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【球技大会】クラス対抗、冬の陣!
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◆球技大会開幕! 男子野球2-1VS2-3
ぽん、ぽん、と白い綿毛みたいな合図の花火が冬空に上がる。
いよいよ球技大会当日の朝が来た。
グラウンドでは早速、男子野球の試合がはじまろうとしている。
各学年ごとのクラス対抗リーグ戦で行われる今回の球技大会。タイムスケジュールがタイトなためイニング数もぐっと短く3回裏までとなっており、その時点で同点の場合は先に1点取ったチームが勝ちとなる。1本のヒット、1本のホームランで試合が決まりかねないスピード勝負なので、体育科だったり野球部員がいるからといって油断は出来ない。それが逆に、普通科や芸術科の生徒たちにも勝機があると、全体的な盛り上がりに繋がっていた。
二日間にわたる熱戦の開幕を飾るのは2-1対2-3という2年生普通科対決である。
キャプテン同士のジャンケンによって2-1が先制となり、2-3ナインが守備のためグラウンドに散ってゆく。3組の
万条 幸次
のポジションはセンター。同じくライトの
佐藤 英二
と途中まで一緒に走ってゆく。
「うう……緊張するなぁ。佐藤君は平気そうだね」
「僕もそんなに球技は得意ってわけじゃないけど、きっとなんとななるよ。ファイト!」
英二はミットでポンと幸次の背中を軽く叩いて、右翼側へ分かれてゆく。
それで少し幸次の肩から力が抜けた。
(うん、大丈夫だよね)
試合が始まって最初の打者が打ったボールは高く上がってファーストが取り、アウト。
次の打者は2ストライクから打ったものの、転がってセカンドが取って送球。アウト。
(全員が野球部じゃないもんね、ここまで飛んでくることはそうそう無いって……)
そう思った瞬間、カキーン! と気持ちのいい金属音が響き、白球が高く宙に上がった。
「来たー!?」
英二の守備範囲よりはセンター寄り。お見合いを避けるため、英二が声を出す。
「万条君!」
「オーライ!」
幸次は大体の落下地点へと駆けつけた。
(よーし、もうちょっと右? でもここの方が……いやもっと前か?)
球を見上げ、じりじりと動いて位置合わせをする。
そんなにキャッチの経験がないから、どこにいるのが正解かもわからない。
「考えても仕方ない! ここだ!」
高く上げたミットの中に、パシッ、としっかりした音を立てて白球が収まっている。
「と……取れた? やったぁ! 1アウト取れた!」
「万条君、ナイスキャッチ!」
ミットの中の球の感触も、英二がサムズアップしてくれているのも、途轍もなく嬉しい。
(ああ! この試合に勝っても負けても、この1アウトをキャッチで出来た事はしばらく忘れられないぐらいの嬉しい思い出だよ)
これで3アウト、チェンジ。攻守交代である。
「さあて、張り切って行くか!」
1組のキャッチャーを務める
優木 遥斗
が、2-1ナインに向けて声を張った。
そんなに器用ではないが剣道部で竹刀を振っているので肩には自信があり、キャッチャーに志願した。
彼は絶対優勝を狙う、というタイプではない。
体を動かすのは楽しいが、怪我やケンカなく大会が行われればそれで満足だ。
マスクを被ってミットを構え、ピッチャーへとサインを送る。
(安心しろ。どんな球でも絶対取ってやる)
遥斗の眼差しにピッチャーが頷く。
遥斗という男が女房役を務めてくれることへの信頼は大きいようだ。
2-1バッテリーはお互いへの信頼感で、次々とストライクを決め、あっという間に3アウト。
その後、3回裏まで、1組と3組は互いに譲らず、0対0のまま膠着した展開となった。
「このあとは1点入った方が勝ちだっけ?」
「そう。1点コールドだからね」
幸次と英二が守備につきながら確認しあう。
バッターボックスに入ったのは遥斗だった。
バッターボックスで大きく素振りをする。
1点取った方が勝ちなのだ。積極的に打っていく局面だろう。幸い、動体視力には自信がある。
(その方がいい)
バントのような細やかな技術が必要な打ち方は苦手だ。
足はそんなに早くないので大きなヒットを狙うしかない。
駆け引きも苦手だ。わかりやすくパワーで打ち切るほうがやりやすい。
フッと鋭く息を吐き、目を閉じて集中力を高めると、開いたその目でキャッチャーを睨みつけて威嚇する。
威圧され、3組のキャッチャーが怯んだのがわかった。
「来い!!」
腹から声を出し、真っすぐにバットを構える。
ピッチャー、振りかぶって、投げた。
遥斗の気迫に動揺したのか、打ちやすい真っ直ぐな球がきた。
遥斗は力いっぱいバットを振り抜く。
カアァァン、と快音が響き、白球は大きく遠くへと飛んで行く。
ちょうど幸次と英二の間のコース。ふたりは球を見ながらどんどん下がるが球は彼らを越えてゆき――。
「うわああ、ホ、ホームランだー!」
遥斗の決勝ホームランで、試合終了!
初戦は2-1の勝利となった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
六原紀伊
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
スポーツ
定員
1000人
参加キャラクター数
23人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2020年03月01日
参加申し込みの期限
2020年03月08日 11時00分
アクション投稿の期限
2020年03月08日 11時00分
参加キャラクター一覧
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