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「おいお前、『妖怪退治』をしてみないか」
「あ、テオ君じゃん。煮干し食べる?」
背後からテオに声をかけられた
晴海 飛鳥
は、ポケットから小袋を取り出して訊いた。
「話を聞け。あと俺を猫扱いするな」
テオは見た目が猫だからといってそのように扱われるのを毛嫌いしている。
「いや猫じゃん。で、なに? 『妖怪退治』だっけ。いいよー」
「そうか、じゃあ頼むぞ。……あとその袋は置いて行っていいぞ」
「ふぇ? うわっ!?」
大きな揺れが飛鳥を襲った。
そして今、飛鳥は目を輝かせて神社へ向かって歩いていた。
『妖怪』が現れた時じっくり観察できるように木立に身を隠しながらではあるが。
「いやあ『妖怪』かぁー! どんなのがいるのかなぁ……やっぱり怖いのかな! そりゃ怖いよね『妖怪』だもん! ああ早く出てこないかなあー」
飛鳥は小声でぶつぶつ言いながら歩を進めてゆく。
この様子ではたとえ怖ろしい妖怪に出会ったとしても怖がることはなさそうだ。
「あ、そうだ。念のために飴なめておこうっと」
飛鳥はポケットから小分けに包装されたのど飴を探り出すと、それを口に放り込む。
彼女のポケットは色々詰まっているようで、少し重そうに膨らんでいた。
しばらく後、飛鳥は前方の木の間になにやら光を発見した。
(むむっ! 第一あやかし発見かな? ……なんだろあれ、ヒトダマ?)
彼女の視線の先には妖しい赤い光がふたつ浮かんでいた。
片方が動けばもう一方もそれを追って動く。
(ここからじゃよく見えないなぁ)
飛鳥はなるべく足音を立てないようにそちらへと近付いて行った。
近付くにつれてそれがヒトダマではないことが分かる。
そもそも炎のような揺らめきが見られない。
(もしかしてあれって、何かの目……?)
さらに正体を確かめようと、飛鳥は接近を試みた。
するとそのふたつの光は木立を抜け、少し開けた道へと出る。
星の光がその姿をぼんやりと浮かび上がらせた。
(あっ)
それは一見蓑傘を被った人間のような姿をしていた。
全身長い毛のようなものに覆われ、どこが頭部かもよく分からないような姿をしている。
なにより特徴的なのは、人であれば耳があるべき部分から左右に突き出た大きな翼にも見える部分だ。
(あれってモスマン!? モスマンだよね! う、うわあ、本物だよ!)
モスマンとはかつてアメリカで目撃された未確認動物のことである。
すると、飛鳥の見ている前でモスマンが翼らしき部位を動かしもせずに飛び上がった。
「わ、飛んだ!……あ」
飛鳥の口元からぽろぽろと文字の形をしたブロックがこぼれ落ちる。
彼女のろっこんによって現れたものである。
飛び上がったモスマンにもしっかり声は届いたようで、飛鳥に向き直ると猛スピードで突っ込んできた。
「うわわわっ」
飛鳥は慌ててその場から立ち上がると、脱兎の如く逃げ出した。
間一髪、飛鳥が身を潜めていた茂みをモスマンが目にも止まらぬ速さで通り過ぎた。
少し逃げるのが遅れていたら怪我は免れなかっただろう。
「どうしようどうしよう……! 僕、いまモスマンに追いかけられてる!」
普段から憧れていたオカルトチックな出来事に巻き込まれているからか、ピンチであるにもかかわらず飛鳥の表情は楽しんでいるようにも見えた。
しかしやはり、モスマンの飛行スピードはかなりのもので、飛鳥の後方、再度狙いをつけたそれは一気に飛鳥へと体当たりをするように迫る。
咄嗟に頭を両腕で庇った飛鳥は思わず叫ぶ。
「わっ!!」
今にもぶつかるというその瞬間、固いもの同士がぶつかる鈍い音がしたかと思うと、飛鳥の頭上から大量の土砂が降りかかった。
「うぇっ、なに!? ぷぇっ……」
飛鳥はその場に立ちあがると、ぶるぶると頭を振り服を手で払って、土をはたき落とす。
見ればモスマンは影も形も無く、あとには土が散らばり、足元には『わっ!!』という文字を象ったブロックが落ちているのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
三三三
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
推理・サスペンス
ホラー
神話・伝説
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年08月12日
参加申し込みの期限
2013年08月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年08月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
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