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「『妖怪退治』……? それってどういう……」
「じゃあな。よろしく頼むぞ」
テオがそう告げ尻尾をひと振りした途端、
高城 隆弥
の足元が大きく揺れた。
「ぐ、お、地震か!?」
隆弥は思わず膝を突く。
それほどの揺れにも関わらず、テオは平然と彼を見つめていた。
「待てっ! ちゃんとした説明をしろよお!」
隆弥は去ろうとするテオを捕まえようと掴みかかる。
その灰色の毛先に触れたかどうかという所で、唐突に揺れが収まり、隆弥は河原に突っ伏していたのだった。
「くそ、あと少しだったのに……」
悔しがりながら立ちあがった隆弥が周囲を見回すと、なんとなく普段とは異なる雰囲気が辺りに漂っているように感じた。
湿気の強い夏の夜のような、じっとりと身体にまとわりつく嫌な感覚がある。
「……しゃーない、とりあえず来ちまったからにはなんとかしないとな。『妖怪退治』だっけ? テオがあんな調子だったってことは、他にも俺みたくよく分からないままこっち来てる奴がいるかもしれないな……」
隆弥は当面の目標を誰か他の人間との合流に定め、歩き始めた。
隆弥は少し辺りを探索して河原から続く道を見つけた。
「まぁ、人が進むならこういうちゃんとした道だろ」
そう呟くと隆弥は、目の届く範囲で道の両脇を覆う森の中へも目を配りつつずんずん山道を進んでゆく。
「にしても見通し悪いな……」
彼が進む道は少し湾曲しておりまっすぐ前を見通すことが出来ない。
その上両脇から突きだした木の枝がまるでアーチのように頭上を所々覆っているせいで、元々新月で暗いところを星の光さえ遮ってさらに暗くしている。
「今なら目の前に誰か立ってても気付かねえかもな……」
隆弥がそうぼやいたまさにその時。
「ぅわっと!?」
何か固いものにぶつかり、後ろにはね飛ばされてしまった。
尻もちこそつかなかったものの、たたらを踏んでよろめいた。
「な、なんだ? 何かいんのか!?」
恐る恐る、隆弥は手を前に伸ばしてそこに何があるのか確かめようとする。
やがて指先がなにかに触れた。
ざらりとした感触。
「おわっ」
思わず隆弥は手を引っ込めるが、相手から何の反応も無いと分かると、再度手を伸ばす。
またも指先に同じ感触を感じるが、今度は手のひらいっぱいを使って触ってみる。
平たく、なかなかに大きなものがそこにはあるらしい。
ぺたり、ぺたり、とパントマイムのように形を探っていく。
どうやら材質は土であるらしい。
所々に草も生えているようだ。
「よっ、と」
隆弥はぐいと両手でその壁のようなものを押してみたが、びくともしない。
もしかすると道の脇には通り抜ける隙間でも無いかと見てみるが、それは道いっぱいを通せんぼしている。
乗り越えられないかと、隆弥はジャンプしてみたが、手の届く範囲に上限は無かった。
「一体何なんだこりゃあ……」
隆弥は胸の前で両の拳を突き合わせた。
するとその右前腕を覆うように鋼鉄の盾が現れる。
「仕方ないな……もし誰かの所有物だったら今度謝ろう」
そう言うと、隆弥は道を数十メートルほど戻り、盾を構えて全力で駆けだした。
「ぅおらああああああああああああっ!!!」
雄たけびを上げて壁に突進した隆弥を強烈な衝撃が貫き、彼の体は壁の反対側へと突き抜ける。
「はぁっ、はぁっ、よ、よし……」
肩で息をする隆弥の背後で、どしゃどしゃと何かが降り積もるような音がした。
隆弥が振り返り、近付いてみると、そこには土の山が出来上がっているのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
三三三
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
推理・サスペンス
ホラー
神話・伝説
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年08月12日
参加申し込みの期限
2013年08月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年08月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
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