this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
魔界調停室:WIRED
<< もどる
1
…
4
5
6
7
8
…
10
つぎへ >>
【思い出の一枚】
「ワイヤード100体、できるかな!」
史越 奈津樹
、ノリノリである。
ゲーマーは強い。こんな不可思議な現象、不可思議なアプリともなればすんなりと受け入れ、すっかり楽しんでしまうのだ。
そんなわけで奈津樹は街へと繰り出し、『魔界調停室:WIRED』を立ち上げる。
ちなみに同アプリの略称は『まかちょ』だとされているが、誰も呼ばないので定着しなかった。
「さて、良さそうな神魔はいるかな……」
「ねえねえ、あの子なんていいんじゃない?」
肩口にするりと添えられた手、耳元へ寄せられた艶めかしい声に、奈津樹はうひゃあと飛び上がる。
「えっと、どの子? どこ?」
「ほらほら、あそこ。ナツキ好みの美少女神魔よ」
先ほど出会ったばかりだったりするのだが、彼女は最初からやけに馴れ馴れしかった。
何しろ彼女の名は、神魔『ルシフェル』。いわゆるひとつの堕天使であり、人を堕落に誘うのはお手のものなのだ。
まあもっとも、ルシフェルとは既にワイヤード済み。奈津樹を堕落させるというほどでもなく、面白がって協力してくれているといったところだ。
アプリを通じて自分の部屋を眺めた時、半裸に等しい格好の翼を持った美少女を目の前に見つけたときにはそれはもう驚いたものだが……奈津樹はゲーマーなのである。あっという間に受け入れ、馴染んでしまった。
「どれどれ。うわほんとだ、すごい美少女だよこれは! ぜひともワイヤードしなきゃ」
「で、私の時みたいにスケッチしてくれるわけね」
「うん、もちろん」
美術が得意でイラスト描きが趣味の奈津樹は、ワイヤードした美少女神魔をスケッチしてゆくことにした。もとより非現実的な現象であるし、彼女たちといつまで触れ合えるかもわからない。交流の証として、せめて得意の絵として残しておきたいと思ったのだ。
「神魔『ラミア』。モンスター娘か、いいね。行こうか」
「オッケー。しっかり捕まっててね」
言うなり、ルシフェルは翼をひと打ちし飛び上がる。抱きすくめた奈津樹を軽々と持ち上げ、お目当ての神魔がいるところまでひとっ飛びだ。最初はこのスピード感が恐ろしかったが、ゲーマーである奈津樹はすぐに慣れた。
あっという間に肉薄し、
「すみませーん、ワイヤードしてください!」
「ぬおっ、なんじゃお主は!? 我の絆を欲するならば、我が願いを叶えねばならぬぞ。人間よ」
「お、のじゃ語とは分かってるなあ。ぜひお願いします!」
無論、神魔の願いは全力で叶えるつもりだ。
一体の神魔と深く交流するもよし。多くの神魔と絆を結ぶも良し。やり込み勢にもやりがいタップリであり、奈津樹のモチベーションは爆上がりであったという。
「というわけで、神魔たちのお願いを叶えてきたわけだけど」
「この願いは少々、お主には荷が勝ちすぎるのではないか……?」
ラミアが心配そうに奈津樹を覗き込む。
ルシフェルは悪戯っぽく、
「あらら、たーいへん! ね、どーする? 逃げちゃう?」
「何言ってんのさ。あたしらの願いを叶えたナツキなら、あんなヤツ何てことないって!」
「そーそー」
月の女神『アルテミス』が言うと、馬の下半身を持つ『セントール』さんも同意する。ドラゴン娘の『ファフニル』も、『アルラウネ』のお姉さんも『ワーウルフ』ちゃんも、奈津樹を応援している。
雅やかな『クシナダ姫』は目に涙を浮かべ、奈津樹へ懇願した。
「お願いします、あの悪鬼を倒してください……それがわたくしの願い……」
ごごごごごご。
見上げた奈津樹の眼前にそびえる、岩のような巨体。それはとぐろを巻く、神魔『ヤマタノオロチ』であった。『魔界調停室』においては昨今流行の美少女化ブームにあやかってか、蛇体の一本一本が美しい女性型になっている。
「私の願いは、強者との立ち合いよ! もしくは、美味しいお酒を貢いでくれるのも大歓迎だけどね。さあ、どうするの? 小さな人間さん」
「うーん、大迫力……」
しばし立ち尽くし、奈津樹は所在なく頭をかく。
ルシフェルが彼に身を寄せ、ささやいた。
「どうする? 逃げちゃう? 私、抱えて飛んであげるわよ」
「それもいいけど、クシナダさんとオロチさんのお願いもちゃんと叶えてあげなきゃ。大丈夫、やれるよ」
「ふふ。それでこそナツキだわ」
奈津樹はゲーマーである。ゲーマーはどんなに困難なクエストにおいても、レベルを上げ、仲間を集め、攻略法を見つけ出し、クリアしてのけるものなのだ。
「よし。行くよ!」
「「「おーーーっ!!」」」
策はある。仲間もいる。気合だって十分だ。
ヤマタノオロチの巨躯へ目がけ、奈津樹は駆け出した。
後日のこと。
某イラストサイトに、奈津樹のアカウントにて、『魔界調停室:WIRED』のファンアートが投稿された。
色鮮やかに活き活きと描かれた神魔たちはいずれも、見目麗しい美少女たち。居並ぶあでやかな微笑みに、イラストの評判は上々であった。
<< もどる
1
…
4
5
6
7
8
…
10
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
魔界調停室:WIRED
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
ホラー
SF・ファンタジー
ゲーム
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年11月27日
参加申し込みの期限
2019年12月04日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年12月04日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!