも良いけど、彼も良いわ）
ろっこんを発動させたい気持ちを抑えながら、念入りに望月の両足をマッサージする。
「はい、おしまい。少しは楽になったかしら？」
「ああ、楽になった。サンキュー！」
「おまけとして、ひとりでも出来る簡単マッサージ法を教えてあげるわ。筋トレも良いけど、ほぐすことも重要だと思うわ」
確かにそうっす、と、簡単マッサージ法を教わることに。
蛇那伊の教え方が上手なこともあり、望月はすぐに覚えた。
「じゃ、俺は筋トレの続きをするっす！」
「保健委員の仕事が終わったから、あたし、帰るわ。ベッドのシーツは、洗うから持って帰るわね。先生、さようなら」
「ご苦労様。今日はいろいろとありがとう」
荒太郎と信彦はベッドで寝ている、他の男子はいないので、真央は心置きなくバストアップ法を教わることができた。
「なるほどなのだ。これも、ちゃんと覚えておくのだ」
これで鷲尾先生みたいな巨乳になれるかもしれないのだ、と期待する真央。
牡丹は、そんなことをしなくても胸は大きいが、鷲尾先生が教えてくれたから、私も……と実践してみようと思った。
「真央ちゃんも帰るのだ。先生、今日は、相談に乗ってくれてありがとうなのだ！」
帰り支度をしながら、鷲尾先生にお礼を言う真央。
「添木さんも、そろそろ帰りなさい。保健委員のお仕事、ありがとう。すごく助かったわ。明日、またお願いするわね」
もっと側にいたかったが、鷲尾先生がそう言うなら……と帰って行った。
相談に訪れた生徒達がいなくなったので、保健室は静かに。
鷲尾先生は、ベッドで寝ているふたりが起きるまで保健室にいた。
「気が付いたようね。ふたりとも、大丈夫？」
信彦の顔を覗き込みながら、心配そうに声をかける。
「だ、大丈夫です！」
「大丈夫そうね。映画のお誘いだけど、保健委員の皆と一緒ならOKよ」
「本当ですか！？」
その他大勢と一緒だが、お誘いが成功したので「やった！」と大喜び。
「僕も行くー！」
ふたりだけでずるいー！ と、荒太郎も一緒に行くことに。
元気になったふたりも帰ったので、保健室には、鷲尾先生しかいない。
「いろいろな相談があったわね。私も、誰かに相談に乗ってもらおうかしら……」
たまには、誰かに解決してもらいたい。そう考える鷲尾先生だった。
掃除用具入れからようやく出られた雨崎 荒太郎と八十八旗 信彦。
添木 牡丹の３人が引き起こした騒動が終り、静かになった保健室に宇佐見 望月が来た。
「いやあ、今日は雨で部活無かったから、上半身の筋トレだけやってこっちに来たんですよ。これ付けて校内を動き回るのは、じっみーな筋トレになるんすよ」
足にウエイトを付けて歩き回る地味な筋トレと言うが、それもれっきとしたトレーニングだ。
「えっと、今日の手当ての記録はっと……」
保健室にある記録帳に目を通し、読み上げる。
「擦過傷６名、打撲５名、脱臼は……指が１名。発熱３名、うち１名早退。腹痛４名、頭痛３名、と」
最後の二行も読むべきかな？ と報告を。
「それと……アイアンクロー２名、と。これ、何すか？」
こんなことで保健室に運ばれた生徒がいるのか……と呆れた。それを書いたのは、アイアンクローをかました牡丹だった。
「何で、今日はこんなに多いんですかね？ 気分不快？ 食中毒とか、そういうことじゃないっすよね？」
「梅雨時で冷え込んでいるから、それで体調を崩しやすいのと、気分が滅入るのもあるのでしょう」
「……っと、これで、保健委員の仕事はおしまいです、れみちゃんセンセー！」
雨で部活が休みなので、校内で筋トレの続きをしに行こうとした望月を尾鎌 蛇那伊が引き止めた。
「足の筋肉の負担軽減と、柔軟になりやすいマッサージをして、負担がかかり難くしてあげるわ」
「良いのか？ それじゃあ、お言葉に甘えて」
制服のズボンを捲り上げ、足のマッサージをしてもらうことに。
（トレーニングしてるだけあって、筋肉の付き具合が良いわね。刀ちゃんも良いけど、彼も良いわ）
ろっこんを発動させたい気持ちを抑えながら、念入りに望月の両足をマッサージする。
「はい、おしまい。少しは楽になったかしら？」
「ああ、楽になった。サンキュー！」
「おまけとして、ひとりでも出来る簡単マッサージ法を教えてあげるわ。筋トレも良いけど、ほぐすことも重要だと思うわ」
確かにそうっす、と、簡単マッサージ法を教わることに。
蛇那伊の教え方が上手なこともあり、望月はすぐに覚えた。
「じゃ、俺は筋トレの続きをするっす！」
「保健委員の仕事が終わったから、あたし、帰るわ。ベッドのシーツは、洗うから持って帰るわね。先生、さようなら」
「ご苦労様。今日はいろいろとありがとう」
荒太郎と信彦はベッドで寝ている、他の男子はいないので、真央は心置きなくバストアップ法を教わることができた。
「なるほどなのだ。これも、ちゃんと覚えておくのだ」
これで鷲尾先生みたいな巨乳になれるかもしれないのだ、と期待する真央。
牡丹は、そんなことをしなくても胸は大きいが、鷲尾先生が教えてくれたから、私も……と実践してみようと思った。
「真央ちゃんも帰るのだ。先生、今日は、相談に乗ってくれてありがとうなのだ！」
帰り支度をしながら、鷲尾先生にお礼を言う真央。
「添木さんも、そろそろ帰りなさい。保健委員のお仕事、ありがとう。すごく助かったわ。明日、またお願いするわね」
もっと側にいたかったが、鷲尾先生がそう言うなら……と帰って行った。
相談に訪れた生徒達がいなくなったので、保健室は静かに。
鷲尾先生は、ベッドで寝ているふたりが起きるまで保健室にいた。
「気が付いたようね。ふたりとも、大丈夫？」
信彦の顔を覗き込みながら、心配そうに声をかける。
「だ、大丈夫です！」
「大丈夫そうね。映画のお誘いだけど、保健委員の皆と一緒ならOKよ」
「本当ですか！？」
その他大勢と一緒だが、お誘いが成功したので「やった！」と大喜び。
「僕も行くー！」
ふたりだけでずるいー！ と、荒太郎も一緒に行くことに。
元気になったふたりも帰ったので、保健室には、鷲尾先生しかいない。
「いろいろな相談があったわね。私も、誰かに相談に乗ってもらおうかしら……」
たまには、誰かに解決してもらいたい。そう考える鷲尾先生だった。
あとがき
担当マスター：
カターレ
ファンレターはマスターページから！
カターレです。
「せんせいといっしょ：鷲尾先生編」に参加された皆様、お疲れ様でした。
皆様のお悩みは、解決できたでしょうか？
進路相談、恋愛相談、身体的なことなど、思春期な生徒ならではの相談事でした。
男子生徒の皆さんは真面目系、女子生徒の皆さんは、バストやファッションといった女の子らしい内容でした。
中には妄想的な内容もありましたが、楽しませていただきました。
皆様のお役に立てたのであれば、とても嬉しいです。
生徒の悩みを解決したいと今回の相談をもちかけた鷲尾先生自身も、悩みを解決してほしいのではないかと思います。
鷲尾先生の悩み、どのようなものか気になりませんか？
胸が大きくて肩こりがするとか、内緒にしていることをカミングアウトしたいとか、いろいろと想像できるのではないかと。
ご参加してくださったキャラクターの皆様、読んでくださったプレイヤーの皆様が楽しんでいただければ幸いです。
ありがとうございました。
「せんせいといっしょ：鷲尾先生編」に参加された皆様、お疲れ様でした。
皆様のお悩みは、解決できたでしょうか？
進路相談、恋愛相談、身体的なことなど、思春期な生徒ならではの相談事でした。
男子生徒の皆さんは真面目系、女子生徒の皆さんは、バストやファッションといった女の子らしい内容でした。
中には妄想的な内容もありましたが、楽しませていただきました。
皆様のお役に立てたのであれば、とても嬉しいです。
生徒の悩みを解決したいと今回の相談をもちかけた鷲尾先生自身も、悩みを解決してほしいのではないかと思います。
鷲尾先生の悩み、どのようなものか気になりませんか？
胸が大きくて肩こりがするとか、内緒にしていることをカミングアウトしたいとか、いろいろと想像できるのではないかと。
ご参加してくださったキャラクターの皆様、読んでくださったプレイヤーの皆様が楽しんでいただければ幸いです。
ありがとうございました。
シナリオ
シナリオデータ
シナリオスケジュール
- シナリオガイド公開日
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- 2013年10月20日
- 参加申し込みの期限
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- 2013年10月27日 11時00分
- アクション投稿の期限
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- 2013年10月27日 11時00分
