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携帯戦記カプセルギア マスター・ワンを討て
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【ミッションスタート!】
「おおーっ。スゲーッスね!」
古尾 桐子
はぱかーっと大きく口を開けて、驚きを隠せません。
桐子、それにギアマスターの仲間たちが乗り込んだのは、『カプセルギア・アーケード』の卵型の筐体です。
ここはシーサイドタウンの裏通りに佇むゲームセンターでありながら、いくぶん過度にメカメカしい筐体内部の三面スクリーンに映し出されているのは、やけに雑多で半ば倉庫のような空間でした。
「わぁ! 本物みたいだねぇ」
「うーん、ていうより、本物の映像なのよね? これって」
曖浜 瑠樹
がほわほわと率直な感想を口にすると、
黒江 ナオ
がやわらかい女性言葉でツッコミをば。
心配そうな海堂 洋子の声が、告げました。
『ユグドラシル製品の中でも特に品質に定評のある、時計部門の試作品開発室から侵入するぞ。ここの3Dプリンターなら、きみたちのカプギアをかなりの精度で再現できるはずだ。操縦に違和感もないだろう?』
「ん……問題、なし」
「こちらも異常なし。良好だ」
みんながコクピットのレバーを動かし振り返ると、
スピカ・フォーツ
の
トライアルβ
、
鷹司 凜太郎
の
ベレロフォン
、二体のカプセルギアが頭部パーツを動かして、揃ってうなずきました。
ユグドラシル。そう、あのユグドラシルです。彼らのカプギアが立っているのは、その本社ビルの内部なのです。
時計部門の試作品開発室、とやらは開発室とは名ばかりといった印象の、実に散らかった空間です。デスクには組みかけの時計らしき金属部品やら工具やらが所せましと転がっていて、周囲の棚には確かに試作品と思しき無数の時計たちが無造作に置かれています。広い部屋に人影はなく、代わりにあちこち設置された監視カメラがぱちぱち、赤いランプを明滅させているのが見えました。
世界的に名を知られた大企業。電化製品から日用品まで幅広く扱うユグドラシルが、カプセルギアという不思議なオモチャに目を付け、寝子島で大事件を起こしたことはほとんど知られていません……カプギアを持つ子どもたちを除いては。ちびっこギアマスターたちの活躍で、子どもの遊びはまだ彼らの手の中にありました。
けれど今回のミッションは、その仕返しなどというわけでもなく、将来の危険の芽を摘み取ろうなどといった目的がためでもありません。
チーム対戦用の無線通信機能を通じて、
桜庭 円
と
白 真白
の会話が届きます。
「それにしても、ユグドラシルがそんなことをしてたなんてねぇ。知らなかったなー」
「小学生や中学生だけで頑張ってたんだね。偉いなー」
「ほんとほんと、最近の子どもって進んでんねぇ!」
高校生ながら、二人も遊びにはこだわりがあり、今回の作戦にも一定の理解を示してくれました。
「で、なんだっけ? カプギアを壊すんだっけ……『マスター・ワン』?」
「円ちゃん、私知ってるよ。これってつまりあれだよね?」
真白はコクピットの中でひとり腕を振り上げ、
「このまま放置しておくと、マスター・ワンはユグドラシルの改造によって人類の敵たる強大なカプギアへ変貌してしまうのだー! どう? 私、そういうお約束には詳しいからね」
「……そんなんじゃない」
ぼそり。いかにも不機嫌そうな声は、
牧 雪人
です。
この作戦の立案者、みんなにも協力を求めた彼ですけれど、いざコクピットへ収まってからは、なんだか口数も少なく黙りこくったままです。
「MAKIYUKI……大丈夫か?」
鳳城 翔
は声をかけましたけれど、返事はありません。コクピット同士ではお互いの顔を確認することはできないもので、翔はなんだか心配になりました。
「……リット」
ろっこんを発動し、今はデータアナライズのためのケースに入っている相棒の
セイクビリット
へと触れます。
「どう思う?」
『状況は複雑だな。MAKIYUKIにはどこか焦りが見てとれる。平時のパフォーマンスは発揮されないと思っておくべきだろう……だが、しかし、心配はするな』
私はいつも通りに、SHOとともに戦うだけだ。その言葉に翔は安堵すると同時に、決意を固めました。
「さーて。おまえら、いつまでもくっちゃべってる場合じゃねーですよ?」
大江戸 マンモス
のカプギアが指差した先。
天井や壁に敷設されたいくつもの監視カメラたち……ちかちかと瞬く赤のランプが、黄色へと変わっていきます。
スピーカーからは洋子の慌てた声が響きます。
『まずい、感知された! いいかい、今日は休日だけど、社内はまったくの無人じゃない。それにユグドラシルのセキュリティシステムはAI制御で、警備員の管理外でも問題なく働く。通報機能だけはなんとか切ったけど、いくらぼくが超すんごいハッカーだとしても、ここからシステムのコアに食い込むのは無理だ!』
「つまり、自分たちでなんとかしろってことよね」
一歩前へ踏み出したのは、
仙藤 蒼
の
Diablo Azul
。
蒼も、みんなも。誰もが初めから、すんなり事が進むとは考えていませんでした。
多くを語らない雪人の目的は未だ要領を得ず、マスター・ワンなる存在についてもよく分かりません。
けれど、ずらり並んだカプギアたちはいずれも、臨戦態勢!
「いくわよ!」
飛び出したDiablo Azulに続き、彼らは行動を開始します。
蒼はAOIとなり、彼らはギアマスターとして、バトルへ飛び込んでゆきました。
ところで……バトルが始まる、少し前のこと。
「海堂さん。ちょっといいかなぁ?」
『ん? どうしたんだ?』
瑠樹はこっそり、洋子へ言いました。
「オレ、お願いがあるんだぁ」
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ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
ゲーム
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2020年02月10日
参加申し込みの期限
2020年02月17日 11時00分
アクション投稿の期限
2020年02月17日 11時00分
参加キャラクター一覧
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