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悲しい銃弾
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薄暗い部屋が夜を伝える。簡易ベッドに横たわっていた
朝鳥 さゆる
は何度目かの寝返りで上体を起こす。衣類の皺に一瞥もくれず、ベッドの縁に座ると適当に頭を振って髪を整えた。
生気のない目で立ち上がって玄関に向かう。床に投げ出されていた緋色のコートを指先に引っ掛けて手早く身に纏う。
適当に靴を履いてノブに手を伸ばす。勝手に扉が開いたせいで掴み損ねた。
「あら、出かけるのね。今日もベッドで抱き合うのかと思っていたのに」
灰色のコートに身を包んだ
葉利沢 倫理子
がねっとりとした舌で下唇を舐めた。『Malice in the real』のろっこんによって主人格を胸の奥底に沈めたMaliceは妖艶に笑う。
さゆるは何も映らない目で施錠して一方に歩き出す。Maliceは左腕を掴んで自身の胸に押し付けた。
「気まぐれな夜に私も付き合うわ」
さゆるは一言も返さない。Maliceは全てを理解している態で足並みを揃える。二人は一つの影となって行動した。
賑やかなシーサイドタウンを抜けて旧市街に足を延ばす。静けさに埋没した路地裏を共にゆく。
Maliceは更に暗い脇道に目をやる。好色な顔付きでさゆるの耳元に口を近づけた。
「人気のない暗がりで絡み合う二人って絵になると思わない?」
さゆるは一切の表情を変えない。少し離れたところの囁きが耳に入って身体が反応した。
「何の用?」
黒いパーカーの人物は答えない。すっと銃口を向けて銃弾を発射した。剥き出しの敵意に『Stella cadente』のろっこんが発動。さゆるは飛躍的に上がった反応速度で弾を躱した。
「……あ、あああ」
代わりに銃弾を受けたMaliceがよろけた。下腹部を両手で押さえて震える。耐えられずにぺたんと座って、やめて、と叫んで泣き出した。髪を激しく乱し、半狂乱となって両腕を振り回した。
「なに、それ」
揶揄を含んだ声が遠ざかる。さゆるは一歩を踏み出したが追い掛けなかった。視線を下に向けてMaliceの肩を掴み、乱暴に揺さぶった。
「しっかり」
「……よくも、私の
トラウマ
を、引きずり出してくれたなああああ!」
パンと乾いた音がした。頬を平手打ちされたMaliceは呆気に取られた顔でさゆるを見た。
「冷静にならないと追い掛ける意味がないわ」
「それも、そうね。獲物は冷酷に徹して追い込まないと。冷えた頭のおかげで思い出したわ。最近になって島を荒らし始めた襲撃犯ね」
「もう一人、白い少女の情報もあるわ。関係はわからないけど」
さゆるは冷静に返した。
「そっちは任せるわ。私は黒パーカーを追い詰める」
「もう、大丈夫みたいね」
さゆるの言葉にMaliceは酷薄な笑みを浮かべた。
別行動に移る直前、二人は掌を打ち合わせて左右の闇に溶け込んでいった。
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担当ゲームマスター
黒羽カラス
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
バトル
定員
10人
参加キャラクター数
8人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2020年03月23日
参加申し込みの期限
2020年03月30日 11時00分
アクション投稿の期限
2020年03月30日 11時00分
参加キャラクター一覧
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