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<零神探訪>ぬばたまの絶対零秘史(ブラック・ヒストリア)
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●祭殿上空防衛戦・1
皆が各所で交戦をしている間。
八神 修
は作戦を進めていた。
島の端に行き、ミルフィーユのように層状になった巨大な岩を見つけると<分解>で、まるで岩のお皿のような何枚かの岩板を作り上げた。それを一枚ずつ進化能力で移動させ、一枚は祭殿入口を封じる岩戸として置いた。これで敵が上陸してきても、すんなり祭殿施設に突入とはいくまい。
残りは考えがあって、浜辺の砂浜に並べておく。
一方、三つの小塔と矩形の渦巻き型の回廊をもつ祭殿の内部では、技術者たちがテオの指示で、青、赤、緑、渦を巻く回廊の先にある三か所の小塔に絶神を封じるための装置を据え付け動作確認をするという最終工程を行っていた。神の力と知恵を借りた特殊な装置の設置には戸惑いも苦労も多い。
零神ののこがいた岩屋戸から戻った
伏見 真
は、壁をすり抜けられる幽体の身体を活かして、進捗や伝言を伝える伝達役を買って出た。
「おつかれさま。作業は順調?」
これは、作業にあたる者たちに大変感謝された。携帯電話のような便利な通信機器がないこの時代、距離のある祭殿内部を行ったり来たりしないで済むだけでも、たいへんな時短になる。タイムリミットが迫っている現状において、有難い事この上ないのである。
ゲームなどでも、情報共有は大事だったりするではないか。
(っていうか、情報が共有できると強いみたいな? 知らんけど)
慌てるでもなく。
怯えるでもなく。
ゆるゆるふわふわと漂う真の姿は、本来なら恐れられそうな幽霊という存在でありながら、祭殿で作業に当たる者たちにさり気のない安心感を与えていた。
「何か他の場所で作業している人に伝えることはあらへんかな?」
そういえばあの子が教えてくれたんだが、と作業に当たる技師の一人が、いっしょに作業に当たっている
恵御納 夏夜
を振り返る。
「この石はここに嵌めろって他の色の小塔で作業する奴らにも伝えてくれないか」
「了解」
真がふっと壁の中に吸い込まれるように姿を消す。情報を伝えに行ってくれたのだろう。
「ありがとう。……もうちょっと、みんなで、がんばろう」
夏夜は、未来――寝子暦1370年に訪れた『千年茨の遺跡』情報を踏まえてアドバイスをしていた。未来の知識が過去に影響を与える。不思議な感覚だが、それが、作業をスピードアップさせているのは間違いのない事であった。
そのときである。
ミラの声が脳内に響き渡る!
「クローネが烏全軍を時の祭殿に差し向けてきましたわっ! ブリジットさんやサキリさん、ユチェンさんたちが食い止めていますが、とても手が足りませんっ! ここで祭殿を守れなければ絶神を封じることは叶わなくなりますっ! みなさん、お願いします! 烏を撃退するため、手を貸してくださいっ!!!」
外にいた修は「もちろん」と答える。
夏夜も翼を広げ、修が一時的に開けた祭殿入口を封じる岩戸の隙間から外に飛び出す。
「よく考えたら、絶神陣営も祭殿を使えるかもしれない、よね……悪用されれば零神が封印されかねない」
真は屋根をすり抜けてふわり、外に出ると仲間たちに伝えた。
「僕は正直めっちゃ弱いから、応援するくらいしかでけへんかもしれへんけど……ああせやせや、もし音楽が聞こえてきたらなるべく建物に入るか、僕に寄らんようにね」
「了解だよ」
答えたのは
音海 なぎさ
。
非戦闘員である彼までもが、星球式鎚矛で烏に応戦している状況だ。
何匹かそれで頭をポカポカしたが、自分のサイズが小さくなっていることもあり、あまりダメージになっていないようだ。そこでなぎさは、ブランケットを振り回して、攪乱する作戦に切り替えた。
(ボクの腕力なんて、たかが知れているからね。ろっこんが発動できていればともかく、素は普通の女子なみかそれよりちょっと強い程度なのは自覚してる。だから、ボクはボクに出来ることをする)
覆されたほうが幸せなのかと思ったりするけど、今は今を護る、と心に決める。
声を張って、仲間たちに呼びかける。
「みんな生きて帰ろう。それがどんな世界だとしても」
「もちろん。何としても死守する……!」
夏夜はなぎさの声に応じて、ぎり、と奥歯を強く噛む。
黒い群れが近づいてくる。神の黒い手がぐんと伸びるように。
クローネの高笑いが聞こえる。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
前回シナリオ
<零神探訪>白の獄(ホワイト・プリズン)
シナリオタイプ(らっポ)
ゴールドシナリオ(200)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
バトル
神話・伝説
定員
17人
参加キャラクター数
17人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年07月19日
参加申し込みの期限
2019年07月26日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年07月26日 11時00分
参加キャラクター一覧
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