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実験島NEK-0J1MA
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【彼女のお仕事】
「さあ今週も始まりました、『私のお仕事、教えまSHOW!』のコーナーです。毎週様々なお仕事に従事するプロフェッショナルな皆さんをお迎えするこのコーナー、今回はこちらの方にお越しいただきました。どうぞ!」
「あ、どうも。黒服をやってます、
河嶋 ちせ
です。よろしくお願いします」
「はい、よろしくお願いします。河嶋さんは黒服をされているということで、勤務地は神奈川県木天蓼市の寝子島ということになりますね。今日は遠いところご足労いただきましてありがとうございます。担当されているもれいびのほうは、大丈夫なんですか?」
「今日は同僚が作業を代わってくれていますから。不測の事態に備えて、いつでも交代できるような態勢になっているんですよ」
「さすがはプロですね! ではさっそく河嶋さんのお仕事ぶりをご紹介していきたいと思うんですが、まずその前にですね、黒服とはどういったお仕事なのか? といったところを、河嶋さんから軽く説明をね、お願いできますか」
「あ、はい。そうですよね、一般の方にはなかなか分かりにくいところもあると思いますから……まあともかく、寝子島で実験体の『ろっこん』を演出する、というのがメインの作業になります」
「ろっこん、というのはどういったものなんでしょうか?」
「簡単に言うと超能力ですね。人間離れした怪力だったり、指先から電撃を発射する能力だったり、そういった能力を彼らは持っていると思っていますから。それを再現するのが黒服の一番重要なお仕事です」
「河嶋さんのお仕事がまさに、花形というわけですね」
「いやあ……もちろんそれ以外にも、実験体の管理や健康維持だとか、疑似的な社会体制の保持だとか、いっぱいあります。そういったさまざまな作業を担当する黒服が力を合わせて、寝子島という一つの舞台を運営してるんです」
「なるほど。それでは実際に、河嶋さんのお仕事ぶりを拝見させていただきたいと思います。その前に、いったんCMです」
午前四時。河嶋の朝は早い。
一日の始まりは、実験体の暮らす部屋へ忍び込むことから始まる。対象の生活リズムによって異なるが、黒服のタイムスケジュールは常に、対象より一歩も二歩も先んじる必要があるのだ。
「四時起き! 早いですね。朝は辛くないですか?」
「もう少し寝てたいな、と思うことはあります。でもまあ、好きで始めた仕事ですから」
河嶋は黒服の最前線だ。ろっこん……つまり超能力を疑似的に再現することが彼女の役割である。
ろっこんは実験対象によりさまざまだ。発動条件や実際の効力のみならず、発動可能な対象が限られていることもある。そうした情報を常に把握することは、作業の大前提となる。
むろん、そればかりではない。
「対象がろっこんを使う時って、必ず『よし、今使うぞ』ってサインを発してるんですよ。例えば表情の機微や、ちょっとした視線の動きや……私じゃなきゃ見逃しちゃうかも知れませんね。ふふっ」
ろっこんを現実として再現する技法や扱う道具も多岐に渡るが、それらの扱いが最も精緻を極めるのは何と言っても、ろっこんバトルだ。
もれいび同士が敵対することは、寝子島では意外とあるのだという。
「神魂の影響で……神魂というのはつまり、神さまがくれたろっこんの源ですね。それが島のあちこちに漂っているおかげで、寝子島では不思議な現象がたくさん起こる、という設定になっているんですが」
「そうした現象の中で、時に能力者同士が戦うというシチュエーションも生まれると」
「はい。黒服の腕の見せ所ですね」
この日は、神魂現象が引き起こすもれいび同士の大規模なバトルが予定されていた。
複数の実験対象が一堂に会するため、前日は各担当黒服が顔を合わせて綿密なミーティングが行われた。河嶋もまた準備に余念がない。
「バトルには台本のようなものがあるんですか?」
「大まかな流れは決めてしまいますが、もちろんそのとおりに進むとは限りませんからね。そこは臨機応変で」
「なるほど。実験対象も人間ですからね」
「はい。でも実験体同士や、お相手の黒服さんとの間の測り合いとか、完璧なタイミングでバシッと演出が決まると、やっぱり気持ちいいですね」
この日のバトルは大成功を収め、貴重なデータが得られたという。
翌日はオフだというので、河嶋の自宅を訪れてみた。黒服の休日には大いに興味が湧いたが、河嶋は苦笑いを浮かべた。
「これは……何をされているんですか?」
「まあ、宿題のようなものですね。『キャラクター登録申請書』を書いてます」
新たな実験体が島へ誘致される際には、詳細かつ適切なデータを用意する必要がある。どのような職業か。どのような役割を果たすのか。どんなろっこんを持たせるのか。そうした情報は専門の担当者が考えるほか、多様性の確保のため、黒服から広く公募されることもあるのだそうだ。
「私は平凡な人間ですから。頭を働かせるくらいしかなくて……でも、これはちょっと得意なんですよ。上の人となんだか感性が合うのかもしれませんね、何通か採用されたこともありますし」
そういって休まずペンを走らせる河嶋の後ろの本棚には、黒服の業務に関する資料がぎっしりと詰まっていた。
「今の担当は繊細な能力なので、次はパワータイプのもれいびも担当してみたいなと思ってて。日々学ぶことばかりですよ」
実験島NEK-0J1MA。その途切れぬ運営は、河嶋のような勤勉な黒服たちの汗と努力によって支えられているのだ。
「では最後に、いつもの質問で終わりたいと思います。河嶋さんにとって、黒服のお仕事とは?」
「ありきたりですけど、人生……ですかね。自分の全部を賭けても終わらない、だからこそやりがいがあるし価値がある。そう思ってます」
「河嶋さん、本日はお忙しいところ、ありがとうございました」
「ありがとうございました」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2020年04月17日
参加申し込みの期限
2020年04月24日 11時00分
アクション投稿の期限
2020年04月24日 11時00分
参加キャラクター一覧
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