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化野原に寄りて在る
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真夜中の猫又川、その河川敷。
ひとりの男子の姿があった。
その名は
風雲児 轟
。
特撮ヒーローに憧れ、自身もまたヒーローを目指す高校1年生である。
彼は辺りを見回し、辺りに人影が無いことを確認した。
「誰もいないな……よし」
すると轟は大きく息を吸い込み、割れんばかりの大声で叫ぶ。
「戦衣着装!!!」
その瞬間轟の体がまばゆい光に包まれた。
逆光でシルエットになった彼の体がぐるぐると激しい回転を始め、それに合わせて轟がまた叫びを上げた。
「説明しよう! 戦衣着装とは
風雲児 轟
がその身に備えるろっこん能力である! 人目につかないところで『戦衣着装!』と叫ぶことにより、
風雲児 轟
の衣服が変化、彼を自作ヒーロー『ザ・ストレイト』へと生まれ変わらせるのだ!!」
口上が終わると同時に轟の回転も止まる。
「とうっ!」
頼もしい気合とともに跳び上がった轟は膝を抱えたまま前方宙返りを見事に決め、両手を翼のように開いて着地した。
その場に勢いよく立ちあがると、腰に左手をあて、右手を天高く突きあげるポーズをとる。
「俺の熱血お前に直結!! 壁があってもぶち破れ!! 直行戦士ザ・ストレイト、推参!!」
轟の名乗りと同時に背後で色とりどりの爆煙があがり、シルエットだった姿が白日(真夜中だが)の下にさらされた。
ちなみに演出は全て彼の想像だった。
白を基調とした全身タイツにヘルメット。
額と胴には稲妻を象った『S』の字が燦然と輝いている。
両腕を覆う鉄甲は、何物をも打ち砕く破敵の杭である。
そうして轟は駆け出すのだった。
「うーん、誰もいないみたいだな……」
轟は辺りに人がいないか見回しながら走っていた。
「テオのやることだからなあ。どっかに一般人が紛れ込んでるかもしれないと思ったんだが、ひと安心かな」
そう呟くと轟は息を整えるために一度足を止めた。
そうして落ち着いて周りを見回してみると、ちらほらと妙なものが彼の視界に入る。
「なんだあれ、土の山……?」
轟の視線の先には自然に出来たとは思えない地面の盛り上がりがあった。
ここまで参道沿いに進んできた轟だが、その途中でもいくつか見かけている。
土の量も山の大きさもまちまちだが、ただの土の塊だ。
「気にするほどの事でもないか。それよりどこに妖怪がいるってんだ……? テオの奴、適当すぎるんだよ。……このまま神社まで行ってみるか」
目的地を落神神社に決めた轟は再度歩みを進める。
先程のように走ったりはせず、何か飛び出して来はしないかと警戒しながら歩いていった。
しばらく歩いていると、轟の視界に人影らしきものが映った。
「お、やっと第一村人発見かな。おおーい! そこの君ぃー!」
轟が大声で叫ぶと、その人影も彼に気付いたようだ。
反応してくるりと振り返った。
「大丈夫だったか、ってうわ!?」
遠目には何の変哲もない人影のようだったそれには、頭が無かった。
正確には、首が異様に長くロープのように伸びており、普通頭があるべき位置には無かった。
ろくろ首である。
「つ、遂におでましか。よっしゃあ! かかってこいっ」
一瞬その姿に面食らってしまった轟は気を取り直して戦闘の構えをとった。
しかし、ろくろ首は一向に動く気配が無い。
ただ彼の行く手を通せんぼするように立っているだけだ。
ふよふよと宙に浮かぶ頭部もどこか緊張感を削いでいる。
「来ないのか? 無抵抗の相手を殴るのは気が進まないが……今回の依頼は『妖怪退治』だ。悪く思わないでくれよ」
そう言うや否や、轟はろくろ首に向かって突進する。
駆けながら、轟は右手を大きく振りかぶり、力の限り叫んだ。
「妖魔ッ!! げぇええきめええええええつッ!! ゴーストクラッシュスマッシャアアアアアアァッ!!」
そのまま突進の勢いと体重を乗せた渾身の右ストレートを叩き込む。
その瞬間、ろくろ首の体から力が抜け、浮かんでいた頭部がぼとりと落ちた。
つい今まで動いていたそれは、ただの土の塊に戻っていた。
「あの土まんじゅうはこれだったんだな」
先程いくつか見かけた同様のものを思い出し、轟は納得したようにひとり頷くのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
三三三
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
推理・サスペンス
ホラー
神話・伝説
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年08月12日
参加申し込みの期限
2013年08月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年08月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
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