this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
【寝子祭2nd】前夜祭から後夜祭までフルリヤッヒィ!
<< もどる
1
…
18
19
20
21
22
…
28
つぎへ >>
イベント用の大道具小道具の置き場所確認にイベントアナウンス原稿の可否、時には一発勝負な放送室からのお知らせに迷子案内、裏方の手伝いに搬入品の確認に分配についでに搬送。寝子祭実行委員長の仕事は多岐に渡る。
他の実行委員がお祭りを楽しめるようにと彼らの希望を取り入れた上でローテーションも組んでいる。仕事も大事だが遊びも大事。みんなが満遍なく遊べるようにするのも委員長の大事なお仕事。そのために小萩の仕事時間が長くなってしまおうとも、
(小萩の仕事ぶりはパーフェクトなので仕方ないことです)
小萩に不満はない。むしろ何もかもを完璧にこなす自分自身が誇らしい。
(裏方としてもカンペキなのが小萩です)
しかも実行委員長としての仕事に加え、美化委員長としての仕事も請け負っている。となれば、期間中はゴミが出やすいことにも気を配らなくてはならない。
「よいしょっと」
実行委員長の仕事の合間とも言えない合間を縫って、小萩は校内のゴミを集めて回る。
「ゴミはこちらにどうぞー! パーフェクトに集めて見せます!」
ゴミでいっぱいのゴミ袋を収集場所に運びながら、行き交う人々からもゴミを集める。大変な仕事ではあるけれど、
(カンペキに対応してみせます)
何と言っても、
(小萩はすごいので!)
今年度、寝子祭実行委員と美化委員が連動して快適な寝子祭の環境を作れているのは、
(ひとえに小萩のすごさの賜物と言っていいでしょう)
ふふー、と満面の笑みを見せた小萩は、もののついでに中庭のパフォーマンス大会の様子も視察する。
「フルリヤッヒィー! お待たせっ! シャウト大会だよー!」
野々 ののこ
が特設の舞台で元気いっぱいに飛び跳ねている。集まった人々も楽し気に笑いさざめいている。
(この盛り上がりもののこさんを司会に指名した小萩のケイガンあってこそです!)
ののこと一緒に飛び跳ねそうになって、小萩は慌てて自分を律する。こんなにパーフェクトな自分がののこの目に止まれば、間違いなく舞台に引っ張り上げられてしまう。己の超絶美声アナウンスを定期的に流している寝子祭の環境下では、どう考えても誰よりも小萩が有利になってしまうこと請け合いだ。
ステージ上のののこと目が合わぬようにしながら、小萩はそそくさとその場を後にする。
(参加は見合わせですね)
カンペキであるというのは、斯様に大変なことなのだ。
「あっ、目が合った! ということで、どうぞ!」
ステージに響き渡る、元気いっぱいはいいものの意味の分からない掛け声に顔を向けた途端にビシリと指し示され、
真境名 アリサ
は海色の瞳を瞬かせた。
「あたし?」
「うん!」
力いっぱい頷く制服姿の司会の女の子に促されるまま、アリサは微塵も臆することなくステージに登る。
副店長を任されている水着バーでステージに立つことは慣れている。随分と雰囲気は違うものの、ステージはステージだ。
「シャウトの内容はふたつ! 『失敗を笑い飛ばせ!』もしくは『未来の夢を叫べ!』」
どっちでもいいよ、とマイクを渡され、アリサは集まった観客を一眺めしてして深呼吸をひとつ。
「この前、街中でスマホをなくして」
よく響く声で客席の注目を集めて後、
「『すみません、スマホを見ませんでしたか! こんなスマホです!』って言ってスマホを見せたの!」
ポケットから取り出したスマホを高々と掲げて叫ぶ。
やっちゃった、と鮮やかに笑う美人の明るさにつられ、会場にどっと和やかな笑い声が湧いた。
観客の拍手に投げキッスで応じながら舞台を下りるアリサにありがとー、と手を振った司会ののこが次に目を合わせたのは、
「さあっ、次は
綾辻 綾花
ちゃん!」
「えっ」
ののこの司会を応援に来ていた綾花は黒い瞳を丸く瞠る。
「来て来てー! ほらほら!」
手招きされるままにステージに近寄れば、手を伸ばしたののこに手を取られ、よいしょとばかり引っ張りあげられてしまった。
「えっ、えっと急すぎて……」
「それじゃあっ!」
どうしたものかとあたふたしている間に、綾花を引っ張り上げた張本人なののこは綾花にマイクを渡して袖に引っ込んでしまっている。
マイクを手に綾花はあわあわとステージの上から客席を見遣る。
(夢か失敗を叫ぶの?)
たくさんの人々の視線にほんの少し怖じながら、綾花は思いついたままに叫んだ。
「寝ぐせのまま学校に来てましたー!」
叫ぶ端から恥ずかしくなって来て、マイクのエコーが消えるよりも先にぺこりと身体が半分に折れるくらいの深いお辞儀をしてステージ袖に逃げる。
「お疲れさま!」
「もうっ、ののこちゃん!」
両手を広げて迎えてくれたののこの前、綾花は知らず赤くなっていた頬を押さえて怒った声を出した。
「緊張するからダメだってっ」
参加者を募りながらのステージの司会は大変そうなのは分かるから、本気で怒っている訳では決してないけれど、恥ずかしかった。とにかくとっても恥ずかしかった。
「えへへ、でも、ありがと!」
ごめんね、と両手を合わせたかと思えば屈託なく笑うののこに毒気を抜かれ、綾花はつられて笑う。友達が頑張っているのであれば、応援したくなるのは当然のこと。とっても緊張した上に恥ずかしかったものの、ののこの手助けが出来たのならそれに越したことはない。
「ののこちゃん、頑張ってね」
「うん、がんばる!」
綾花にぎゅっと肩を抱いてもらって元気を充填してもらい、ののこはまた元気いっぱいでステージへと飛び出して行った。
<< もどる
1
…
18
19
20
21
22
…
28
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
【寝子祭2nd】前夜祭から後夜祭までフルリヤッヒィ!
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
阿瀬春
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
1000人
参加キャラクター数
51人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年12月07日
参加申し込みの期限
2019年12月14日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年12月14日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!