this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
携帯戦記カプセルギア マスター・ワンを討て
<< もどる
1
…
2
3
4
5
6
…
10
つぎへ >>
【134階オフィス(2)】
残るドローンは、3機!
「スピカくん、援護を頼む!」
「まかせて……リンタロウ」
エクリプスの操るトライアルβが電子戦装備でドローンの一機の一部機能を支配し動きを鈍らせ、その周囲をリンタロウのベレロフォンが弧を描くように巡りつつ、光の矢を撃ち込んでいきます。
「! MAKIYUKI、ぼんやりするな!」
「っ」
ボナパルト2を迫る機銃から遠ざけて、SHOのセイクビリットが弾丸を連射しドローンを牽制します。MAKIYUKIの動きはどうにも精彩を欠き、放っておけません。
そんな中。
「あら。面白いもの、見っけ♪」
くろナオちゃんのスカルブーティちゃんとりゅーきのラズちゃんは、ドローンの一機を惹きつけながらも、オフィス内のある物に注目しておりました。
「これ、もしかしてあの子なら使えるんじゃないかしら?」
「でも海堂さん、今忙しいみたいだよぉ」
コクピット外からはまだきゃあきゃあとわめく声が聞こえており、洋子は店員さんを遠ざけるのに必死のようです。
そしてふたりがデスクの上に見つけたのは、開きっぱなし点けっぱなしのパソコン。モニターに貼り付けた付箋にはなんと、『アカウント』『パスワード』という文字と英数字の羅列が書きつけられておりました。なんて不用意な!
「洋子ちゃんならきっと、これを使えるはず……きゃあ!?」
ずががががっと機銃掃射! デスク周りの書類やらペン立てやらが派手に吹っ飛び、パソコンもモニターもあっという間に穴だらけです。
「あの付箋を守らなきゃ!」
「うんっ、分かったよぉ!」
ラズちゃんがわっかビームを浴びせて注意を逸らした隙に、スカルブーティちゃんが砕けたモニターからぴりりと付箋を奪取。持ち主のユグドラシル社員には悪いですけれど、有効活用させていただくことにします。
転がった消しゴムを踏んづけてジャンプ、置きっぱなしのマグカップを飛び越えて、うず高く積まれたファイルを這い上り、二機は身軽にひょいひょい、ひょいっ。
『はあ、まったくしつこい店員め。ぼくが下手に出て丁寧にお願いしてるというのに聞きやしない……って、おお!? なんかすごいことになってる!?』
「あっ、海堂さんだぁ!」
「洋子ちゃん、これ見てこれ!」
スカルブーティちゃんがダッシュしながらも掲げた付箋を、洋子は侵入しているカプギアの視点から見ることができたでしょう。彼女は目を丸くしていたはずです。
『こ、これは……なんて不用意な!』
「洋子ちゃんなら使えるかしら?」
『いける! 一般社員クラスの権限でも、ぼくなら侵入の足がかりにできる。ただ、ちょっと時間がかかるぞ!』
「なら……分かったよぉ!」
ききき、とラズちゃんはブレーキ。スカルブーティちゃんとともに、追いすがるドローンへと向き直ります。
「めいっぱい、時間をかせぐよぉ!」
「おっけーよ!」
ラズちゃんのわっかビームによる援護を背に、ドローンへ飛びかかるスカルブーティちゃんの鋭い爪が閃きました。
バトルは熾烈を極めました。相手はカプギアではなくドローンとはいえ、ギアバトルとなれば全力で立ち向かうのがギアマスターたち!
猛烈な機銃の連射をかわし、飛び越え、遮蔽物で阻みながら巧みに接近し、
「ラズちゃん、わっかビームだぁー!」
ほわほわほわわん! 円形のビームがびびびびびっと炸裂し、衝撃にドローンがのけぞったところへ、撃ち込まれる短機関銃の集中砲火。
即座に跳躍するすたんぴーど☆まんもす、そのヘッドで高速回転するのはドリル状の突撃衝角!
「食らいやがれーーーっです!!」
ぎゃりぎゃりぎゃり、ずがががが! ドリルは突進の勢いそのままにドローンを突き抜け、撃破!
「ふっ。すたんぴーど☆まんもす……こいつは使えるヤツですよ!」
向こうでは、Diablo Azulとトルーパーも奮闘中です。
「このままじゃジリ貧ね。こっちからしかけましょ」
「ラジャーッス!」
ドローンから放たれたロケット砲は軽々と避けて、
「これは……チャフ? 誘導兵器を無効化しようってわけね。いいわ、シンプルに行くわよ」
Diablo Azulは肩部のキャノン砲をパージ! スピードを確保した上で武装をビームライフルへ持ち替え、遮蔽物を利用し狙撃しては移動を繰り返します。お得意の偏差射撃の命中率は実に、100%! びしばしとドローンの装甲を削っていきます。
ミサイルを温存して、ほぼ白兵戦の間合いでの射撃の応酬となりました。
トルーパーもローラーダッシュを駆使して接近し、ヘヴィマシンガンで牽制射撃を行いつつ必殺の一撃……右腕のパイルバンカーを叩き込む隙を狙いますけれど、ドローンもトルーパーを必要以上に近づけさせません。
「むー、飛んでる相手はやりにくいッス! 一瞬でも隙ができれば……」
「……10秒後に跳んで! 援護するわ」
「おおっ、なんか作戦あるッスか? 分かったッス!」
確信めいたAOIの声に、キリコは身を委ねることにしました。
Diablo Azulのビームライフルがドローンの一点を集中射撃。機銃の一本を吹き飛ばしたところへ颯爽、飛びかかる影!
「スカルブーティちゃんは陽動が得意だけど、やるときはやるのよね。えいっ♪」
ドローンへ飛び乗った猫のガイコツ型カプギアの尻尾がずがっとドローンの頂点部へ突き刺さると、ドローンはびりりと痺れて動きを止めました。スカルブーティちゃんの鋭い尾には、毒があるのです。
実にここまでがAOIの作戦、ばっちり! でありました。
「ほら、隙ができた。今よ!」
「きっかり10秒、お見事ッス! 行くッスよ、トルーパー!」
すかさず大ジャンプを敢行し、右腕の必殺武器をセットアップ!
「パイルッ……バンカーーーッ!!」
打ち出された杭が装甲を貫通し、ドローンはちゅどんっと大破! ふらふらとデスクの上へ落下して動かなくなりました。
スカルブーティちゃんはひょいと残骸から飛び降りて、ふう、と安堵……と、その時。
「! 危ない!」
「……あら?」
残るドローンはあと1機。
その最後のひとつが背後から、スカルブーティちゃんへ機銃の照準を定めておりました。いつの間にやら大ピンチ!
機銃が火を吹き、スカルブーティちゃんはあわれ木っ端みじん……、
『させるかぁー!』
きーんと響いた洋子の声。
直後に、ドローンは機銃を発射することなくがしゃんと落下して地面へ転がりました。
「ありがとー洋子ちゃん、助かったわ♪」
『ふふふん。セキュリティは掌握した! 再起動までの一時的な措置だけど、これで30分は稼いだぞ』
先ほどくろナオちゃんやりゅーきが見つけたアカウントとパスワードが、ここで活きたのでした。
『さあ後は、ぼくにできるのは道案内くらいのものだ。みんな、頼むよ……MAKIYUKIを手伝ってやってくれ』
ぎこちなく歩き始めたボナパルト2に従い、みんなは再び先へと進みます。
<< もどる
1
…
2
3
4
5
6
…
10
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
携帯戦記カプセルギア マスター・ワンを討て
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
ゲーム
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2020年02月10日
参加申し込みの期限
2020年02月17日 11時00分
アクション投稿の期限
2020年02月17日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!