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寝子島高校
~紫色の輪舞曲~ 氷河に閉ざされしは憩いの温泉郷
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戦闘が終結し、それぞれは思い思いの時間を過ごしていた。
温泉宿の個室。そこに部屋を取っていた冬華と桜は部屋に備えられた風呂の湯船に浸かっている。湯船に浮かぶほどの乳房がなんとも淫らである。
優しく湯をかけ合いながら抱き合う二人。
そこには愛を交わし合う恋人同士特有の雰囲気があった。
「散々な目にあった……冬華、あんまり危ない事はしないで欲しい」
「うん、気を付ける。あんまり心配かけられないし」
二人は優しく抱き合いながら互いを想い、その身を重ね合う
穢れた記憶を塗り潰すかのように。
だが二人はまた、その穢れた記憶が二人を燃え上がらせる事に一役買っている事実に気づき始めていた。
穢れた記憶上の行為……二人が更に燃え上がる為にそれをまた期待してしまう彼女達が確かにそこにいたのである。
一方、温泉宿の森の中艶声を上げ続ける者がいた。それは真白である。
彼女はブレストさんだ棒の使用時の反動が癖になり、岩目掛けて放ちその反動を楽しんでいた。
電流が体を走る度に身体を震わせ、甲高い声を真白は上げる。到底、人には見せられない顔をしているが森の中、彼女しかいないので気にもしていない。
次第に熱が上がってきた彼女の手は自身の服の中へと滑り込んでいく。
「あ、こんな所にいた。真白さん、そろそろ撤収ですよ」
「ひあぁ!? ふぇ、あ、イヴァちゃん……えっと……見た?」
「何をです? 戦闘武器の練習とかしてるようにしか見えなかったんですが、違うんですか?」
「え、ああそうそう! 練習、練習だよ、うん! えっと、ほらこれ返すね! ありがと!」
真白はブレストさんだ棒をイヴァに返却すると温泉宿の方へ逃げる様に駆け出していくのであった。
温泉宿のロビーでは風呂上がりのティオレと鴻がコーヒー牛乳片手に語り合っていた。
「なかなかの一撃だったねぇ、最期の奴」
「そうでもねぇ。もっとうまくやれたんじゃないかって色々考えちまうんでな……」
「ストイックと言うか、何と言うかだよ、アンタは」
「……かもしれないな」
二人は笑い合いながらコーヒー牛乳を飲み干すのであった。
温泉宿の外には涼みながら語り合う事ができるベンチがある。そこにナディスと轟が座っている。
「ししょー、今回は本当にやばいって思ったんだからね! どうして逃げなかったの……?」
「はは、悪いな。ヒーローたるものどんな窮地に陥っても決して退いちゃいけねぇ時があるんだ。それはな、自分の後に誰かがいる時だ」
「誰かがいる時?」
「ああ、そうだ。ヒーローは守るべき者達の為に戦う。だったら力が使えなかろうが、窮地に陥ろうが……やる事は一つだろ」
「ししょーは凄いんだね……うん、ヒーローっての少しだけ、わかった気がする。ボクも……なれるかな、ししょーみたいに」
にこやかに笑いながらナディスの頭をくしゃくしゃと轟は撫でてやる。くすぐったそうにするナディスは少し恥ずかしそうだ。
「ああ、なれるさ。なんたって俺の弟子だからなッ!」
「うんっ! ボク、頑張るね! ししょーッ!」
「よし、その意気だっ!」
そして温泉に浸かる男……御剣。彼は今、緊張の真っただ中にいた。
帰り際にツクヨに温泉に一緒に入らないかと声をかけたのである。ツクヨは何を想ったか、特別にまさかの混浴の許可を取り付けてしまったのである。
用意してきますね、先に入っていてくださいと言われた御剣は先に温泉に浸かりそして後から入ってきたツクヨに背後から抱き締められ……今に至る。
(あぁぁぁあっ! 背中に胸が!! むにゅって、豊満な、たわわなあぁああ!)
語彙力が崩壊している御剣の耳元でツクヨは囁いた。
「刀ぁ……なんだか元気な所がある気がするんですけどぉ……男の子だし、しょうがないって感じですかねぇ……あひゃはっ」
ツクヨの手が彼のお湯の下の下腹部に伸びていき……そこで御剣の意識は途切れた。
次に気が付くと、温泉宿の個室でツクヨの膝枕で寝転がっていたのである。
「あれ、俺は……」
「混浴してたら気絶しちゃったんですよぉ。のぼせちゃったんですかねぇ?」
「え、じゃあアレは……夢?」
「さあ、どこまでが現実で、どこからが夢だったんでしょうねぇ? ツクヨにはわかりませんねぇ」
いじわるそうなそれでいて楽しそうなツクヨの笑顔に御剣もつられて笑うのであった。
一方、八神、常闇、ちーあは温泉宿ではなく寝子島旧市街のはずれにある廃屋に潜入していた。
「発信機の反応は……ここからのはずだが――」
「八神さん、ビンゴの様です」
「あああ! ディモニアがいるのですよッ! 本拠地、見つけたりなのですッ!」
そう言うとちーあは目の前のディモニア相手に小脇に抱えていたガトリングガンをぶっ放す。
雨のように掃射された弾丸はディモニア達を軽々と消し飛ばしていく。だが衝撃でちーあも吹っ飛んだ。
「わきゃあああぁあ!?」
「ほらっ掴まっていろ。こいつらをさっさと片付けるぞ!」
ちーあからガトリングガンを受け取り、八神と常闇は廃奥に潜んでいたディモニア達を一掃した。
奥に進むとそこは既にもぬけのからであり、ディガード達の姿はない。だが先程までいたのか消えた焚き火はまだ温かかった。
「逃がしたか……ん、これは」
落ちていた写真を拾い上げるとそこには一人の少女が映っている。無邪気そうに笑う彼女に彼は見覚えがあった。
「
野々 ののこ
?」
◆
どことも知れない場所。紫色の炎に彩られた王都の謁見の間の様な場所の玉座にディガードは座っていた。
頭を下げ、忠誠を誓う二人……レグオル、イデラを見下ろしながら彼は口を開く。
「レグオル、よくやってくれた。お前のおかげでこの拠点が構えられる事となったのだ、可能ならば褒美をやりたい所だが……その時間も惜しいのでな、許せ」
「もったいなきお言葉。我らはディガード様の忠実なる駒です。配慮は嬉しいのですが気にせずとよいのです」
「そうか。では次のポイントを魔界化する準備をするとしよう。お前達は休め」
そう言って立ち上がったディガードと同時にレグオルが立ち上がる。まだ傷が癒えていないのか、少々ふらついた。
「お待ちください! 彼らは着々と力を付けつつあります、流石のディガード様でもお一人では! この私に供をする許可を! どうか!」
「その心意気は嬉しく思うぞ、レグオル。だがな……傷が癒えていない貴様が来た所で役に立つとは思えん。今は、傷の治癒に専念しろ」
「……っ! わ、わかりました……どうかお気をつけて」
ディガードはその言葉に背中で答えるとゲートを開き、どこかへと去った。
「我らの主様は……どうしてああも無茶をなさるのでしょう」
「さあ、イデラには到底考えが及ばん。深いお考えがあるのだろうよ」
「それはそうですが……くっ、回復が遅いこの入れ物が歯痒い。本来の身体であればこのような傷など……!」
悔しそうに握り拳で床をレグオルは殴りつける。それをイデラは椅子に座り冷ややかな目で見ていた。
「嘆いても仕方ないだろう。研究の結果、この体にはいい特性が一つだけある、それはなこれだ」
そう言ってイデラが見せたのは透明な瓶……ラムネの瓶だろうか、に入った桃色の粘質の液体である。
ふたを開け、それをごくっごくっとイデラは飲み干す。どろっとした液体が喉を落ちていく感触にイデラは恍惚の笑みを浮かべた。
「これは、人間の『心の砦』とかいう部分から抽出した生命エネルギーの塊だ。これを飲むと、イデラ達の体は休息に力をつける」
「なんですって、そんな方法があったとは驚きますよ」
「ああ、これを利用しない手はない。だがこれを採取するには人型の女性に淫らな夢を見せねばならん。だが表立って動けばあのこしゃくな『ろっこん』とかいう力を持つ輩が邪魔するだろう」
「そうですね、確かに奴らは厄介です。彼らに気づかれず、うまく採取する方法は何か……」
イデアらはつかつかと近寄り自らの乳房を強調して見せる。それはこじんまりとしており、実に控えめだ。戦闘の邪魔になるのではという程大きいレグオルとは対照的である。
「この体を使う。女体には男が群がる……その男共を隠れ蓑に使えば、ある程度の目くらましにはなるだろう」
「確かに。この島の人間は同じ人間の命を奪えるとは思えませんからね。命の盾とでもいうべきでしょうか」
そうだな、と頷きながらどこかへ向かうイデラをレグオルは呼び止める。
「レグオル、どこへ行くのですか? 先程の計画をもっと詰めないと……」
「それよりもだ、主が返ってくる前に身体を綺麗にしておかないとだ。確か『風呂』といったか。愛されるならば綺麗な方がよかろう?」
「アイサレル? どういうことですか」
「前の身体では無理だがこの体ならば寵愛を一時的とは言え、受けられる。女体の利点だな。愛されるのも……悪くはないものだぞ」
そう言い残しイデラは拠点内の浴場へと向かい姿を消した。
一人残されたレグオルは頭をひねる。
武人である彼女には『愛される』というイデラの言葉が理解できないのであった。
「アイ、サレル?? とは一体……あとで主様に聞いてみましょうか。疑念は取るに越した事はありません」
その夜、ディガードに尋ねにいったレグオルはその身持って『愛される』事を知る事となる。
後の彼女曰く『愛されるのは戦場に立つより緊張する』とのことであった。
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あとがき
担当マスター:
ウケッキ
ファンレターはマスターページから!
今回、遅れてしまい申し訳ありません。お待たせしてしまった皆様に深く謝罪いたします。
氷河に閉ざされしは憩いの温泉郷、いかがだったでしょうか。
ディガード陣営はろっこんの力を理解し、それを封じる手立てを打ってきました。
それは逆にろっこんが脅威だと感じている証でもあります。
今後、どうなっていくのかこうご期待!
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ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
バトル
お色気
定員
20人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2020年04月03日
参加申し込みの期限
2020年04月10日 11時00分
アクション投稿の期限
2020年04月10日 11時00分
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