this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
<零神探訪>ぬばたまの絶対零秘史(ブラック・ヒストリア)
<< もどる
1
2
3
4
5
…
25
つぎへ >>
●若きテオと時の祭殿
鈴島、時の祭殿。
天から落ちてきた白猫のらっかみ
ミラ
は、猫の手を広げてその名を呼んだ。
「
テオさま~!
」
人間だったら抱き着いた、と表現するのだろう。
石畳の上にいた三白眼の灰色猫にダイブ!
「なんだっ!?」
灰色猫が唖然と口を開けた刹那、白と灰色の猫は絡み合って転がった。
「一体なんだおまえはっ!?」
「そうでした! テオさまは私のことを知らないのですっ! 私は
未来のいいなずけ
ですわっ!」
「はぁぁ!?」
それからしばし、ミラを絶神の刺客と勘違いしたこの時代のテオと、ラブラブアピール激しいミラの間で喧々諤々やりとりがあったのだが省略させていただく。
「――で。お前はらっかみで、こいつらは味方だと、そういうわけか」
心なしか先ほどより毛並みの乱れたテオは、ぶすっとした三白眼で取り巻く妖たちを睨みつける。
「やだ、ほんと!? 1000年前のテオ!?」
こそこそ囁くのは猫又の姿の
ブリジット・アーチャー
。
人間サイズで耳と二股の尾が生えた二足歩行の猫になったブリジットはこの状況が愉快でたまらない。
まったく愛嬌のないおじさんの少年時代を見ているような感じ。
よく見知っているテオより毛並みは艶めいて若々しく見える。
不愛想なところは相変わらずだけれど、ふてぶてしさは3割減って感じだろうか。
「よろしくテオ。私のことは、ぶりきゃっと、と呼んでくれていいわ」
「ぷりきゃっと?」
不審そうな目で見上げるテオに、ブリジットは煮干しをひらひら。
「食べる?」
軽く放るとテオはすかさず空中でキャッチ。
「動きが若ーい! 可愛ーい!」
「む、そうだ! こんなことをしている場合じゃない。忙しいんだ」
「知ってる。ボクたち助けにきたんだ」
透き通る蜻蛉のような羽の生えた小さな妖精に姿を変えた
音海 なぎさ
がテオの周りをひらひらと飛ぶ。
ちいさくっても救護係の目印として青のコートと、メディカルバッグは健在だ。
(ここで遺跡の封印を成功させないと、これからとんでもないことが起こるから。ボクたちが見てきたあの歴史の断片が書き換わってしまうなら、ボクたちのもれいびとしての存在もきっと書き換わってしまうだろうから)
そのことを今のテオに伝えはしないけれど。
「絶神を封じたいんだボクたちも。必ず。だから」
「あー、わかったわかった」
テオは観念したように言って、自分を取り囲む妖たちを見回した。
すこし小首を傾げたのは、狐面に和傘を差した和装の幽霊となった
伏見 真
。
烏天狗姿の修と夏夜が、ミラの傍に降り立った。
修のペットの柴犬カーキーと、犬橇を引いていた犬たちもいる。
若きテオは、くい、と祭殿の方を顎でしゃくって指した。
「猫の手でも借りたいと思っていたところだ。月が天頂に昇るまでが正念場。コキ使うが覚悟しろよ!」
もちろん!
一同頷く。
こうなると、時間が惜しかった。
「現状と残っている作業、作業員の配置を教えてくれ。それから図面などがあったら見せてくれないか」
こういうことは修の十八番。
あっという間に作業の進捗と祭殿の封印の仕組みについての現状把握。
敵船団については先ほど空の上で視認した。
味方もいる。そう簡単に鈴島に近づけはしまい。まだ時間はあると踏む。
「絶神を月に封印する。そのための装置ということで間違いないな、テオ? 準備はまだかかるのか」
「もう少しだ。もし準備が整ったとしても、時間を稼ぎたい」
「何故だ」
「発動できるのは月が天頂に昇ったときだけだからだ。今宵、何としてもやり遂げなければいけない」
もしも、失敗したら。
歴史では成功したはずだ。しかし不確定要素によって万が一のことが起こったら。
夏夜は、神魂を食べることのできる不思議な牝牛のことを思いだした。
「どこかに
タマクライのミル
も?」
テオが良く知っているなという風に首を傾げる。
「あいつはもう封じた。隣の島にな」
そうか。鈴島の西側の勾玉型の島、いつか探検した
古代遺跡
。
ミルはすでにこの時代の島民たちによって封じられた時間軸なのだ。
クローネこそいるものの、ミルによって混乱が引き起こされる心配はないということか。
夏夜はほっとする思いしゃがみ込む。
レンズキャットのおはぎと犬たちが夏夜の周りに集まってくる。
「おはぎはテオと八神君の犬の近くで、君と祭殿と味方を護って」
修も犬たちに、ミラやテオを守るように含み聞かせた。
「みんな、頑張ってほしいんだよ」
フェアリーなぎさは可愛く握りこぶしを作り、ガンバのポーズで皆を鼓舞していたその頃――。
<< もどる
1
2
3
4
5
…
25
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
<零神探訪>ぬばたまの絶対零秘史(ブラック・ヒストリア)
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
前回シナリオ
<零神探訪>白の獄(ホワイト・プリズン)
シナリオタイプ(らっポ)
ゴールドシナリオ(200)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
バトル
神話・伝説
定員
17人
参加キャラクター数
17人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年07月19日
参加申し込みの期限
2019年07月26日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年07月26日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!