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\ オーバータイム!/
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化野原に寄りて在る
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「ああ、ようやく森を抜けたぞ」
士が嬉しそうに言った。
彼からしてみれば、こちらへ来てからというものひたすらに森の中を歩き続けた訳なので、視界が開けただけでも嬉しいのだろう。
「はぁ良かったぁ……森の中は怖かったの……」
ももにとってもいつどこから何が飛び出すか分からない暗い森など早く抜け出したかったに違いない。
彼女は恐怖からか瓢の腕に縋りついている。
「あや、ここは……」
しかし瓢だけは微妙な面持ちだ。
それもそのはず。
士の放浪の果てにたどりついたのは、瓢がはじめに居た猫又川の河川敷だった。
「戻ってきちまったぃ」
瓢はたはは、と笑う。
「ひ、瓢君、あれ……!」
ももが瓢の腕にすがりつく力を強めて前方を指さした。
「ん、なんでェありゃあ」
「どうした。また『妖怪』か?」
新月の晩、人家の明かりも届かないこの暗闇では細部まで判別することはできないが、3人の前方数メートルに何か動いている。
身の丈はももより頭一つ分高く、どうやらひとの形をしているようだ。
「瓢君、僕こわいよ……」
「おゥよしよし。もも嬢はあっしの後ろに隠れときな」
瓢の言葉通りももは彼の後ろに回って身を縮こまらせた。
瓢はスコップを構えてじりじりとその影に近づいていく。
「骨削、もしかすると本当に人間かもしれないんだ。気を付けろよ」
「合点承知」
距離を縮めるにつれて相手の姿が次第に分かるようになってきた。
どうやらぼろぼろの野良着を着た人間の子供の姿をしているようだ。
瓢は確信した。
(間違いねぇ、『妖怪』だ!)
するとあちらも瓢たちの接近に気が付いたのか、こちらへ顔を向ける。
「あ、骨く……」
「おらァ! 『妖怪』討ちとったりぃ!!」
瓢は構えたスコップを力任せに振り回す。
「うわっ!?」
しかし相手は頭を低くしてそれをかわした。
かわした拍子にバランスを崩したのか尻もちをつく。
「隙アリッ」
そのタイミングを逃さず、瓢はスコップを大上段に振りかぶる。
今にも『妖怪』の脳天に振り下ろそうという時、ももが瓢の首に後ろから抱きついた。
「瓢君、あの、ちょっと待ってほしいの!」
「ぐぇ……も、もも嬢ゥ……極まってる、極まってるよゥ!」
ももの華奢な腕が瓢の首を締めあげていた。
瓢がももの腕をタップし、ようやくももは危うく瓢を窒息させるところだったことに気が付き慌てて手を離した。
「あっ、ご、ごめんなさい……」
「げぇほえほっ、なにすんだよぉもも嬢ゥ」
「なにすんだはこっちの台詞でがんすっ!!」
すると瓢の足元、尻もちをついていた『妖怪』が抗議の声を上げた。
瓢は驚いて思わず振り向いてしまう。
「『妖怪』が喋ったんだよぃ……」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
三三三
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
推理・サスペンス
ホラー
神話・伝説
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年08月12日
参加申し込みの期限
2013年08月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年08月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
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