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実験島NEK-0J1MA
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【パティの帽子】
「おっはよう、マルク! 今日も良い天気だね♪」
『ああ。おはようパティ』
パティ
は今日も、ご機嫌パティさんなのです!
最高にカワイくってお気に入りな寝子高の制服をバッチリ着こなして、家を飛び出したら広がってるのは、最高の青空。学校には最高のお友だちがいて、授業だって……授業はちょっぴり退屈だけど、学校生活はとっても充実してる。
「ねえねえマルク、今日は前髪をゆるふわカールにしてみたの。どうどう? どうかなぁ?」
『ああ。いいんじゃないか? 似合ってるよ』
「やったね♪」
大切なお友だち、犬耳帽子のマルクをすぽんとかぶれば、元気いっぱいパティさんのできあがり!
「それじゃ、学校行ってきまーす!」
『おい、パティ。なにか忘れてないか?』
「えっ? ……あ、いっけない! MTTB飲むの忘れてた~!」
おっちょこちょいな私だけど、マルクがいれば大丈夫。いつも助けてくれるし、分からない古文の授業も教えてもらえるし、マルクとコイバナだってできちゃうもんね。
私のろっこんって、最っ高~♪
マルクがいれば、通学路だって退屈しないの。なんだって相談に乗ってくれるし、おしゃべりは尽きないし。
「委員会の先輩がね~、めっちゃカッコいいのよね! 制服だってばっちり着こなしてるし」
『パティは制服フェチだからな……』
「フェチとか言わないで~! だって好きなんだもん……あれ?」
サイレンの音?
今日はなんだか、街が騒がしいみたい。なにかあったのかな?
『……どうしたんだ? 学校に遅れるぞ』
「うん。でも、なんか気になっちゃって……また神魂絡みのトラブルかな?」
ちょっと様子を見に行ってみようか。学校にはちょっとだけ、遅れちゃうかもしれないけど……。
でもね、パティさんはもれいびだから。なにかできることだってあるかもしれない。困ってる人がいたら、助けてあげられるかもしれない。
『パティ。どうした、もう行かないと』
「ねえマルク、もし神魂の影響でなにか起こってるなら、私の力が必要かも?」
『お前の力って、帽子に俺という人格を宿らせるだけの能力じゃないか。いったい何の役に立つっていうんだ?』
「だってマルクはとっても頼りになるし、なんだってできちゃうじゃない。きっと誰かの助けになれるよ!」
『だが、これは大した騒ぎじゃない。お前が関わるほどじゃないさ』
でも……あっ、爆発した! なんだろう? フツウじゃないなにかが起こってるみたい。
周りでは、事情通っぽいおばさんたちが噂話をしてる。
「いやだわ、怖いわぁ。また例の人たちかしらね」
「『野良猫解放戦線』……だったかしら? 寝子島にテロリストだなんて」
「この前見たわよぉ私、若い男が駅前で叫んでたの。この島はまやかしだとか、MTTBは幻覚剤で、私たちはみんな騙されてるんだ、とか」
「妄想にとらわれちゃってるのね。物騒な世の中になったものだわねぇ……」
野良猫……解放戦線? そんな人たちがいるんだなぁ。
MTTBが幻覚剤だなんて、そんなわけないのにね。
「テロリストだって、怖いねマルク。パティさんにできることはあるかな……?」
『やめたほうがいい。俺たちにできることはなにもないさ。心配するな、この島には他のもれいびだっているんだ。パティがなにもかも背負う必要はないさ』
「うん……そうだね。気になるけど、仕方ないね」
まあ、マルクがそう言うなら間違いはないよね。
なんたってマルクは、最っ高の相棒だもの。マルクの言うことを聞いてれば、まったく問題なし!
気にせず学校いこーっと☆
ふう。授業終わり! 今日もパティさんは頑張りました!
「今日は委員会もないし、帰ろっかマルク」
『んんっ。そうね……いや、そうだな。帰ろう』
あれっ? マルク……なんだか、声がおかしいような?
「マルク、風邪? いつもと声が違う気がするけど……」
『いや。俺は帽子だぞ? 風邪なんて引かない。気のせいじゃない? ……気のせいじゃないか?』
「……うん」
なんだろう。どこか……違和感。
そういえば前にも、こんなことがあったかも。なんだかマルクが急に別人になったような気がして、不思議な感じで……でも、その時はすぐに元に戻ったから、気にしなかったんだよね。
「マルク」
『な、なに? なんだ?』
「具合が悪かったりしたら、すぐに言ってね。マルクはパティさんの、大事な大事なパートナーなんだからね!」
『ああ。分かってる。なにも問題はないよ』
そう。これからもずうっと、私とマルクは変わらない。ずうっとずうっと、いっしょなんだから。
いつまでも元気でいてくれなきゃ、困っちゃうんだから。ねっ!
まったく、世話が焼けるわね。
「す、すみません
椎井
先輩。どうしてもトイレが我慢できなくて……」
「タイミングは見極めなさいと、いつも言っているでしょう。今のはかなり危なかったわよ? ボイスチェンジャーだって完璧じゃないんだから」
「ありがとうございます。代わってもらって助かりました」
「まあいいわ。くれぐれもボロを出さないようにね。引継ぎまで頑張りなさい」
「はいっ、先輩!」
実験対象は、
パトリシア・プロウライト
。あまり細かいことを気にするタイプじゃなさそうだし、問題はなさそうね。
黒服の仕事は繊細だわ。ちょっとしたミスから、どんな綻びが生まれるか分からない。近頃は不穏な噂も流れてるし。
『野良猫解放戦線』……油断はできないわね。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2020年04月17日
参加申し込みの期限
2020年04月24日 11時00分
アクション投稿の期限
2020年04月24日 11時00分
参加キャラクター一覧
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