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ニセモノは誰だ
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冴木 竜司
は
定食屋『おにざき』
に向かう道中、児童公園で遊ぶ彼女らに出会った。
そっくり同じ顔、同じ髪型、同じ服のかわいい三姉妹。順番に滑り台に登り、滑り降りる。
きゃっきゃうふふと同じ波長で笑いあう幼女の声は、耳に心地よい。
空腹ではあったが、ロリコン紳士の竜司に、これを放置するという選択肢は無かった。
「こんにちは。可愛いお嬢ちゃん達、ニャルキーは食べないかい?」
ずざーっと滑り込んで、早速声を掛ける。こんなステキな出会いに備えて、各種取り揃えておいたニャルキーを差し出せば、三つ子はすぐに反応して手を伸ばして来た。
「三つ子ちゃんかな? 名前は何て言うんだい?」
気さくな笑顔と共に尋ねた竜司に、三つ子はふふりと含み笑いをする。
「モコよ」
「あたしもモコ」
「モコだよ」
「ええ? 全員モコちゃんなのかい?」
参ったな、と竜司は頭を掻く。
「お兄ちゃんは、何て名前なの?」
一人が聞いた。
「うん? お兄ちゃんは――竜司って言うんだよ!」
サムズアップした竜司が、白い歯を光らせた。
●
部活を おサボりして美猫様探索に しゃれ込んでいた
後木 真央
は、個人タクシーの運転手・
円城 徹
の脚に、がっつり腕を回して泣きじゃくる、おっさんの姿を偶然 目にして戦慄した。
医療系のドラマのワンシーンなどで、父親役の俳優が「先生、どうか娘を助けてください!」とか、小さな町工場の社長が急に取引を断ち切られて「そこを何とか、お願いします!」なんて言いながら取りすがるのを、真央だって見た事くらいはあるし、現実でそういう事が起こっても別段おかしくはないのだが……。
そのおっさんは、どう贔屓目に見ても、見た目と知的レベルの釣り合いが取れていない。
普通おっさんは、いくら困窮していたとしても、人前であんな風にフニャフニャ泣いたりしない。
「あら、あのジャージの子は後木さん?」
真央の猫アップリケジャージを目にして、声を掛けようと近寄った
黒依 アリーセ
も思わず立ち止まって、大きな目を見開く。
「あんなに無防備に泣くおじさん、初めて見たわ。ちょっと……、気持ちわっ、ごほっごほっ!」
湧き上がる素直な気持ちを、アリーセは苦労して押し込んだ。
(万一、聞こえたら悪いわ……)
整った容姿のせいもあって、クールな印象を与え勝ちなアリーセだが、細かい気配りが出来るあたり、やはり女子力が高い。
そう、“おっさん”はキモかった。真央の気力は みるみる削られ、美猫でチャージした活力が萎えていく。
物言いた気な唇は、酸素を求める金魚のように、ぱくぱくしているだけ。
けれども目を逸らす事も出来ず、遠巻きにする真央とアリーセ。
増える見物人に、弱ったなと徹は思う。
往来でこんな風に泣かれては、目立つ事この上ない。
しかし困っている風な相手を見捨てて去るほど、非情にはなれない。
「さあ、涙を拭いて。慌てなくていいから、ゆっくり落ち着いて話してご覧?
あたしがいなくなっちゃったって、どういう意味かな?」
おっさん化した幼女・山村 チコの、涙で汚れた顔をハンカチで拭ってやりながら、徹は思案する。
(外見は明らかに、僕と同じぐらいのおじさんだ。
なのに仕草や話し方は、幼い女の子そのものなんだよねぇ。
もしかしてこれは、幼児退行というやつなのかな? ……でも何で女の子?)
気を取り直して、徹は辛抱強くチコに話しかける。
「かわいそうに、怖い思いをしたんだね。大丈夫、おじさんは君の味方だよ」
あくまでも優しく。外見がおっさんなので、抵抗が無いと言えば嘘になるが、手を伸ばして おっさんになったチコの広い背を撫でる。
このままにはしておけないし、何かしてあげるにしても話を聞かないと、どうすれば良いかわからない。
「もしかして、ろっこんのせいかしら?」
アリーセの呟きに、まだ腰は引けているものの、神魂の可能性に気付いた真央も、恐る恐る距離を詰めて来た。
「……どうしたのだ? 何かあったのだ?」
通りがかった
御剣 刀
も、異変に気付いて尋ねた。
「何か困り事ですか?」
長閑な寝子島では、変わった事があると、すぐに周囲の人間が気付いてくれる。
特に刀は旧市街を熟知していたから、この見慣れない不審な“おじさん”が、よそ者であると直感した。
自然と目つきが険しくなる。
(嫌な予感がするな……またフツウに悪影響を及ぼす事じゃなければ、いいんだが)
幸い、ののこは まだこの事態には気付いていない。
居たとしても、おバカだから気付くかは微妙な所であるが。まあ、それはそれ。
(おじさんが泣いてる……どうしたんだろう?)
老舗 寝具店
【ふとんのひぐらし】(地下はネカフェ)
の一人息子、
日暮 ねむる
も眠そうに大あくびをしながら、ほてほて問題の輪に身を投じる。
「あ、あの……おじさん大丈夫? 何かあったの?」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
メシータ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
コメディ
推理・サスペンス
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年10月02日
参加申し込みの期限
2013年10月09日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年10月09日 11時00分
参加キャラクター一覧
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