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ちょっとバグった異世界召還~わりとよく死ぬラブストーリー~
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そのサキュバスにメールを送っていたのは、
真境名 アリサ
。
「うん、デートOKね」
サキュバスからの返信を眺めて満足そうに頷く。寝子島ごと異世界召喚されてしまった彼女は他の住人と同じようにモンスターに魅了されており、現在は数日前に街で見かけたサキュバスにご執心なのである。
「……なんていうかこう、ピンときたのよねー」
モンスターに魅了されていない普段のアリサであれば、行きずりの女性――しかも女子高生――に声をかけるということはまずしない。過去において恋愛経験はあり、一夜限りのちょっとした火遊びもしたことはあるのだが、それもまあ男性相手のことだ。
「でもまあ、しょうがないよね。気になっちゃったものはー」
誰にも渡したくない。その率直な独占欲はもはやどうしようもない。今この瞬間、その感情の出どころが『魅了』によるものであろうが、純粋な恋心であろうが、それはこの際どうでもいいことなのだ。
「さーってと、デートまでまだ時間あるし……何してようかなーっと……あれ?」
ぶらりとウィンドウショッピングでも決め込もうかと思った矢先、商店街の向こう側から見覚えのある顔が全力疾走してくるのが確認できた。
「……あら、探偵さん」
走ってきたのは
天利 二十
である。
後ろに何人かの女性型の魔物を引き連れているが、あまり羨ましそうな感じはしない。
引き連れているというより、追いかけられている、というほうが正確であろう。
「お久しぶりね、ちょっとしたハーレムじゃない?」
「……おう久しぶり、悪いがそれどころじゃねぇ!!」
あいさつ代わりの軽口に大した反応もできずに、天利はドップラー効果付きで通り過ぎていく。天利を追い回している数人の魔物の後ろに、さらに羨ましくない存在が確認できた。
「待ってぇ~、二十ちゃんの子種はアタシのものよ~!!」
ミッシェル・ナイスゲイ
である。
天利に何らかの魅力を感じた女性魔物数体が天利にアプローチをしかけていたらしく、そこにたまたまミッシェルが遭遇したのであろう、いつものように追いかけっこが始まってしまったというわけだ。
「まったく冗談じゃねぇぜ、こちとら忙しいってのに……」
走りながら愚痴る天利の視界の端っこに、路地裏から手招きする者の姿が映った。
「……こっちだ」
「……!!」
ちょうと追手から死角になっていた路地裏に辛うじて潜り込んだ天利は瞬時に気配を消す。
「あ~ん、二十ちゃん、どこに行ったのよ~!!」
騒がしい集団が通り過ぎた後、数秒して、ようやく天利は自分を路地裏に誘い込んでくれた人物と向き合うことができた。
それは別の事件で会ったことがある
河島 澪
であった。
「久しぶりだね探偵さん、相変わらずモテるね」
「学生さんにゃあまた助けられたな。こないだはパスタで今度は魔物だ、嬉しかねぇや」
「ははは、違いない」
息を整えながら軽口をたたく天利に、澪は相好を崩す。
「……しかし、だね」
「……ああ」
一転して真剣な表情になった澪に、天利も立ち上がって応えた。
「ちょっとまだ事態を把握できていないんだ、よければ説明してくれないかい?」
「そうだな……助けてもらった礼に、俺の知っている範囲で……」
天利はこの島ごと魔物の世界に召喚されてしまったことや、住民たちが『魅了』されていることで違和感なく魔物たちに接していることなどを話した。どうも魔物たちの目的がこの島の住民の特質にあるらしいということも。
「……なるほど」
澪は何かに納得したようで、路地裏へと歩きだす。
「……どうするつもりだい、学生さん」
その背中に天利が声をかけた。懐から煙草を取り出し、火をつける。
「ふん、こういう事態を収拾するにはトップをなんとかするのが一番に決まっているのさ」
「トップ……魔王か」
「ああ……個人的に興味もあることだしね」
「……」
無言で見送る天利。路地裏を往く澪の瞳が、妖しい光を放っていることに気づきもせずに。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
まるよし
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
恋愛
コメディ
バトル
定員
15人
参加キャラクター数
6人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年08月21日
参加申し込みの期限
2019年08月28日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年08月28日 11時00分
参加キャラクター一覧
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