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<零神探訪>ぬばたまの絶対零秘史(ブラック・ヒストリア)
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●祭殿上空防衛戦・3
「二度目の正直!」
修が再び舟を高く持ち上げ、烏の群れのただ中に紛れてサキリの猛攻から身を守ろうとしていたクローネの真上から突き落とした。
サキリに気をとられていたクローネを今度こそ烏たちもろとも舟の中に捕らえる。
「なによこれ! 見えない! ちょっとあんたたち、騒いで突くのやめなさいよ!」
クローネは狼狽した烏たちと真っ暗な空中の檻の中。
「今だ!」
夏夜へ視線を飛ばす!
夏夜は応えて、四十九院先生から貰った苺を口に放り込み、ろっこんを暴走させた!
「僕から一定範囲の全てよ! めいっぱい、重くなれ!!!」
本来であれば、猫シールを貼った対象の重量を変化させる夏夜のろっこん<重く軽く>。
その力は今暴走し、猫シールの有無にかかわらず、夏夜周辺のすべてを巻き込む力となって半径数十メートルにいるすべてに作用していた。
烏の群れにも、修がクローネに被せた舟にも、である!
<重く軽く>で重くなったものたちは、落下のスピードを上る!
それは、力の中心地にいる夏夜自身も例外ではない。
夏夜は落ちる舟とともにキリキリ舞で落下しながら、剣を抜いた。
舟という函から脱出しようとする烏たちを阻止すべく握った剣はしかし、それを振るうことはなかった。
暴走ろっこんと、自然な重力に、クローネを含め舟の中の烏たちはなすが術なかったのである!
落ちた烏と舟と夏夜はまるで強力な磁石で引き合うかのように地面へ近づく!
「くっ!」
着地の瞬間はまるでスローモーションのように感じられた。夏夜は見えない手で押し付けられるような重みを我が身に感じながらも、力を振り絞って藍色の羽根を動かし、自らの身体が草地に落ちるよう位置を移動した。生い茂った草むらの中に包まれるように、小さな少女の身体は落下した。
こまかな花や草が衝撃でぱっと散る。
「クローネは! 烏たちは!?」
本当なら、泥濘の中に落としたかった。
進化能力で目一杯重くし「暫く埋まれ」とこれまでの様々な思いを重みともに感じさせてやりたかった。
しかし鈴島にはちょうどよい湿地がなかった。
烏たちが落ちた場所は、海と浜との境目。波打ち付ける、濡れた砂浜の上であった。
それでも、落ちた衝撃たるやかなりのダメージとなっている。
しかも波と砂にまみれた烏たちは、飛ぶことはおろか、立ち上がることも困難な様子であった。
「よくやったよ、恵御納!」
修が倒れたままの夏夜のところへ飛んできて、手を取りゆっくりと上半身を起こしてくれた。
「八神君……クローネは?」
「あそこさ」
修があごで指した先、浜辺にはひっくり返った舟。
舟の上にはさらに、石の板が幾重にも乗せられて、重しがしてある。
修が、祭殿の入り口を封鎖するのに岩を切り出した際にいっしょに作って、あらかじめ浜辺の砂浜に準備しておいた、あの巨大な皿のような岩板である。
「これで、クローネを隔離、捕縛完了だ!」
ひっくり返った舟の檻の中からはギャアギャアとクローネの喚く声が聞こえる。ごくごく微かにだが。
寝子暦1369年のクローネであれば誰かのろっこんを暴走させてなんとかしたのかもしれない。しかし、この時代の彼女には、まだその力はなく、自力での脱出は叶わないようだ。
「さすがのクローネも千年前はまだ青いようだな。あれでは指揮不能だろう。暫く大人しくして貰うよ」
修は、鼻の下を擦りようやく微笑む。
長時間のろっこん操作の疲労が、突然、身体にのしかかってきた。
夏夜も落下の衝撃からまだ立ち直っていない。
「少し休もう」
「そうだね……」
おーい、と青いコートを着たフェアリー=
音海 なぎさ
がふわふわと飛んでくる。
彼もまた、ののこの治療を終え、海での戦いの場に戻っていた。
小さなかわいらしい妖精さん。
オレンジ色の明るい髪と赤いメディカルバックが目に入るだけで、こんなに安堵するとは思わなかった。
すこし御厄介になることにしよう。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
前回シナリオ
<零神探訪>白の獄(ホワイト・プリズン)
シナリオタイプ(らっポ)
ゴールドシナリオ(200)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
バトル
神話・伝説
定員
17人
参加キャラクター数
17人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年07月19日
参加申し込みの期限
2019年07月26日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年07月26日 11時00分
参加キャラクター一覧
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