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お疲れ、中間試験! 打ち上げの流しそうめんパーティー!
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「好きな人かぁ……。修君は、好きな人とかいるの?」
その問いかけに、修は「えっ?」と少しきょとん、となってしまう。が、彼はあおいを見て静かに口を開く。
「その人は……優しくて世話好きで長い髪が綺麗で、一寸鈍感かな。だけど、その人が居るだけで心が暖かくなる。そんな人だよ」
薄く頬を赤くしながら、「素敵な人だね」というあおい。気づいていない様子に修は安堵しつつも少し寂しさを覚えるのだった。
それはさて置き。ももは一通り語るとぽつり、「久雨ちゃんもそんな人がいたりする……?」と聞いてみる。と、久雨は少し俯いてしまった。そして、顔を上げたときにはひどく困惑しているようだった。
「しかし、奴は一体なんなんだ? 私のような人間に魅力を感じる? 巫山戯ているとしか思えん……」
そう言いながらそうめんをもう一口。心の中に沸き起こる困惑を吟味しているように、久雨は静かに、しかし意味深に口にする。
「だが……近頃は、『冗談だ』と言われる度に、苦しさを感じるようにもなってきてな。……この正体が何であるのか、私には到底、理解できんのだ」
(それって……)
(うん、それって……)
傍らで聞いてしまった
椿 美咲紀
と
夢宮 瑠奈
が思わず顔を見合わせて声に出そうとしたものの、久雨は静かに言った。
「ああ、変だな」
…………違うっ! 微妙に漢字が違う!!
多くの人々は内心で思わず突っ込むも、久雨は気付く事なくもう一度そうめんをちゅるり。小さなため息を吐きながらお茶を飲むも徐々に体がわなわな震え、遂には大声で叫んでいた!
「だいたいだな、知らず知らずのうちに私の体を眺めたり、私の声を無断で録音して編集し、あまつさえ何度も聞き返すなど……! 他にも、私の見ていない所で何をしているのか、まるで分かったものではない!からかうにしても、限度というものを知らんのか!」
「えっ!? いきなり何を……!」
「……もし、私が……」
思わず突っ込むあおいだったが、不意にため息をつき、淋しげな表情になった久雨。ところが、そこまで言いかけて……久雨は我に返った。
その後、その場にごろんごろんと転がってしまうような勢いで真っ赤になり身を縮ませてしまった久雨であった。
そんな様子を見ていた
佐藤 英二
。彼はというとどこかブルーな表情で遠い空を見ながらそうめんを啜っていた。
「どうしました?」
不思議に思った蓮が問いかけると、英二はぽつり、呟く。
「リア充なんて、都市伝説だろ? ああ、それよりもこの卵焼き美味いな……」
とキャッチした卵焼きをもぐもぐ。蓮は首を傾げながらも、飲み物をもって帰ってきた
野々 ののこ
に笑顔を向けた。彼女が苦手な勉強を一生懸命頑張っていたのを、蓮は知っていた。だから、心から労いたかった。
「ののこさん、テストお疲れ様です」
「蓮くんもお疲れ様っ! テスト、とっても難しかったよー」
ののこは疲れたぁー! と盛大にため息をつく。そんな姿に苦笑しながらも、蓮は彼女と肩を並べて竹樋に向かった。
彼女がこのパーティーを心から楽しんでいる事に嬉しさを覚えながら、蓮は少しだけ表情を曇らせる。彼は「私立寝子島高等学校を最高の学校にする会」の創設者として、この学校を世界一の物にする為に、他のクラスの模範となるように努力してきたつもりだ。彼の所属する1年5組では有志の勉強会を始める程である。しかし、結果的には赤点の者が出てしまった。それを残念に思う一方で、こうも思う。
(悪い点を取って補修を受ける方が、一夜漬けよりも効果があるかと。かえってこれでよかったのかもしれませんね。基礎学力を地道にあげたほうが将来、役に立ちそうですから)
ここは気を取り直して、今は一体となって楽しもう、と考察を一旦終わらせる。と、竹樋を緑や黄色のそうめんが流れていくのが見えた。ののこは緑のそうめんの方に興味を持ったようだ。
「あ、これもらっていいかな?」
「ええ、どうぞ」
笑顔ですすめると、ののこは危なっかしい箸使いで緑のそうめんを取り、満足げに啜る。その姿に穏やかな気持ちになりながら、蓮も黄色いそうめんを口にした。
最初、ののこが落ち込んでいないか心配していた円であったが、それは杞憂だった。ののこは大勢の仲間に囲まれて、幸せそうにパーティーを楽しんでいる。一緒に食事をしてそれを感じていた円は、安堵の息を吐く。
自分の相棒であるにゃーくんを紹介すれば、ののこは大喜び。猫とは仲良くなれる、と信じているののこはあっという間ににゃーくんと仲良くなった。その様子に和みながらも円はちょっと気になる事を口にした。
「そういえば、だけど……。最近、灰色の猫がよく居るじゃない? ののこちゃんは、あの子の事、苦手そうだけど……」
「ん? テオの事?」
円の言葉に、ののこがちょっとだけ頬を膨らませる。
「だってさぁ、あの子全然懐かないんだもん。この間だって触らせてくれなかったし」
そう言いながらののこはそうめんを食べ続ける。嫌な事はどうやら思い出したくないらしい。それに苦笑しつつも流しそうめんを見ると卵麺やらローストビーフやら流れている。思わず興奮してにゃーくんに見せれば、子猫もみゃーみゃー鳴いて大興奮。その様子に円もののこも思わず顔が綻んだ。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
コメディ
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年08月29日
参加申し込みの期限
2013年09月05日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年09月05日 11時00分
参加キャラクター一覧
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