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化野原に寄りて在る
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邪衣 士
は方向音痴である。
最近、改善したような節もあるが、まだまだその方位磁針の壊れっぷりは侮れない。
「ここはどこだ……」
そして例によって例の如く、士は森の中を彷徨っていた。
彼も他と同じくテオの被害者で、適当に放り込まれた先で後先考えず適当にうろつきまわっていたらものの見事に道を見失っていた。
「森だ」
見れば分かる。
道に迷った時の常套手段、『その場を動かない』も有効なのは一緒に誰かと来ていた場合だけだ。
士はさらに道に迷うと知りながら歩を進める以外の選択肢が無いのだった。
「ん?」
わずかに絶望すら感じながらもわしわしと下生えを踏みながら士が歩いていると、遠く、人の声が聞こえた気がした。
『妖怪』が出るという話を聞いていた士は、迂闊に声を出そうとはしない。
幸い隠れる茂みならいくらでもあるので、士は身を低くして声のした方をうかがった。
なにも聞こえない。
「気のせいか?」
気のせいではなかった。
士が立ち上がりかけたところに、騒々しく枝を踏み折り走る足音、それと人の叫び声が響いた。
士の方へと近づいてくる。
「こちらかっ」
士は物音がした方へと進む。
すると、前方から駆けてくるのは見知った2人、
骨削 瓢
と
花風 もも
だった。
瓢がももの手を引き、必死に何かから逃げているようだ。
ももは瓢に付いて行くのが精いっぱいで、今にも木の根に足をとられて転びそうだ。
瓢は目の前に飛び出してきた士に気付き、待ってましたとばかりに声を張り上げる。
「邪衣はん、丁度良いとこに! あいつらなんとかしてくんなっ」
瓢が指をさした先には、なんだかよくわからないものが大量に迫っていた。
狐のようにも思えるが、よく見れば鳥のようでもある。
兎に角、なんらかの獣らしきものたちに瓢たちは追い回されていたようだ。
(あれが『妖怪』か)
はぁ、と士は深く息をついた。
ため息ではない。
「あまり期待はするなよ」
そうして士は3度、指を鳴らした。
すると今まで冴え冴えと星が輝いていた3人の頭上に、にわかに黒雲が広がった。
時折、雲の内部が青白く光る。
雷をはらんだ積乱雲だ。
「上手く落ちてくれると良いんだが」
「邪衣はんまだなのかよゥ!」
「ひっ、瓢君……もうちょっと、ゆっくり、走ってぇ!」
「おい、目を瞑って耳を塞いでおけよ」
士が2人に忠告した瞬間、3人の目の前が真っ白に染まる。
次いで耳を塞いでいてさえ気が遠くなりそうな轟音が響き渡った。
雷が落ちたのだ。
「た、助かったぜ邪衣はん」
「いや。それより君たちも『妖怪退治』か骨削、それに花風」
「あっしはそう言われてきたけどねぇ」
「僕は……もう寝るところだったんだけど」
「なるほど。……にしてもこいつらは一体なんなんだ?」
そう言って士は雷の直撃を受けた『妖怪』の残骸らしきものを見る。
そこには原形を留めていない土や草の山が出来上がっていた。
「さあねぇ。またまたもれいびの暴走だとは聞いてるけどねぇ」
そう言ってにやにや笑っている瓢に士が呆れたように言った。
「骨削、お前楽しんでるな。この状況を」
「さあてねーぇ」
とぼける瓢はいかにも楽しそうな顔をしている。
「はやくお家にかえりたいよぉ……」
ももが泣きそうな声でぽつりと漏らした。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
三三三
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
推理・サスペンス
ホラー
神話・伝説
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年08月12日
参加申し込みの期限
2013年08月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年08月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
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