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「この旧市街と参道商店街の成り立ちって知ってるか?」
歩きながら、柘榴はそう切り出した。
「ここを真っ直ぐ行くと、寝子島神社がある。参道商店街ってくらいだから察しはつくだろうと思うが、ここら辺は寝子島神社を中心に発展していったんだ」
柘榴は立ち止まり、くるりと振り返って今度は寝子島駅の方を指さす。
「それとあっちには港があるだろ。あれがあるのもでかいな」
寝子島神社と寝子島漁港。旧市街はこの二つを柱として発展してきた。
ゆえに旧市街は二つの側面を持つ。一つは鳥居前町としての側面。もう一つは港町としての側面。
それは現代になっても変わらない。相変わらず寝子島神社の参拝客は多いし、寝子島漁港も活気に溢れている。
「ねこでんの駅もな、始めはそこの寝子島駅だけだったんだ。後々の開発でシーサイドタウンや星ヶ丘まで沿線されて、今の形になった。どっちも小綺麗な街だが、まだまだ新しい街ってわけだな」
町役場や警察署、病院等の重要な施設が旧市街に集中しているのも、旧市街が最も古くから栄えていたためだ。
「っと、話してるうちに着いちまったな。ここは俺がやってる
薬局「アネモネ」
だ」
店内には種々様々な商品が並んでいた。どこにでも売っている市販の風邪薬から、他では見ないような栄養ドリンクまである。
商品は多いが、ごちゃごちゃはしていない。医薬品を扱う場所であるため、清潔感は保たれていているようだ。
『ここのおみせは、しなぞろえがよくてべんりなんだよね。じょうびやくとかばんそうこうとかをほじゅうするときに、ここのおみせをよくつかうんだ』
「うちは地域密着型のただの薬局だけどよ……実は自社ブランド、安心安全ドキドキのアネモネブランドのドリンクがあるんだぜ。栄養ドリンクの『ニャンダフルD』と『ニャンニャン打破』がうちの二枚看板。どっちも200円だ」
「あ、そうだ親父さん、ニャンダフルDください」
刀がそう言うと、せっかくなんで買い物シーンの撮影しましょう、とカメラマンが柘榴と刀にカメラを向けた。今までは普段通りに自然な振る舞いをしていたはずだったのだが、いざそのように言われてカメラを向けられると、少々ぎくしゃくしてしまうようだ。
一方レポーターの二人はと言うと、オリジナルブランドのコーナーを物珍しそうにしげしげと眺めていた。
「こっちの錠剤もアネモネブランドなのかい?」
「そっちは一応サプリメントなんだが……そっちは副作用が強くてな、下剤や興奮剤にしかならねぇ」
「……一応お聞きしますが……あの、これ大丈夫なやつですよね?」
そう聞くこのみの笑顔は引き攣っていた。
「当たり前だ! いくらなんでもやべえもんは置かねえよ!」
「で、ですよね! 良かったー!」
そんなやりとりの横をすり抜けて、一人の客が店に入ってきた。その客は取材班を気に留めず、店内にある薬にも構わず、たった一言。
「カウオー・カビシレを一つ」
柘榴の顔付きが変わった。少し待ってろ、と低い声でその客に言い残し、取材班の元へと寄る。
「悪いが今日の取材はここまでだ。急用が出来ちまったからな……またいつでも来てくれや」
スタッフ一同は突然の取材打ち切りに驚いたが、急用ならば仕方がない。
しかしせめてこれだけは聞いておきたい、とスタッフの一人が柘榴に尋ねた。
「うちの番組では、放送日翌日に『マタ旅を見た』って言ったお客さんには、ちょっとした特典を与えるっていうミニコーナーをやっているんですが、『アネモネ』さんからも何かご協力いただけないでしょうか」
「そうだな……なら『マタ旅を見た』って言った奴には、お一人様一セット限定で、栄養ドリンク3本300円だ」
取材班が去ったのを確認してから、柘榴は先程の客に話しかけた。
「待たせたな。さて……ようこそ、
地下闘技場「オグン」
へ」
「二軒目に行った『紗之香』の看板娘も、さっきの『アネモネ』の看板娘も寝子高の同学年なんだ。参道商店街には他にも寝子高生に繋がりがある店があって……」
そう言いながら、刀は次々と商店街の店を指していく。
まずは
斉田電気店
。
「ここは販売以外にも修理までやってくれて凄く助かる。俺の家の冷蔵庫もここに頼んだんだ」
『わたしはよくしらないんだけど、いいひょうばんはきくよ』
「ちなみに、ここの看板娘も同学年だ」
次に
魚屋『魚新』
。
「ここはちくわが売りで、偶にちくわの着ぐるみを着た同学年生がいる」
「ちくわの着ぐるみとは……また斬新ですね」
それから
米屋『美咲』
。
「美咲はブランド米の『魚沼産ネコヒカリ』を始めとした豊富な品揃えが売り。ここには先輩が下宿しているんだ」
寝子高生に関係のある店舗を、目についた順に片っ端から紹介していく刀を見て、スタッフの一人が思い出したように、そういえば、と言った。
「女子高生が切り盛りしてる定食屋ってわかるかな? 商店街はお店が密集していて、ちょっとわかりにくくてね」
「それだったら恐らく……」
あそこかな。刀はそう言って、また次の目的地へと歩き出した。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
敷石しじみ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
30人
参加キャラクター数
22人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年08月10日
参加申し込みの期限
2013年08月17日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年08月17日 11時00分
参加キャラクター一覧
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