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<零神探訪>ぬばたまの絶対零秘史(ブラック・ヒストリア)
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●絶神・零神
庚が吼える!
鬼の身体能力、ろっこん、進化能力、暴走!
その相乗効果でまるで咆哮ひとつで大気が震えるような凄まじい効果を発揮する!
空を切り裂き、拳が吼える!
額の古傷がぴしりと裂け、血がにじむ。
腕の周りに大気が渦巻き、うねり、弾丸の空を裂くが如く、まっすぐに絶神の眉間を目掛け!
「オラアアアアアアァァッァ!!!!」
穿つ!!!
傾ぐ影。
確かな手ごたえ。
ダメージは、ある!
四十五度。
絶神の身体が後ろに仰け反る。
しかし、絶神は大きくその口を開け雲を吸い込む!
次の瞬間、その勢いのまま、庚を喰らうがごとく身体を前のめりにしならせる!
「如月君!」
梢の声が耳に届いた刹那、庚の視界は闇に覆われる。
飲み込まれた!
そう認識したのを最後に、意識が途切れる。
「如月!!!」
御剣 刀
は波の上を駆けた。<加速>! そして、暴走!
絶神の舟に取りつき、一気に乗船した
朝鳥 さゆる
もまた、ろっこんを暴走させる。
その手には銀に煌めく一振りのサーベル。
時の流れが、コマ送りになったかのような緩やかな刹那の中、刀とさゆるの視線が邂逅する。
すべきことは、互いに分かっていた。
二振りの刃が、空中で、同時に振るわれる。
刀は首を刎ねるように。
さゆるは胴を刎ねるように。
「あなたを無意味なものにしてあげるわ」
抜き払う!
そこに、
音海 なぎさ
が飛んできた。
「ボクの暴走の力も使って!」
なぎさは漆黒の絶神の口に突っ込んで、胎内に取り込まれた庚の角の青く輝くのを見つける。
その角に抱き着くように張り付いて、額の傷をよしよしと撫でる。
女の子の容姿で対象の怪我を治療すると自身の腕力がアップするろっこん、<オーバーヒーリング>。
貰った苺柄のペンに念じれば、ろっこんは暴走し、自分だけでなく自身以外の――庚の拳に力を与える。
「さんきゅ、これで戦えるぜ。俺ァ……許さねえんだよ、歴史を変えるようなことは、よ。過去ってのは覆すもんじゃねぇ、乗り越えるもんだ」
絶神の影が、裂ける!
「ッアアアアアアアア!!!!」
吼えたのは庚!
胎内から絶神を丸ごと切り裂くように、庚の拳が黒い影を突き抜けて!
現れる!
影から鬼の生まれ出るように!!
「絶神イィィィ!」
その大気の叫びは真上へうねり、厚く黒い雲に穴を穿ち明けた!
天に空いた孔から覗くは、月。
月光の真白き光が、一筋に、絶神を照らし上げる!
「――時は来た」
時の祭殿にて、灰色猫は鼻先をくんと月へ向ける。
「テオ様、今です」
寄り添うのは白き女神の如き猫神ミラ。
ブリジット・アーチャー
が狼煙を上げるがごとく、バッドを天へ真っ直ぐ突き上げる。
「さあみんな! 月へ絶神を封印しちゃって!!」
三つの塔から、赤、青、緑、三色の光が伸び、一つになって白い光の帯となる。
その光は天の月へとひたすらに向かい、天空のあるところまで行くと、まるで鏡で反射されるかのように反転して、絶神を白く包み上げる!
絶神はもがく。
さゆると刀にその身を裂かれ、庚によって身の内から砕かれ、それでも尚この世に留まろうともがく。
『この世界は間違っている』
『死など存在せぬ方がよいのだ』
『永遠こそ正義』
『フツウを守りたい、だと? そのようなものに、何の意味が?』
谺(こだま)のように幾重もの波となった絶神の心が、その場にいた者たちの精神を苛む。
「うっ、……ああ! いた、痛い!」
庚とともに絶神の胎内から飛び出していたなぎさは、思わず耳を塞いだ。
脳に響いてくる声に対して、身を守る術がない。
しかしそのときである。
もう一つの、凛と響く少女の声が、強く強く響き渡った。
「――それでも私は、今ある世界を守りたいの!」
それは、寝子島の岸辺から。
砂浜に経つのは、白き衣に身を纏った零神、ののこ!
くたくたになってその場にしゃがみこんでいるのは、
夜海霧 楓
である。
「へへ。してやったぜ、らっかみおろし!」
声援を送りながら一緒について来た霊体の
桜庭 円
とにゃー君もいる。
「ののこちゃん……じゃなかった、零神様、これが海だよ!」
――海をみたい。
その願いを叶えるべく、楓は回復しきっていない零神を担いで九夜山から海へ駆けおりてきたのである!
「夜海霧くん、零神ちゃんを運んで空を飛んであの光に突っ込めー!」
「何言ってんだ、今、こいつを背負って山を駆け下りてきたところなんだ、俺死にそうだろうが」
「だいじょーぶ! ボクのろっこん暴走させて運でなんとか、なるようにならーな!」
自発的に、危険度の高い行動を取ると発動する円の<ブレイブハート>。苺柄のリボンに念じる。暴走!
「いっくよー!!」
「は、ははは!」
呆れて逆に笑いがこみ上げる。
とことん、女運がないのかもしれない。
それかゴーイングマイウェイな女に振り回される運命なのか。
まあいい。
今の願いは、歴史通り月に絶神を封じて、さっさとお嬢のいる歴史の寝子島に戻ることだ。
それ以上でもそれ以下でもない。
そのためにやれというのなら。
「やったろうじゃないか」
零神ののこを抱き上げ、楓は鷲の翼を広げる。
「ボクももちろん行くよ!」
円もふわり、ののこに寄り添うように飛ぶ。
「師匠!」
ユチェンも気づいて飛んできて、並走ならぬ並飛した。
「ユチェン、お前は……危険だからついてくるな」
「イヤだ! 強くなるって決めたんだ。オレも、この戦いの行く末を見届ける力になりたい!」
ユチェンの意思に、ののこが強く頷く。
「ありがとう。どうなるかわからないけれど、みんなの気持ちが力になるよ。
私は、この世界が好き。いいことも悪いことも、同じように起こるいつもの日々。生きてるって実感できる他愛もない出来事。みんなが積み重ねてきた、この世界。それを守りたいんだ。
だから――もし同じように思う人がいたら、いっしょに想って。私には、それが、力になる!」
それを聞き、円がカラカラと笑った。
「そうだよ。我慢するより、やりたい事をやって後悔しないほうがきっと幸せさ!」
「まったく無謀なやつらばっかりだ。だが、そういうの……嫌いじゃねえ」
悪態をつきつつも楓のその口元は円につられて笑っている。
絶神を包む白い光の中へ、突っ込む――!!
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
前回シナリオ
<零神探訪>白の獄(ホワイト・プリズン)
シナリオタイプ(らっポ)
ゴールドシナリオ(200)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
バトル
神話・伝説
定員
17人
参加キャラクター数
17人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年07月19日
参加申し込みの期限
2019年07月26日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年07月26日 11時00分
参加キャラクター一覧
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