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シネマカフェ『クランク・イン』 第四幕
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【ねこねこにゃ~んっとサプライズ】
「あ、やっぱり修君だ」
さも予期していたかのように、
七夜 あおい
は言いました。
シネマカフェ『クランク・イン』。そのカウンター席に腰かけて、彼女はホットミルクを口にしておりました。
八神 修
は、顔がにやけてしまわないようきりりと引き締めつつ、
「やあ、あおい。偶然……かな?」
「さて、どーでしょう? ふふ、なーんてね。たまたま通りがかったから寄ってみたの。そうしたら修君が、猫たちを連れてきてくれたってわけ……ブルーにミルク、元気にしてた? よしよし、良い子だね~♪」
ごろごろふにゃん!
このお店に常設されている、通称『猫部屋』は文字どおりに猫ちゃんといっしょに映画鑑賞ができるお部屋で、ある意味『クランク・イン名物』ともなりつつあったりします。
修も今日は二匹の愛猫を連れてのご来店。そこにあおいもいるとなれば、今日も幸せいっぱいなひと時を過ごすことができそうです。
「さて。今は何も上映していないみたいだな」
「うん、ちょうど一本終わったところだから。次は『アニー・ポーター』を上映するみたいだけど、見ていく?」
「そうだな……せっかくだし、猫部屋に行かないか? 個室でゆっくり見よう」
「いいね!」
というわけで店員さんにディスクをお借りして、猫部屋へ。
部屋は小奇麗に片付いていながらも、鼻をくすぐる隠しきれない猫スメル……にゃんこスキーにはたまりません!
猫用キャリーバッグから解放されたブルーとミルクも、さっそくそこらじゅうに自分の匂いをこすりつけ始めます。
ポップコーンとコーラを注文したら、
「よし、準備OKだ。さっそく上映開始といこうか」
「わーい♪ あ、ブルーとミルクは私の膝の上ね」
ふにゃ~ん♪ とご主人さまそっちのけ、機嫌よくあおいのもとへ飛び込んでいく二匹。
ごろごろごろごろ。
(…………なんてうらやましい)
「うん? どうしたの修君、うらやましい? ふふふ、今日は私がブルーとミルクを独占しちゃうもんね」
「え、ああ。うん。構わないよ」
本当は、うらやましいのはあおいの膝の特等席……だったりしますけれど。
(いや……猫に嫉妬するのはおかしいだろ)
クールな修も、あおいといるとどうにも、心乱されてしまうのでした。
さて、いわずと知れた『アニポタ』であります。今回鑑賞するのはその記念すべき第一作目、『パンダの石』です。
幼くして両親を無くした孤独な少女、アニー・ポーター。引き取られた叔父の家にて虐待まがいの扱いを受けながら暮らしていたところへ、不思議な手紙が舞い込んできます。
アニーの自室である『天井裏の物置』宛てに届いたそれは、『ネコニャーツ魔法学校』からの入学許可証。そう、アニーは魔法使いだったのです!
「実は私、まだ見たことなかったんだーアニポタ。そっか、アニーってけっこう苦労人だったのね」
「そうだな。しかも魔法学校に入学したからといって叔父たちと縁が切れるわけじゃなく、夏休みのたびに帰郷することになるんだよ。辛いよな」
「へええ……大変だなぁ」
ごろごろごろりん。ふにゃお~ん。
不思議な電車に乗り込み、アニーはネコニャーツ魔法学校へ。そこでは生涯の友人となる仲間たちや、やがて魔法界の命運をかけて戦いを繰り広げることになるライバルたち、そして個性的な魔法教師たちとの出会いが待っていました。
「う~ん、魔法学校楽しそう! 私も行ってみたいな~」
「俺もだよ。まあ寝子島高校だって、負けないくらい刺激的だったりするんだけどな……」
神魂の影響や、それこそ個性的にすぎる教師の面々、あれこれトラブルも絶えない学校生活を思い返して、修は苦笑い。現実は映画よりも奇なり、といったところでしょうか。
初めての寮暮らしにも慣れ、友人も増え、魔法学校での生活に楽しみを見い出していくアニー。
しかし彼女はやがて、両親の死や自らの出生の秘密にも関わる宿敵との邂逅を果たし、魔術の勉強に邁進するかたわら、激しい魔法戦争へと巻き込まれてゆくこととなるのでした。
アニーが見事、物語の鍵となる『パンダの石』を強敵から奪還し、一年の魔法学校生活を締めくくったところで、映画は終了。以後の展開は、長く続いた映画シリーズに委ねられていくわけであります。
「面白かった~! ねっ、面白かったね~ブルー、ミルク」
ふにゃにゃにゃおう、と大あくび。映画の感想はさておき、二匹ものんびりと過ごすことができたようです。
にゃっ! 同じ姿勢は疲れてしまったのか、ブルーが今度は修の膝の上へ飛び乗ると、
「ああ、ブルー! も~、今日は私がひとりじめのはずだったのに。ふふ、やっぱりご主人さまのほうがいいんだね」
「いや……あおいだって、ずいぶんと気に入られてるみたいだよ」
あおいが悪戯っぽく嫉妬を装ってみせると、修はなんだか嬉しさとちょっぴり恥ずかしさの板挟みで、頬が熱くなってしまいました。
と、そんな時。
「失礼しまーす! クランク・イン特製クリスマスケーキをお届けですわー!」
店員の嬉野 エマが突然運んできたのは、なんと美味しそうなシフォンケーキ! イチゴがふんだんに散りばめられて、飴細工のサンタクロースと雪だるまも乗っています。
「ええっ、ケーキ!? 修君、こんなの注文してたの?」
「ああ、サプライズだよ。あおいといっしょに食べたいと思ってさ」
「わ~美味しそう! 嬉しい、ありがとう♪」
映画をゆったり楽しんで、猫たちといっしょで、それにケーキまで!
二人と二匹は最後まで、クランク・インでのひと時を満喫したのでした。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
コメディ
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2020年03月11日
参加申し込みの期限
2020年03月18日 11時00分
アクション投稿の期限
2020年03月18日 11時00分
参加キャラクター一覧
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