this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
悲しい銃弾
<< もどる
1
2
3
4
5
…
9
つぎへ >>
夜の訪れを待っていた
恵御納 夏朝
は活動を開始した。スマートフォンで得た情報を元に人気のない場所を巡る。
「いないね」
ぽつりと口にして狭隘な道に入る。薄茶色のダッフルコートのポケットに手を入れた。取り出した
ねこシール
を自身のズボンに貼り付ける。
丁字路に出た。立ち止まって左右に目を向ける。
「こっちかな」
薄暗い右手に折れた。キョロキョロしながら歩いていくと黒い人物が前を横切った。
「待って!」
相手は制止の声を振り切った。夏朝は続いて左手の道に駆け込み、即座に足を止めた。
黒いパーカーを着た人物が拳銃を構えていた。ビクッと肩を震わせた夏朝は口を引き結ぶ。硬い表情で恐々と両手を開いた。
「い、いいよ」
「なんだ、おまえは」
「撃って、いいよ」
二度目は声が震えなかった。覚悟を決めて瞼を閉じる。
「思い出せ」
声が聞こえて胸に銃弾が当たった。
「え、ウソ!?」
夏朝はコートの上から見えない何かを手で払い除ける。全身に及んで、痛い、痛いよ、と途切れがちな声で訴える。
「いや、そんな、来ないで!」
頬に涙が伝う。身体は不自然に揺れて目が虚ろになる。
――
あの時の蠅
が、僕を襲う……痛い……この現象を……みんなに……お願い、夏夜ちゃん……。
一瞬、両目を閉じた。身体が斜めに傾ぐ。倒れる寸前で足が踏ん張った。
「よく頑張ったね。あとは任せて、この夏夜に」
鋭い目を周囲に飛ばす。相手は逃げ去ったあとだった。
「追い掛ける前に」
スマートフォンを起動させた。ねこったーに得られた情報を端的に書き込む。
『旧市街で黒パーカー発見。思い出せ、が引き金。エアガンの弾に当たると過去の痛みが蘇る。注意が必要』
文面を読み直して送信した。
「全力で止めるよ」
夏朝の意志を引き継いだ別人格の夏夜は走り出す。
目にした
Malice
は小さくなる背中に笑みを送った。
「私と同じ匂いを感じるわ。負けてられないわね」
にやりと笑って別の方向へ飛び出した。
少し離れた旧市街の公衆トイレに
エレノア・エインズワース
は身を潜めていた。グレーのコートは目立たず、薄闇に上手く溶け込んでいる。足元には鞄が置かれ、開いた上部から水の入ったボトルや金槌が見えた。
手元が明るくなる。エレノアは数分刻みでスマートフォンを起動した。決まってねこったーの情報に目を通す。
「ようやく旧市街に現れましたか」
有力な情報を見つけて微笑む。鞄から金槌を取り出し、コートのポケットに収めた。
「位置情報が不十分ですね」
鞄の上部を閉めた。徐に長い髪を両耳に引っ掛けた。夜の音に寄り添い、笑みを深める。
「……もうすぐ」
ポケットに入れた金槌の柄に指を這わせる。切れ上がる口角を隠すように手の甲で押さえた。
湿っぽい公衆トイレに忍び笑いが漏れた。
<< もどる
1
2
3
4
5
…
9
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
悲しい銃弾
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
黒羽カラス
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
バトル
定員
10人
参加キャラクター数
8人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2020年03月23日
参加申し込みの期限
2020年03月30日 11時00分
アクション投稿の期限
2020年03月30日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!