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【体育祭2nd】学科対抗リレー~あなたはどうしてロミオなの~
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第二走者としての務めを終えた
七夜 あおい
は、ロミオの衣装に着替えてきた。
トレードマークであるツインテールを下ろして、ローポニーをねじりふんわりと崩し控えめなリボンを添えて。
青い詰め襟の騎士服でキリリとした様子は、普段とは雰囲気が異なっていた。
「彰尋くん、おまたせ! 近くで見ると、彰尋くんのジュリエット可愛いね」
彰尋もまた、赤のドレス姿であることを抜いても雰囲気が異なっている。
それもそのはず、クラスメイトから「ジュリエットをやるなら」と囃し立てられ、ロングストレートのウィッグを押し付けられたのだ。
これも役作りの一部だと思えばなんてことはないし、髪のアレンジも妹にねだられてたまにやるのでできなくはない。が、せっかくなのでロングを活かそうとコテで巻いてゆるリッチウェーブに仕上げた。
初めてお互いの衣装を見て、感想もたくさんあるのだけれど、スタートまで時間はない。
「あおいさん、本当にロミオで大丈夫? その、ろっこんのことは知っているけど……」
「もし、その力が無かったら、私はジュリエットにしかなれないのかな?」
「責めてるように聞こえたならごめん。ただ、今回のリレーは相当きついものになると思って確認したかったんだ」
あおいは「わかってるよ」と苦笑しながら、彰尋の前に跪く。それは本当に騎士のように自然で、演劇の心得がある彰尋も呆気にとられる。
「私は、どうしてって嘆くだけのジュリエットでいたくないの。できなくっても、もしかしたらって思うから……一緒に、挑戦してくれませんか」
「あおいさんがそうと決めたなら、俺は協力するよ! 万が一のときは無茶しないって、約束してくれるなら、それで……っ!」
心配していることさえ伝わればよかったのに。慌てる彰尋をよそに、あおいはクスクスと笑っている。
「ありがとうっ! どうせならどっちもやりたいなと思って、カッコイイ仕草練習しちゃった」
屈託なく笑うあおいは、いつもの様子で――演技か本気かわからない彼女の言葉が、彰尋の鼓動を早くさせた。
「よーし、ロミオたー坊発進! ハイヨーたー坊!」
脳天気というか、祭り好きなだけなのか。妙に癪に障る合いの手を入れる兄、
志波 武道
をイラッとしながら背中に担ぐのは、
志波 拓郎
だ。
上位をキープしながらも武道の元へ辿り着いたのは、兄弟の仲睦まじさから――と思いたいが、上機嫌の武道と打って変わって、拓郎の眉間には深く皺が刻まれている。
(……指示が的確で、分かりやすいのが…………逆にムカつくっ!)
ギリッと歯を食いしばる拓郎の様子を、彼に見えてないことをいいことに静かに笑う武道は、さすが兄といった余裕なのか。茶化した声音で弟いじりを続けながらも、視線は冷静に周囲に向けられている。
「あー、他の子が近づいてるから……左に3歩分ずれてくれ」
「……わかった」
合流までは1位だった、
神野 美野梨
と
ブリジット・アーチャー
が直線で抜かれるも、なんとか2位で食い止めながら拓郎たちを追い上げる。
ここは、パンの数があるうちに食べてしまったほうが得策か、それとも相手の出方を見るか武道は迷う。
「パン近づいたから一度止まって!」
言われて足を止めれば、確かにいい香りが漂ってくる。それはきっと食べ慣れた購買のパンのはずなのに、視覚を制御されている分、とても芳しいものに思えた。
それを、配役の都合とはいえ、口にできないのは悔しい。
(……いっそネタ枠のパン食べてしまえ)
「うーん、食べやすそうなのはあれかな? もう左に2歩、お願い」
普段は弁当で事足りることも多く、購買パンをあまり口にしない武道にとって、パンは食べやすさを基準に選ぶ他ない。あまり大きすぎず、ボロボロとしそうでもなく、手頃な所は隣のコースのパンだ。
同じ物を狙ってないか、もう一度振り返る。どうやら彼女たちは、ハズレを見極めるために少し離れた場所でパンを分析しているようだ。
「よっし、今のうちにパン取っちゃうか! たー坊背が高いから助かるー、そのまま動かないで……なっと!」
こうして先陣をきった武道だが――彼にとってハズレが多いのだということに気づいたのは、パンに口をつけてからだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
浅野 悠希
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
スポーツ
定員
30人
参加キャラクター数
21人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年07月25日
参加申し込みの期限
2019年08月01日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年08月01日 11時00分
参加キャラクター一覧
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