this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
【球技大会】クラス対抗、冬の陣!
<< もどる
1
…
4
5
6
7
8
…
17
つぎへ >>
◆女子ソフトボール~開幕
グラウンドの一方では女子ソフトボールの試合も始まろうとしていた。
こちらは2-7対2-6。2年生芸術科対決である。
7組の選手のひとり、
青山 絢
が軽く屈伸をしてストレッチをしていると――。
「ジャジャーン!」
突然、頭の大きなずんぐりむっくりの猫の着ぐるみがバッターボックスに乱入して来た!
「へ? 黒猫さん?」
絢は中途半端に足を屈めたまま目を白黒させる。
例年だったら『白猫組VS黒猫組』の対決なので出番のあった『黒猫組の黒猫』さんである!
「やあ。白黒対抗戦じゃないので出番がないのにやってきたずんぐり黒いほうだ」
「誰だ! 呼んでないぞ!」
「そんなことは関係ない。さあ始球式を始めようじゃないか」
中の人は2-7
旅鴉 月詠
であり、クラスメイトたちはなんとなく察したが、口に出しては野暮というもの。
始球式などやる予定はなかったのだが、クラスメイトたちが月詠のアドリブに乗ってやんやと囃し立てたので、急きょ始球式が行われることになった。
着ぐるみは真っ黒い毛並みの手で、なぜか絢を始球式のピッチャーに指名した。
「わ、私!?」
その純粋さゆえに着ぐるみの中の人の正体に気付かず戸惑う絢を尻目に、正体を知るクラスメイトたちはまたやんやと大歓声。
(∩・ω・)∩
∩(・ω・∩)
声援に応える着ぐるみ。
1球のみなら、と絢は仕方なくマウンドに立つ。
すると着ぐるみはおもむろにカメラを取り出し正面からピッチャー絢を激写。
そうかと思えばキャッチャーと自撮り。自由だ。自由過ぎる。
(な、なんなの?)
訳が分からなかったが、撮影を終えた着ぐるみがびしっとバットを掲げてホームラン予告をしたので、たぶん投げてもいいのだろう。
「んっ!」
ボールが絢の指を離れる。着ぐるみは狭い視界からボールをよく見てそっと振りかぶった。
カキーーーン!!
「当てちゃったーーー!?!?」
始球式は空振りと相場が決まっているのに、それすらどこ吹く風な着ぐるみ。自由だ! 自由過ぎる!
(・∀・)/
着ぐるみは手を振りながらゆっくりと一塁へ走ってゆく。
そのまま退場してゆくのを、絢は唖然と見送って――その視線の先に、星ヶ丘の超高級ホテル「ステッラ・デッラ・コリーナ」のコンシェルジュの仕事をしている従姉妹の
水谷 真優理
がカメラを構えているのを見た。それは本日二度目の驚きだった。何故ここにいるのだろう。いったい仕事はどうしたのか!?
マウンドを降りた絢は一目散に真優理の元へ駆け寄る。
「やっほー、絢ちゃーん」
「どうして? 仕事は?」
「今日は仕事休みなの。早速イイトコ撮れちゃった。これで絢の艶姿を取りまくるわよー」
「やめて」
絢が赤面すると、真優理はメロメロと目をハートにしてデジカメを構え、シャッターを切りまくった。
絢はその胸の内にむくむくと不安という雲が膨らむのを感じた。自分より一回り近く年上のくせに、プライベートなときの真優理はお調子者で天真爛漫で、色々と振り回してくれる。
だが今日はクラスメイトの手前もあって、その従妹愛を少し抑えてくれているようだ。
「ふふ。ラブリーなショット、いただき」
真優理は後れ毛を耳に掛けて、いたずらっぽく微笑む。
とても先月30歳になったとは思えないくらいアイドル張りのキラッキララブリーな笑みだ。
絢はつい許してしまう。なんだかんだで、自分も従姉のことが好きなのである。
「真優理さんには敵わないなあ……」
「ん? なに?」
「なんでもない。あんまり挙動不審なことしないでね」
「いやねぇ。ちょっと絢ちゃんの姿を撮影するだけよ。ほんの千枚くらい。それだけあれば絢ちゃんのムフフショットの10枚や20枚撮れるはず! あ、そうだ! さっきの黒猫着ぐるみさん、絢ちゃんの正面からのピッチャー姿を撮ってたわよね。あとで追いかけてデータを貰わなくっちゃ!」
前言撤回。この従姉、アイドルみたいな笑顔で何を言っているのか……。
「はぁ……」
絢はため息をついて、せめて変なところを撮られないようにと思いながら試合へと赴いた。
試合は、手堅くいくことを心掛けた。
ソフトボールへの参加はくじ引きで決めた。決まった瞬間は何度かやったこともあるし大丈夫だろうと思ったけれど、練習してみたら意外に覚えていないことも多かったから、へんに奇を衒わないほうがいいだろう。
「絢ちゃーん! がんばれー!」
真優理の応援のおかげもあってか、ヒットも1本打てて、2-7としても初戦を勝利で飾ることができた。
「まずは一勝おめでとう! 記念にチームメイトみんなで写真を撮ってあげる」
試合後、真優理に呼び止められ、みんなで一緒にピースサイン。
クラスの子たちにも、少なくとも表面上は「青山絢の従姉で、大人可愛い系の美人」という印象を与えるのには成功したようで、絢は内心安堵したのであった。
<< もどる
1
…
4
5
6
7
8
…
17
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
【球技大会】クラス対抗、冬の陣!
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
六原紀伊
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
スポーツ
定員
1000人
参加キャラクター数
23人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2020年03月01日
参加申し込みの期限
2020年03月08日 11時00分
アクション投稿の期限
2020年03月08日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!