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【体育祭2nd】アニマル☆スター、熱く翔る!
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数々の仮装を目の当たりにした
曖浜 瑠樹
はそわそわとした様子を見せた。
「オレもアニマルスターになりたいんだよぉ。でも、どうしたら」
ポケットに手を突っ込む。背負っていた青色のリュックサックの中を探す。折り紙と鋏を取り出した。
「星を作るよぉ」
黄色い折り紙を挟みで星形に切っていく。完成した星はリュックサックの底の方にあった糊を使って胸元に貼り付けた。
両手を頭の横に付けて飛び跳ねる。
「お星さまうさぎだよぉー! ぴょんぴょんしてみんなを応援するよぉー!」
その姿を目にした
八神 修
は優しい目となる。直後に軽く頭を振って愛用のデジタルカメラを構えて生徒達の奮闘する姿を撮った。腕には新聞部の腕章を付けている。他の部員とは違い、部長と明記されていた。
その活動は幅広い。記録としての役割も果たす。白猫組や黒猫組の点数の競り合いを反映した得点ボードを写真に収めた。観客の応援する姿は競技の熱さを物語る。修の目にも熱が籠って最高の瞬間を何度も撮った。
今日は夏を思い出したかのように空が青い。体育祭の熱気もあるのか。修は腰に取り付けたペットボトルを手に取り、乾き切った口内に流し込んだ。
次の出走者の用意で静かになっていた観客が俄かに沸き始める。
修はデジタルカメラを素早く構えてスタートラインに並んだ生徒達を写した。その手を急に止めて観客の一人となった。
「あおい、頑張れ! 具体的に言えば腕の振りと太腿を上げることに意識すればいい!」
他の観客も大きな声援を送る。
数秒の静けさの中、スタートを告げる発砲音が鳴った。
七夜 あおい
は低い姿勢で飛び出した。すぐには顔を上げず、懸命に腕を振る。ツインテールが激しい風に見舞われた。
その姿を修はカメラに収めた。ゴール直前の姿は連写で撮った。
「あおい、良かったよ!」
修は一際、大きい声で健闘を讃えた。あおいは息を整えると笑顔で走ってきた。
「お疲れ様」
「修君の声、ちゃんと聞こえたよ」
「そうなんだ」
修は照れを含んだ笑みとなった。あおいは少し唇を尖らせて顔を寄せる。
「スタート直前のアドバイスだからびっくりしたよ。修君らしいけどね」
あおいはコロッと表情を変えて笑った。ごめん、と小声で謝ってデジタルカメラの映像を見せる。
「あおいの輝きはちゃんと収めたよ」
「あ、これは先頭と張り合ってるところだね。ゴールした時も綺麗に撮れてる」
「きっと被写体が良いからだよ」
「またまたー。それと私のアップだから一位みたいに見えるね」
あおいは笑って指摘した。
「価値のある二位だよ。相手は陸上部だからね。そろそろ俺の出番のようだ」
「じゃあ、今度は私が修君の姿を撮ってあげるよ。だから頑張ってね。組は違うけど」
「足は速い方ではないけど、頑張るよ」
「前向きな姿勢が大切だよ」
あおいに励まされた修は、そうだね、と弱気を吹き飛ばすような笑みを見せた。デジタルカメラを渡すとスタートラインに走って向かう。
左端に立った修はゴールを見据えた。その場で腕を九十度の角度に曲げて振る。左右の太腿を大きく引き上げた。感覚を身体に覚えさせて、尚且つ走るイメージを高めていく。
スターターの合図で修はクラウチングスタートの姿勢を取った。呼吸を一定に保ち、瞬間の時を待つ。
乾いた発砲音を聞いた。
身体が滑らかに動く。大きな腕の振りに連動して脚が前に出る。頭はしっかりと固定されていて程良く肩の力が抜けていた。
一点のゴールを目指して修は全力で走った。
荒い息のまま、修はあおいの元に戻ってきた。労いの言葉のあと、デジタルカメラの写真を笑顔で見せられた。
ゴールを果たして軽く流した姿が映されていた。表情は達成感に満たされ、本人が気恥ずかしくなる出来栄えであった。
「あおい、ありがとう」
それ以上の言葉は出て来なかった。
修が余韻に浸っている間に
恵御納 夏朝
の百メートル走が始まった。仮装した状態で奮闘したものの、借り物競争と応援の疲労が足を引っ張って五位に終わる。他の新聞部員が写真を撮って記事の概要をメモ帳に書き込むのだった。
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担当ゲームマスター
黒羽カラス
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
5人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
スポーツ
定員
1000人
参加キャラクター数
21人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年08月03日
参加申し込みの期限
2019年08月10日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年08月10日 11時00分
参加キャラクター一覧
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