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お疲れ、中間試験! 打ち上げの流しそうめんパーティー!
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承:流せるものはなんでも流してしまおう、テストの憂さも
今回の流しそうめんパーティーには、流す側として参加している生徒も多い。慣れた手つきで小葱や茗荷などの薬味を刻む
逆巻 天野
はほのぼのとした空気の流れる会場に目を細めた。
(こう言う雰囲気って、いいなぁ……)
試験でのドタバタだけではなく、補習や追試でも色々あったのだ。打ち上げぐらいはくつろぎたい物である。少しでもその助けになれば、と彼は率先して動いていた。
ガスコンロの前では
高梨 煉
と
宇佐見 望月
が大きな鍋でそうめんを湯掻いていた。流石に梅雨間近で湿度もやや高く、汗が額にうかぶもタオルで拭いながらたくさんゆがいていく。参加者は食べ盛りな高校生故か、たくさん湯掻いても直ぐに無くなってしまう。
「煉ちゃん、テスト終わって、夏が来たなぁ」
「流しそうめんにはいい気温になったかもな」
茹で上がったそうめんをざるに上げながら言う望月に煉は相槌を打ちながらわくわくコースの様子をみる。多くの人々が楽しそうにそうめんを食べており、その姿に煉は少しほっこりとした気持ちになった。
(中間テストの疲れを癒すにはちょうどいいかもな)
そんな風に思っていると……笊を持った小柄な少女が水で洗ったばかりのそうめんを持っていった。
「まだ熱いかもしれないから、気をつけてな?」
「ありがとう。……大丈夫そうだ」
そういって、少女――
旅鴉 月詠
――は一礼して運んでいった。
月詠は水の流れる竹樋の上流に待機する。そして、様子をみてそうめんを流しはじめた……のだが、その途中で饂飩やら蕎麦やらちくわをまるごと一本大胆に流してみたりしていた。
(? そう言えばなんか語りだしたようだが……)
首を傾げながらあたりを見渡していると、
千鳥 雅人
が追加のそうめんを持ってきていた。テストは撃沈したようだが、打ち上げは心から楽しもうと思っているらしい。彼のろっこん『エモーションアンテナ』の効果で特徴であるアホ毛がぴんぴん踊っている。
「月詠ちゃん、追加のそうめんもってきたよ~」
彼女は雅人に礼を述べ、早速流していく。と、歓声をあげながらそうめんと格闘するののこ達の姿が見えた。
「みんな楽しんでいるみたいだね~。もっと盛り上げたいなっ」
「? その手にあるものは?」
月詠の問いかけに、雅人は「後でね~」とにっこりと笑った。果たして雅人は何を持ってきていたのだろうか? それは後のお楽しみということで。
「んー、初めての人もいそうだし、アドバイスしに行こうかな~」
様子を伺っていた雅人がぽつり、とそう言えば月詠は「ふむ」と興味を持った目を向ける。
「得意なのか?」
「うん。実家でやってたんだよね~。毎年夏になると父さんが用意してくれて……」
そこで思い出したのは、手水舎の水で流しそうめんを行った所為で母親に酷く叱られた事。それに苦笑しながら、彼はもうちょっと様子を見よう、と考えた。その視線の先には……悪戦苦闘する
野々 ののこ
の姿があった。
そんな様子の裏方組に近寄る影1つ。
花風 冴来
は手にしたケースの中身を確認し、くすくすと笑う。
(可愛い妹がいる手前、派手な事はできないけれど……)
その中身は愛らしいカエルの形をしたグミキャンディーである。しかし、ただのグミキャンディーではないらしい。冴来は離れた場所で友達と語らう妹をちらりと見、彼女たちのいないどきどきコース用の食べ物にこっそりとそれをおいてこよう、と思うのだった。
その頃。わくわくコースでは、
八十八旗 信彦
と
瑠璃条 ベガ
が仲良く流しそうめんを楽しんでいた。因みに信彦は紫陽花の絵柄が風流な袴姿だが、その花言葉は「移り気」「浮気」「自慢家」そして「辛抱強い愛情」である。あれ? 前2つのってフラグなんですか?
そんな事はさて置き、信彦とベガは既にイチャイチャモード突入である。
「ほらベガちー、あーんして♡」
「もぅ、ひこにゃんたら……。あーん♡」
と、人目憚らずこんな事をしているのだがラブラブオーラが半端なくてこれまたロンリーウルフ達のHPをゴリゴリ削っている。偶然目撃してしまった望月はなんか悔しくなってそうめん……ではなく縮れた黄色い卵麺を流す。
「くぅぅ……! 俺様だっておんにゃのことデートしたいっ! ……どんな店に行ったらいいのか解らないがっ!」
「ちょっ?! 次はそれを流すのか?!」
傍らの煉が思わず突っ込もうとしたのはゆで卵の輪切りやら胡瓜の千切り等を望月が流そうとしたからだ。
「おうよ! 流し冷やし中華だいっ!!」
ぐっ、と箸を握りしめて言い切った望月の顔は、妙に暗い輝きを放っていたという。
それに気づく筈もなく、今度はベガが信彦にプチトマトを食べさせる。そしてそれに対し「美味しいよ」と彼女の頬にお礼のキス。嬉しくなって抱きつくベガと爽やかなスマイルで受け止める信彦。浮名を流す彼の姿にロンリーウルフ(特に男子)が内心で歯を食いしばったのは言うまでもない。
一方、
野々 ののこ
は、多くの友達に囲まれて悪戦苦闘しながらそうめんを食べていた。
「えいっ! えいっ! ……うーん、取れないなぁ」
「大丈夫だよ、ののちゃん! ほら!」
ののこのそばにいた
夢宮 瑠奈
が指させば、今度はちゃんと取ることができた。二人で顔を見合わせ笑い合っていると
森 蓮
と
椿 美咲紀
もまた楽しそうに微笑む。
(こうして無事に打ち上げを楽しめてよかったですね)
蓮は何時ものように穏やかな笑みでそうめんを食べる。が、内心では自分達のクラスから赤点者が出た事を残念に思っていた。その傍らで美咲紀が蓮の表情に気づき、不思議そうに見つめる。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
コメディ
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年08月29日
参加申し込みの期限
2013年09月05日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年09月05日 11時00分
参加キャラクター一覧
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