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寝子島高校
お疲れ、中間試験! 打ち上げの流しそうめんパーティー!
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起:レッツ、流しそうめんパーティー!
――寝子島高校・第1グラウンド。
そこに3本用意された竹製の樋と、何箱もの木箱。その中身は
桜栄 あずさ
理事長を初め有志によって寄贈されたそうめんである。
「う~ん、いい流しそうめん日和ねぇ」
そんな事を言いながら天を仰ぐあずさの傍らでは、初めて流しそうめんを体験するという映像担当教師、
ジャン・ポランスキー
もわくわくした様子であたりを見渡した。
「水の音、そうめんが流れる音、賑やかな声……録音のし甲斐あるデスね」
そう言いながら最初に歩いて行ったのは、水の流れが一番緩やかな、まったりコースである。ジャンは早速箸と器をもらってコースへ歩み寄った。
「ミーは箸が上手く使えませんので、ここで楽しみまショウ」
「私は他のコースの様子でもみてこようかしら?」
あずさはじゃあね、と手を振って別の方向へ歩き、賑わう生徒たちの群れへと入っていった。
「うふふ、初めてだからわくわくするねっ」
「そうですねぇ♪ うんと楽しみましょう!」
高尾 日菜
と
葛城 璃人
は親友同士で流しそうめんに参加していた。のんびりしたい、と思ってこのまったりコースで楽しむらしい。2人は涼しげな水の音に目を細めながら、順調にそうめんを取って行く。璃人は椎茸の甘煮を、日菜は茗荷を加えて口にし、冷たさと風味に笑顔を浮かべる。外野から見れば仲の良い女の子同士が楽しげに流しそうめんに参加している、という風に見えるが璃人は男の子である(ここ重要)。
そうしながらも2人でゆっくり出来る事に内心喜びを感じていた。つるつるとしたそうめん、聞こえてくる心地よい水の音、そして、親愛なる友達(と言いながらそれ以上恋人未満にしか見えない人も多いだろう)。こうしてゆっくり語らいながら流しそうめんを楽しめて、日菜も璃人も幸せだった。……が、内心ではちょっとドキドキしていたりする。
「そういえば、りぃちゃん。テストはどうだった?」
不意に日菜が問いかければ、璃人はにっこりと満面の笑みを浮かべる。
「えへへ♪ 日菜さんに教えてもらったおかげで数学もバッチリでしたよー! 日菜さんはどうでした?」
「私も、りぃちゃんのお陰でバッチリだったわ」
釣られて笑顔になっている日菜。そこで思い出すのは星ヶ丘寮で行われた一夜漬け勉強会。そこでの出来事が浮かび上がって互いの頬があっというまに薄紅に染まる。教えてもらったお礼を言いたかった二人なのだが、それ以上に『言ってしまった言葉』とお互いを意識してしまった為、会話が途切れてしまう。
(あうぅ……、あの時ぽろりと本音が出てしまったのです。日菜さんに変に思われてたら……)
(本心とはいえあんなこと言っちゃって、変に思われてたらどうしよう。でも、話題に出すのもおかしいし……)
妙にもじもじしてしまう二人。それでもお礼を言わねばと真っ赤になりながら二人同時に「「あのっ」」と言いかけてしまう。
「ひ、日菜さんからどうぞです」
「ううん、りぃちゃんから……」
というやりとりを2、3回して漸く互いにお礼を言えたのだが、この光景を見ていたロンリーウルフ達が血涙を流したというのはここだけの話である。
「テストお疲れ様でありますっ! 今日は流しそうめんをおもいっきり楽しもうでありますっ♪」
「……どうしてそうめんを流す必要があるのか、理解に苦しむのですが」
桜花寮で同室の
小倉 杏子
と
ナタリア・シシロヴァ
もまたまったりコースに来ていた。
因みに道すがら、ロシア出身のナタリアに流しそうめんを説明した杏子であったが、彼女は内心で首をかしげているようだった。その様子にもうちょっと上手に説明できれば……と悶々とする杏子にナタリアは溜息を吐く。
「ともかく、せっかく来たのです。食べましょう、杏子」
「はい、でありますっ!」
ナタリアの言葉に、にっこりと笑顔で答える杏子。彼女は自分がお手本を見せることができれば、と気合が入っている。杏子自身、小学生以来の流しそうめんだが日本人らしくしっかりしたい、と思ったようだ。
しかし不器用な彼女はうまくそうめんを捕らえる事ができず、苦戦してしまう。が、好機は訪れるもの。杏子はそれを見極め、流れてくるそうめんを待ち……、
(今でありますっ!)
漸く、さっ、と綺麗な箸使いで捕まえたのは、緑のそうめん。その傍らでふつうのそうめんを素早く取り、開封したボルシチ缶(暖めていません)につけて食べていたナタリアは「ああ、色の付いたものもあるのだな」というぐらいにしか思わなかった。が、杏子の様子が変わったように感じた。
「美味しいでありますっ。サバゲーで戦い合うのも楽しいでありますが、こういう平和なイベントでナタリアさんと一緒に遊べるのも楽しいでありますっ」
普段臆病な杏子は、ナタリアに対し素直にもっと仲良くなりたいと言い出せずにいた。しかし、緑色のそうめんを食べた途端、本音がぽろりと溢れ出たのだ。彼女はまた緑色のそうめんを口にし、更に言う。
「確かに私は未熟であります。けれども、ナタリアさんの好敵手でも有りたいし、もっと仲良しになりたいのであります♪」
これも美味しいでありますよ、と流れてきた錦糸卵を見せて笑う杏子に、ナタリアはと言うと……喧しいと感じたので、取り敢えず放置しておくことにしていた。いや、そこは何か反応しましょうよナタリアさん?!
(さて……)
ニコニコ笑顔で語る杏子の様子を見つつ、ナタリアは流れてくるそうめんを一別する。そうしながら桃色のそうめんが流れてくるのを見……場合によってはこれを杏子の口に突っ込もうと考えたのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
コメディ
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年08月29日
参加申し込みの期限
2013年09月05日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年09月05日 11時00分
参加キャラクター一覧
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