this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
化野原に寄りて在る
<< もどる
1
…
17
18
19
20
21
…
22
つぎへ >>
「ひっ……い、いやぁ……」
八神 修
の視線の先で、少女がひとり腰を抜かしてへたりこんでいた。
真夜中の落神神社、その境内である。
草茫々の中、今にも崩れ落ちそうに建つ本殿の戸を開けた少女は、中から身を屈めて現れた大男に驚いたのだった。
それは片足、隻眼の一本だたらだ。
(やはりあの女が原因か? 『妖怪退治』をするでもなく、この状況を理解している風でもない……テオは『なりたて』のもれいびのせいだと言っていたことだしな。あの女のろっこんが暴走しているのなら、このまま意識を失ってもらうのが一番早い)
そう考えた修は、鳥居の陰から事の成り行きを傍観していた。
彼の手には先が尖った木の棒が握られている。
道中の護身用に修が『分解』で作ったものである。
「こ、来ないで……」
少女は一本だたらから遠ざかろうとするものの、恐怖のあまり身体がすくんでいるようで上手く後ずさることが出来ない。
みじめに這いずるばかりだった。
一本だたらは特に少女へ危害を加えるでもなく、ただ迫るのみだ。
「…………しぶといな」
修は爪先を上下させながらそれを見ている。
彼が考えていた以上に時間がかかっている。
やがて少女は壁際に追い詰められてしまった。
「ひ、いやああああああつ!!」
自ら壁を背にしたことにも気が付かないようなパニックの中、もう逃げる場所が無いと知った彼女はひと際高い悲鳴を上げた。
その途端、修は弾かれたように駆け出した。
状態の悪い足場にも構わず少女のもとまで駆けつける。
一本だたらの背に脚をかけて跳び上がると、落下の勢いを乗せて握っていた手製の木槍を深々と後頭部に突き刺した。
途端に一本だたらの身体から力が抜け、崩れ落ちる。
その首元にしがみつくようにして一緒に落ち尻もちをついた修は、土を払いながら立ち上がる。
(自分の計画を自分で潰して……何をやっているんだ俺は)
「あ、ありがとう、ぺっ、ございます……」
「……いや。怪我は無いか」
一度は見捨てようとした罪悪感からか、修はぶっきらぼうに尋ねた。
「ぁ、はい。ちょっと口の中じゃりじゃりしますけど」
さきほど一本だたらが倒れるときに鶴子ももろに土を被ってしまったようだ。
「なら良い。立てるか?」
修はそう言って少女に手を差し伸べた。
「はい。あ、えっと、あたし草堂鶴子っていいます」
「
八神 修
だ。草堂、お前はろっこんあるいはもれいびというものを知っているか」
「え、いいえ。なんですかそれ……」
「そうだな、例えば……」
修は今しがた倒れた土の塊を手に取ると、目を閉じて息を止め、精神を集中させた。
すると、彼の掌に乗せられていた土団子が細かい粒子となって分解する。
「わ。なんですか今の」
「今のが俺のろっこんの能力だ。そのろっこんを操る俺自身がもれいびという。ろっこんも、もれいびも多種多様だ。そして草堂もまたもれいびだ。喋る猫を見ただろう?」
「は、はい……じゃあもしかしてさっきの化け物って……」
「ああ、恐らくはお前のろっこんによるものだろう。ここに来るまでにも何度か似たようなものを見かけた」
一本だたらが草堂を襲わなかったことも、その裏付けとなる。
それを聞いて申し訳なさそうな表情をする草堂に、修は言った。
「まあ、新米もれいびの初体験としてはハードだったな」
<< もどる
1
…
17
18
19
20
21
…
22
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
化野原に寄りて在る
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
三三三
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
推理・サスペンス
ホラー
神話・伝説
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年08月12日
参加申し込みの期限
2013年08月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年08月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!