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クマにとって思わぬ申し出だったのだろう。
足の動きが止まった。
毒島 林檎
は辛抱強くクマの返事を待つ。
周りの者たちも二人の動きを静かに待った。
どれほど時間が経っただろうか、一秒なのか、一分なのか。
感覚が削れていくような緊張の中、クマが足を上げた。
一度。
二度。
二回、足踏みをした。つまり答えは『はい』。
これで、警戒を解いてくれるだろう。
おおよそ全員がその未来を信じ、肩を撫で下ろした。
しかし、道を開いたはずの毒島の表情は依然として、硬いままだった。
(りんごちゃん、頑張って……!)
折口が胸の前でギュッと手を組む。
(俺のろっこんでこの子を助ける……)
毒島は決意と不安を胸に、折口から受け取った飴を口にくわえ、ゆっくりとクマと少女に近づいていく。
(ちょっと痛いけど我慢してね!)
手を大きく振りかぶる。
(まさか……)
緋紅朱 赫乃
が恐怖を押し込み、シグレの静止をはねのけ、駆け寄った。
毒島の手が震える。
次の瞬間。
眠る少女の両目を目掛け、毒島は手を振り下ろす。
「だ、めっ……!」
緋紅朱が叫ぶ。そのまま、毒島と少女との間に体を滑らせた。
当然、クマが毒島の行動を許すはずはない。
クマの動きを感じ取って毒島は少女を抱え込もうとするが、間に合わない。
クマは目にも止まらぬ速さで毒島の体を蹴ろうとして、緋紅朱ごと突き飛ばした。
緋紅朱と毒島は折り重なるように倒れ込む。
想像以上の衝撃に、毒島は咳き込む。
今度は彼女らの体に叩き込もうと、クマは脚を大きく持ち上げた。
柔らかい脚が変形するほどの勢いで振り下ろされる脚。
ギリギリのところで、
風雲児 轟
が飛び込んで、クマの追撃から守る。
さらなる攻撃を受ける前に風雲児は素早く体を起こした。
クマと目線を合わせて宣言する。
「お・れ・は・み・か・た・だ!」
彼の叫びも、今のクマには響かない。
鋭い拳が風雲児に向けられる。
その後ろには動けずにいる毒島と緋紅朱。
覚悟を決めて、風雲児は歯を食いしばった。
「ふわふわの癖にいいパンチじゃねーか……なーんて」
おどけるように、
桜井 ラッセル
が笑った。
今度は風雲児とクマの間に桜井が入り込んだのだ。
風雲児は桜井の赤く腫れた顔から目をそらさない。
「なぁ、なんでそんなに怯えてるのかしらないけどさ。俺らの話も聞いてくれねぇ?」
桜井が目線で他の人々を示す。
それぞれ、見守りながら、祈るようにもがくように少女の無事を願っていた。
「な? 悪いようにはしねぇから」
クマの黒い瞳は無機質に光る。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
つるこ。
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
推理・サスペンス
バトル
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年08月31日
参加申し込みの期限
2013年09月07日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年09月07日 11時00分
参加キャラクター一覧
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